未来世紀、至天遊雲

ワダツミ@教団レンジャー/やと @gcyato

【公開情報】 #未来世紀自己紹介 名前：アオラニ・スプートニク 所属：帝国 クラス：コマンダー 21歳女性、軍人。事あるごとにスプートニク家の人間であることを主張する。忠誠心は高くカリスマ性や実力はあるが血縁主義で、相手によっては露骨に高飛車な態度をとる。 個人タグ： #雲は新天をゆく

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#雲は新天をゆく 【非公開情報】 アオラニ・メリア・スプートニク。実際に皇帝の親戚である。もっともあまりに遠縁で皇帝や側近に認識されているかは不明。母親は「尖った耳の異星人」で外見にその特徴を引き継ぐメリア家の人間。

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#雲は新天をゆく 母型の種族のもつ特殊能力を継承しており、彼女の場合は他者(人間かどうかは問わない)の記憶を少しだけ書き換えることができる。本人はそれを「アルタ(改竄)」と呼ぶ。 純血ほど特殊能力が強力でないため、部下のメカニックに協力してもらうことでアルタの速度や精度を高めている。

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#雲は新天をゆく 光線銃、ビームレイピアを護身用に所持しているが実戦では役に立たない模様。 余談だが、部下のメカニックはメリア家の本家筋が養子として引き取った後継ぎ。 pic.twitter.com/VzqcZLvdPc

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#雲は新天をゆく おまえはスプートニク家の人間なのだから、ちゃんとしなきゃだめだよ。 そう言われ続けてきた。 皇帝の親戚なのだから、と。物心ついたときから言われ続けてきた。

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#雲は新天をゆく だからこうなった――というわけでは、ないと思う。 たぶん違う。 年齢の割に、良く言えば高潔、悪く言えば尊大な態度なのは、むしろ彼女が皇帝の血縁者でありながら、競争の激しい環境に置かれてきたからだろう。

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#雲は新天をゆく 「ああもう、鈍い」 部下から書類を奪い取る。 「分からないなら聞け。ここと、ここを見て、ここにチェックを入れろ。私のサインが必要な書類はこっちに置け」 指導しているのか罵っているのか分からない言い様だが、これでも一応、軍事や警察に携わる仕事をしている指揮官だ。

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#雲は新天をゆく 特に若い新入りは、彼女の名と、この圧倒するような雰囲気に萎縮してしまいそうなものだが、彼らが密かにマゾヒストなのか、それともこれも彼女のカリスマであるのか。とまあ、理由はともかく、組織自体は円滑に動いていた。

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#雲は新天をゆく 権利書。事件捜査の計画書。そういったものの最終チェックを済ませると、端末に直接呼び出しが入る。 「……スプートニクの人間を呼びだそうだなんて、いい度胸してるじゃないか」 どうやら、他の部署でスパイを捕らえたようだ。苛立ちを隠さぬまま女は立ち上がる。