エドワード・ルトワックの戦略論

大戦略はわからん
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あきらめた @6123Gomibako

これまで一つずつ段階を踏んで上昇しながら戦略のレベルを検討してきたが、水平的な側面――それぞれ独立したレベルにおける作用と反作用の満ち引き――については無視してきた。これは現実を単純化するだけでなく、実際には歪めていることになる。#エドワード・ルトワックの戦略論

2018-02-10 08:51:35
あきらめた @6123Gomibako

戦域レベルにおける戦略の論理は、軍事力を領土に結びつけるため、その大部分を視覚的に理解できる。軍とその動きを鳥瞰、あるいは衛星の視点とでもいうべき観点から分析するのである。#エドワード・ルトワックの戦略論

2018-02-10 09:05:34
あきらめた @6123Gomibako

戦域レベルにおける戦略の論理は、敵対する軍の相互作用を空間で左右するものの、軍事的重要性を有する要素しか含んでいない。それらの要素は、前線の長さ、地形の障害としての価値、領土の縦深、アクセスや移動のあらゆる特徴などである。#エドワード・ルトワックの戦略論

2018-02-10 09:10:12
あきらめた @6123Gomibako

ゲリラ(スペイン語の「小さな戦争〈guerrilla〉」に由来する)は、領土の維持を目的としない小部隊による戦闘のことであるが、最強の軍を含むいかなる主体でも活用し得る戦術の一つでもある。#エドワード・ルトワックの戦略論

2018-02-10 09:40:38
あきらめた @6123Gomibako

彼の歴史解釈によれば、シー・パワーこそが国家盛衰の決定要因であった。実際に、マハンは「シー・パワー」という用語を二つの意味で用いており、#エドワード・ルトワックの戦略論

2018-02-10 10:19:19
あきらめた @6123Gomibako

それは① 海上における支配的な軍事力(「敵艦を海上から排除し逃亡船としてしか航行できないようにする」)、② より広い意味で、海洋での努力を通じて確保できる、交易、輸送、植民地、市場へのアクセスといったすべての利益を意味している。#エドワード・ルトワックの戦略論

2018-02-10 10:21:05
あきらめた @6123Gomibako

武力誘導は強さを持つ者に備わっているものである。武力行使を恐れる敵国や、武力による支援を求める国家から何らかの反応を引き出す武力行使があってこそ可能なものだ。#エドワード・ルトワックの戦略論

2018-02-10 16:23:05