東映本社系ロボットアニメを語りたい

レザリオンのスパクロ参戦をきっかけにコン・バトラー~レザリオンまでの東映本社系ロボットアニメ9作についてあれこれ書いていく予定です。
8
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

この辺りの事情だが、以前世界各国へ共闘を呼び掛けるも名乗りを上げず、やっとの事で出撃したガルガンチュワだが、有効な兵器を持っていないとの弱点がある為今まで出撃を見合わせていた背景があり、実際最期はピカデリー博士ごと刺し違えて敵を道連れにしてしまった訳で……

2018-02-14 23:11:34
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

その後ガルガンチュワ二世を作るとの決意はあったものの、その後の動きがないことから多分そこで世界各国がキャンベル星人に対抗できるロボットを開発する事は厳しいと悟り、南原コネクション主導でコン・バトラーVの量産化計画を始め、その関係で予算を増やす必要があったのではと思う

2018-02-14 23:13:00
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

この主役ロボットの量産化計画だが、鉄人28号の時点で敵側が量産型のコピーを作るネタがあった訳だが、主人公側主導で量産化計画が行われようとした描写は多分ロボットアニメ初の試みだったのではと(ゴーダムで兄弟機開発エピソードをどう捉えるかにもよるが)思う。世界各国への侵略には数で

2018-02-14 23:14:43
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

対抗しなければ……といった所かもしれない。ただその話でバトルジェット2号機がパイロットごと特攻してしまったのと、残り尺やゲストネタの事情からかその量産化計画も多分頓挫してしまったと見た方が良いかもしれない。東映本社系ではその後ダイラガーで量産化のネタがあったものの

2018-02-14 23:16:04
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

そちらも性能に難があるとの事で挫折に終わっている。かくして全作ともヒーローロボットは最後までワンオフタイプのスタンスが貫かれた事になるのかもしれない。実質孤立無援のようなコン・バトラーVの戦いは最後まで続いた。更に最終決戦でも四ツ谷博士が世界各国の科学者に対キャンベル星人用の

2018-02-14 23:17:59
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

有効兵器開発に協力を呼び掛けるも、世界各国が互いの機密が漏えいする事を恐れて縄張り意識から抜け出すことができなかった。一応パリが標的にされた際にパリの科学者が慌てて秘密兵器を出すものの、その秘密兵器で破壊したマグマ獣は囮だったといった嘲笑うようなオチで終わっており

2018-02-14 23:19:54
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

コン・バトラーがなんとか最後のマグマ獣を破壊するまでは至ったものの、ジャネラの切り札アースボムを止める事は出来なかった……実際はキャンベル星の平和主義者ゼウスによってアースボムは消滅して、画面に描かれていない所でキャンベル星人の革命が起こったことでジャネラ一派の勢力が壊滅したと

2018-02-14 23:22:11
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

この最終回は賛否両論っぽいが……本編で何度も世界の人々が結束してキャンベル星人の侵略に立ち向かわなければと呼びかけるも、最初から最後まで世界の人々が結束する事はなくコン・バトラーにほぼまかせっきりだった(仮面舞踏会のような例外もごく稀にあった)事を考えると、なんともいえないかもと

2018-02-14 23:23:53
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

そんな感じでコン・バトラーVはヒーローロボットとして、世界規模の侵略に対して結束して立ち上がらない人々に代わってほぼ孤立無援で戦っていたのではないかと思う。この辺りの風刺性は当時ちょっと珍しかったかもしれない。そしてボルテスⅤになるとケロットポジのメカもいない訳で……

2018-02-14 23:26:04
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

ここからボルテスⅤのメカニック背景などとかを書いていきたい。ボルテスⅤでも世界各国の団結を呼びかける話はあったのだが、それは1クール終盤のボルテス合体不能状態となった際に世界各国が立ちあがって獣士と戦うエピソードが最初で最後となる。この辺りはボルテスは確かにボアザンに立ち向かう

2018-02-14 23:27:57
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

唯一のロボットだったが、南原コネクションと異なりビッグファルコンは健一達ボルテスチーム以外にも正規の訓練を受けた数百人くらいの隊員がいる点が異なる所だと思う。一応ビッグファルコンの防衛を担当したり白兵戦をこなしたりとするモブが結構多いと……最もモブは隊員司令官不在だと

2018-02-14 23:29:55
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

まともにボルテスのサポートができないわ、持ち場を離れて逃げ出すわと正直実力としてはかなり胡散臭いのだが……。ただボルテス以降秘密基地には モブとはいえ有事に備えた戦闘隊員が配備されている例はダイモスでもみられる(そちらは一応鬼頭隊長というサブレギュラーがいる)のだが

2018-02-14 23:32:06
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

この辺りはボルテス以降基地が宇宙戦艦として浮上し、敵陣へ乗り込んで戦う終盤の展開も見られるようになってくる。その辺りはヤマトの影響とかもひょっとしたらあったのかもしれないが、モブでも大所帯のクルーが宇宙戦艦にもなる基地を運用する方針へシフトしたのかもしれない

2018-02-14 23:33:37
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

そんでもって、ボルテス自体の背景とかも書いていきたいと思う。ボルテスはコンV、ダイモスと比べると分かるのだが、中盤でのパワーアップイベントは超電磁ボールが追加されただけで、それによる超電磁ボールVの字切りが後半の必殺技として定着する訳だが。

2018-02-14 23:35:21
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

それと別の使用頻度の高いサブウェポンは一切追加されなかった。コンVでいえばツインランサーやVレーザー、ダイモスでいえばダブルシャフト辺りがしっくりくるかもしれない。また超電磁ボールはボアザン側のダンゲ将軍がビッグファルコンへ提供した装置によるもので、つまり地球側の技術ではなく

2018-02-14 23:36:47
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

ボアザン側の技術でボルテスはパワーアップした事になる。合体の為の超電磁発生装置の強化(ウルトラマグコン)は浜口博士の手によるものだったが、超電磁ボールや終盤でワープ航行装置が追加されるのも、ボアザン側が開発したソーラーバードの技術によるものと

2018-02-14 23:38:54
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

ボアザン側の協力者によるパワーアップが目立つ。異星の技術でパワーアップするロボットの描写はこれがおそらく最初かもしれない。考えてみればボルテスⅤはそもそもボアザンの人間だった剛博士が開発したものであり、浜口博士や光代などの地球人科学者が協力していたものの

2018-02-14 23:40:55
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

メインの設計などを担当した剛博士が既に行方不明だった事で、地球側の技術ではボルテスの改良は困難だったのではないかと。ある意味剛博士の技術レベルが高すぎた事と、スペックを突き詰めすぎた結果ボルテスは発展性が考慮されていなかったのではないかとも思わなくもない(笑)

2018-02-14 23:43:49
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

また浜口博士が一応協力していたからこそ、ウルトラマグコンを開発してボルテスの弱点を解消するだけの腕があったのだと思う。光代母さんもそうだが浜口博士も特攻して戦死。彼の弟子左門寺博士が後を継いだもののボルテスの改良発展のノウハウを浜口博士が彼に伝授していなかった、または

2018-02-14 23:45:46
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

伝授する前に特攻してしまった事が、その後のボルテスのパワーアップが困難なものになってしまったのではないだろうか……似たような異星の技術ではダルタニアスが当てはまるが、そちらは開発したアール博士が健在だった事からまだパワーアップすることが容易だったのかもしれない。

2018-02-14 23:47:59
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

もう時間も過ぎているので今日はここまで。明日はダイモス、ダルタニアス関係を触れられたら良いと思う

2018-02-14 23:48:40
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

さて、東映本社系ロボットアニメを語りたい第3回目。予定より1日遅れたが始めたい。30分ほどのお付き合いを。今回最初はコン・バトラーVに話を戻したい。ボルテスが剛博士の設計レベルが高すぎたこと、ノウハウを受け継いだ人物が不在だったことで発展性がなかったのではないか?との事を

2018-02-20 23:08:40
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

触れたが、コン・バトラーVは逆に当時のロボットアニメの中でも発展性の高い機体というか、そこまで開発技術のハードルが高くなかった機体ではないかと思う。この辺りはコン・バトラーVは超電磁エネルギーの設定はあれど装甲はサーメットという現実でも使用されている金属が使われている

2018-02-20 23:11:24
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

それだからコン・バトラーVは結構傷だらけになっていたのでは?との突込みはさておいて、当時のロボットアニメで現実的な金属が装甲に用いられた例は珍しい(ただ本編でそのような言及はなく設定のみ)そんでもって超電磁ヨーヨーは相手の溶解液に対抗するために、α鋼というサーメットよりおそらく

2018-02-20 23:13:33
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

強度の高い金属を使用している。そのα鋼は少量しか見つからなかった為全身のコーティング案は断念され、代わりに超電磁ヨーヨーが生まれた経緯だが、その気になればコン・バトラーVより装甲で優れた機体を開発することがその世界では可能だったのでは?と思わなくもない。

2018-02-20 23:14:44