幼女アイドル文化をどう英語で説明するか

uroak_miku @Uroak_Miku

また欧米系メディアが日本の女子アイドル文化を幼児ポルノの文脈で解釈にかかってましたが、この国の女子アイドル消費はむしろ幼児ポルノ「ごっこ」なんだよときちんと理論化して説明する努力を私たちが怠ってきたことのツケと見たいところ。「小学生は最高だぜ！」をネタとして楽しむ感性を言語化せよ

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児童ポルノまがいのエロまんが同人誌をBBCが取り上げて「これはひどい！」と非難していたけど、あれって児童ポルノ規制法の強化改正への嫌味＆批評として作られたものなんですよ。「これって児童ポルノなのかなー？」と。アートには批評というテーマがあるのにBBCはそれが読み取れなかったのです。

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日本のポップカルチャーに９０年代後半からおたく文化の血が混じりだした。おたく文化はおとなと子どもの境目を漂うのが特徴で、思春期の性衝動や暴力衝動がどうしても色濃くモチーフとして紛れ込む。しかしポップカルチャーとして昇華されていくうちに、性衝動がモチーフからネタに変わっていった。

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「おっぱい！おっぱい！」とか「小学生は最高だぜ！」とかＢＬごっことか、露悪ごっこをみんなでいっせいにすることでむしろ浄化（というか中和）している。ここがわからないゆえに「腐海の森を焼き払え」論が台頭するわけです日本国外の一部メディアで。

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昔のラジオ深夜放送で男の子たちがやたら下ネタはがきを投稿してはＤＪが面白おかしく読み上げていたでしょ。みなでいっしょにきわどいことをしてるんだぜ的な共同体感覚が楽しかったわけです女の子にとっても。男の子たちの猥談をふすま越しに聴いてるような感覚。

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ああいう感性がおたく文化に合流して、やがてポップカルチャー化して旧来のアイドル文化と混交した末に今の幼女アイドル文化に至った、とみますね。

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こう反論してやればいいんだけど、英語できないからできない。できるひとはいてもある特定の分野しか詳しくないからトータルで日本のポップカルチャーを語ることができず、表現の自由論を振りかざすため、欧米メディアからかえってうさんくさがられる。

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こういうディスコミュニケーションが構造化されてしまっていて、取材する側もされる側も苛立つわけです。そこを力で踏み破ろうとすると最終的には相手の利権叩きに落ち着いてしまう。「捕鯨反対論者は利権でああやってるんだ」「捕鯨賛成派は水産庁からの利権でああやってるんだ」等の不毛な水かけ論。

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私は天才だからこのくらいはそんなに苦労しないでも洞察できるし英語で論じられるのだけど、同クラスかそれ以上の知性がこの国にあと何人いるのかというと、心もとない。