- deathmetalland
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今日がお誕生日って人はいるかな?ハッピバースディ(C) トゥーユー(G) ハッピバースディ(G) トゥーユー(C) ハッピバースディdear(C) XXX~~(#Fm7-5) ...................ハッピ バースディ(F) トゥ(G) you!(C) 8888
2011-04-06 00:04:54さて、このあまりにも有名な「ハッピーバースディ・トゥ・ユー」のコード進行だが、掘り下げてみるとなかなか面白い。今日はそんな事をつぶやこうと思う。
2011-04-06 00:05:36まず、キーは何だろうか? 普通に考えるとCからスタートしてるし、Gは緊張感のあるドミナントの響きだし、key=Cが妥当なところだろう。でも前半に登場するのはC,G,#Fm7-5…
2011-04-06 00:09:07メロディラインを追ってみてもkey=Cとkey=Gの唯一の違いである (F or #F) を一切使わず、避けるようにして歌われている。そう、key=Cかkey=Gかをわざと曖昧にさせているかのように。
2011-04-06 00:11:06keyはC?それともG?って迷っているうちに登場する ♯Fm7-5 が鳴るとダメ押しの混乱が訪れる。「key=Am(メロディック)の代理か?」「key=Gのダイアトニック七度か?」どっちだ…!?どっちだどっちだどっちだ?!?!もはや聴衆が正確な判断をする事は不可能だろう。
2011-04-06 00:15:08この 「dear XXX~... 」の部分で人間の聴覚の自然とキーを探しに行ってしまう本能を狂わせて、不安定な和音も加わり、なんとも早く解決したい気持ちにさせる。この部分を引っ張られると、とってもウズウズするよね。
2011-04-06 00:18:04最後の ハッピ バースディ(F) トゥ(G) you!(C) で「ふぅ…やっぱkey=Cだよな…よかった…」と、凄まじい困難を乗り越えた後に味わう安心感でシメる。なんとも戦略的なコード進行だからこそ今の時代にまで受け継がれてきた歌なのではないかと私sunshowerは考える。
2011-04-06 00:21:50「わざとkey=Cかkey=Gかを狂わせてる?それって偶然じゃん」って意見もあるだろう。確かに偶然かもしれない。しかし、「dear xxx~」から次の「happy~」の切り替わりで初めてメロディラインにFが登場する。解決の為にkey=Cという正解を発表した瞬間のように思える。
2011-04-06 00:33:10