富士山すべり台解説まとめ #富士山すべり台
中村区の鴨付公園です。二瀬公園と同じ昭和52年製で、こちらは大型のプレイマウントA、紅白の色分けや整然と並んだ玉石が清潔感を感じさせてくれます。 pic.twitter.com/NeHVbcJ7ld
2018-02-17 01:37:21名古屋市中村区の荒輪井荘です。コンパクトな中にさまざまな住棟を並べた味のある団地、V字型ツインコリダーと呼ばれる珍しい建物もあります。小さな児童遊園にある小さな富士山は昭和56年建造。子供たちの姿もなくひっそりと佇んでいます。 1枚目 名古屋市都市計画情報提供サービス 1978.05.03 pic.twitter.com/yMnfgTn8xF
2018-02-18 17:01:33近鉄烏森駅から200mくらい北西にある中村区の柳公園です。隣の八幡社とあわせて緑豊かで清潔感のある空間が保たれています。ここのプレイマウントは大型のAのほうですが、シュッとした細身のシルエットが特徴。山頂付近が結構な急勾配になっていて、登頂は恐怖感との闘いです。昭和47年製。 pic.twitter.com/OIMqkQl1nR
2018-02-18 17:47:34中村区並木第一公園にある大型のプレイマウントAです。昭和47年製でありながら傷みが少なく美しい姿をしています。補修も丁寧で、玉石の周りをコンクリートでドーナツ状に盛る補強のしかたは一見の価値あり。玉石があたかも日本庭園の庭石のように見えてくる、そんな職人の手わざが光ります。 pic.twitter.com/pVPpAZQeOm
2018-02-18 19:19:50ここから中川区に入ります。横井山緑地から庄内川を越えた対岸にある郷内公園です。昭和62年製のプレイマウントB、名古屋市ではこれが昭和で最後に造られた富士山すべり台となりました。空中写真では建造中らしき姿が見えます。 4枚目 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス 1987.10.18 pic.twitter.com/nvmcUmQR46
2018-02-19 18:53:40こちらは郷内公園とほぼ同期の中川区木藪公園です。開園が昭和62年4月なんで建造はもう少し前ですね。小型のプレイマウントBです。白と黄色のこのパターンは他にはない個性的なもの。それほど古くなく状態も良いので、長く残るといいなあと思います。 pic.twitter.com/0lKBhOivvV
2018-02-19 19:50:52これが名古屋市では最も西にあるプレイマウント、中川区の松若公園です。最寄り駅は関西本線の春田駅。電車からも見えるかな?昭和57年製の小型でピンク色、これといって特徴はないけれど、まぁ状態は良さそうですね、玉石の欠落以外は。周囲が町工場に囲まれて子供の遊び場に向いてないのが残念。 pic.twitter.com/7HwF6KtLae
2018-02-19 20:06:01@hirogotocafe ちなみに18年前はこんな感じでした 2000.12.10 松若公園 pic.twitter.com/BFgGALZTe5
2018-02-19 20:35:55松若公園と同期、昭和57年製の中川区外浦公園です。ここも小型のプレイマウントB、以前は水色に冠雪だったのがすっかり色落ちしています。そして昔はここから近鉄電車がよく見えたなぁ……今では県道29号線の開通でロードサイト店舗が増えて風景が一変しました。 2015.08.18 4枚目は 2000.12.10 pic.twitter.com/rsMUEbO9Um
2018-02-19 21:02:52近鉄八田駅の近く、中川区の柳森公園にある小型プレイマウント。元々どんな色だったのでしょうか、他にはないあずき色をしています。冠雪の不規則なギザギザにもセンスを感じるところ。そしてスパっと平らな山頂など、見どころいっぱいの秀麗な富士山です。 pic.twitter.com/3Ym0vlvbpi
2018-02-19 23:54:54中川区の船入公園。昭和52年製のたいへん個性的なプレイマウントです。白、グレー、ピンクの三色旗のような配色、納期や予算など制約の多いなかこれだけのチャレンジは見事です。しかも丁寧な仕上がり!雪景色の富士山に梅や桜が咲いたような晴れやかな雰囲気が気持ちいいですね。 pic.twitter.com/zbPxNXJShn
2018-02-20 08:44:49前掲の船入公園とはご近所&同期の中川区丸池公園です。昭和53年頃の製作でこちらは大型。現在では白く見えますが、船入公園のような三層の色モルタルの質感の違いが確認できます。かつてはカラフルだったのではないか、と推測ますがいかがでしょう? pic.twitter.com/DskvEIMF24
2018-02-21 07:49:25中川区の中島中央公園、昭和55年製で大型のプレイマウントAです。山頂の玉石の処理に特徴がありますね。登り面の玉石が山頂中央の一つの石に向かって収束している、そのために選ばれた黒くてカッコいい石。あるいはこれを噴火口の溶岩ドームに見立てるか。この石あってのデザイン。 pic.twitter.com/oTqpWUo34O
2018-02-21 09:10:26名古屋市中川区、荒越公園です。以前は新幹線からも見えたのですが、防音壁が高くなってから気づきにくくなってしまいました。昭和47年製の大型プレイマウントで、水色の山体に白い冠雪のいかにも富士山らしい姿。そしてラダー(雲梯)が併設されていました。 pic.twitter.com/gzqlCrfuh0
2018-02-22 01:25:10荒越公園の富士山すべり台はラダー併設型プレイマウントの最後の生き残りでしたが、2017年の秋、ついにラダー部分が撤去されました。使用期間45年は鉄製遊具としてはかなりの高寿命です。比較写真を貼っておきます。左が2017.03.13 右が2018.02.19です。 pic.twitter.com/FqKbNBpNJW
2018-02-22 01:36:39それでは在りし日の荒越公園のラダーを見てみましょう。 pic.twitter.com/gStz8DV6N3
2018-02-22 01:59:35こちらは中川区の昭和橋公園。昭和48年の航空写真に初出で、ここも以前はラダー併設だったようです。前掲の荒越公園とはご近所&同期、山の形や冠雪のデザインなどに共通点が見出されるため、両者は同じ会社が続けて手掛けたもの、と推測しています。背景に桜がきれいに映えるので春におすすめです。 pic.twitter.com/5qQkTXEGae
2018-02-22 08:27:39名古屋市港区にある本宮公園です。よく手入れされた緑の広場に、大きなグレーのプレイマウントが風景に溶け込んでいます。もともと本宮公園には昭和40年頃から石の山が置かれていたのですが、昭和53年頃の造園工事に伴って石の山を撤去、代わりにこのプレイマウントが造られました。 pic.twitter.com/h27uUerURR
2018-02-22 23:10:21名古屋市港区の泰明南荘。小型のプレイマウントですが、裾野の広がり感が雄大で存在感がありますね。あおなみ線からもよく見えます。金城ふ頭行きに乗って名古屋競馬場前駅を過ぎたら左手の団地のなかに現れます。昭和59年頃の市営住宅の建て替えにあわせて造られました。 pic.twitter.com/hhUH0lGI5H
2018-02-23 05:56:17泰明南荘のプレイマウント建造から2年後、昭和61年に同型で色違いのものがもう一つ造られました。場所は名古屋市南区の内田橋南第二公園。名鉄常滑線連続立体化の後に整備された公園です。登り面が青や黄色でペンキ塗装されているのは南区に独特な補修方法。おかげで富士山も華やかに見えます。 pic.twitter.com/2ru35wirEn
2018-02-23 06:31:47名古屋市港区の小碓中央公園。ここでは昭和50年製の大型プレイマウントが見られます。薄紫色に冠雪という富士山らしい配色。そして特徴的なのは登り面の幅が狭いこと。通常の半分ほどしかありません。ひょっとして玉石が必要な数だけ用意できなかったから?と思ったりもします。 pic.twitter.com/avPFZ09mJk
2018-02-23 22:35:47昭和50年製プレイマウントBの名古屋市港区善南公園です。前掲の小碓中央公園とはご近所&同期の関係なので、両者は似ているかなぁ~と思うと微妙ですね。登り面と滑り面の境界が簡素なのは共通していますが、玉石の並びはこちら几帳面すぎるくらいに横一線です。 2015.08.23 4枚目は2001.05.28 pic.twitter.com/cVoDt1Ndrj
2018-02-24 01:55:43名古屋市港区の宝神中央公園です。造成工事の様子が航空写真に残っているので昭和57年製造が確定、ときっぱりと言い切ります。小型のプレイマウントBの見本みたいな形で、図面通りと言ってもいいでしょう。登り面はかつて赤色でした。 4枚目 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス 1982/11/27 pic.twitter.com/cSPInoKCeO
2018-02-24 06:14:55名古屋市港区の十一屋第二公園、昭和49年のプレイマウントです。ずんぐりした不思議な形、しかも直径9mという大型でも小型でもないサイズ。なぜだろうと考えたのですが「裾野の部分の多くは土に埋もれているのでは?玉石も地中から出てるし」という結論に至りました。掘ってみたい。 pic.twitter.com/PRzAEQjXTo
2018-02-24 17:08:29名古屋市港区の稲永東公園、読み方は「いなえひがし」です。大型のプレイマウントAで航空写真では昭和49年に初めて確認できます。全体が白くて山頂付近のみグレー、という独特の色分けが特徴。緑の芝生にきれいに映える、とても美しい富士山すべり台です。 pic.twitter.com/Qzmjw1jDm2
2018-02-25 18:33:06