マスゴミ批判は天に唾する行為

樋口ヒロユキ _ SUNABAギャラリー @hiroyuki9999

RT @ayu2009me RT @u381 或る新聞記事、報道番組一つで「マスコミ終わった」って如何にもな知ったかぶり見せる感じって、コンビニでたまたまかかってた西野カナ聴いて「音楽終わった」って言う(with どや顔)くらい雑なものだってことに、俺は気付いた。

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チェルノブイリ危機が起こったときは、反原発ソングを歌った忌野清志郎がメジャーレーベルから閉め出されたくらいで、ジャーナリストは無傷だった。いまはもっと深刻なことが起こっているのに、原発に異議を挟むジャーナリストが電波から閉め出されている。危機は深刻だ。

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問題はそうしたマスメディアの凋落を、「マスゴミオワタ」と騒いでネットに行く人々の流れが加速していることだ。マスコミ不信で人々がネットに流れた結果、広告スポンサーのマスメディア離れが起こり、電力会社の広告が大手メディアの広告に占める割合があがった。

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チェルノブイリの起こった80年代なら、電力会社の広告が引き上げられても、マスメディアはツッパることができただろう。ところがいまはそうじゃない。電力会社が抜けてしまえば、マスメディアに落ちるカネは激減してしまう。それがいま、大手が電力に逆らえない理由だ。

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マスメディアは終わりつつある。真実を伝えようとする気構えが、どんどん失われている。ところが終わりつつある理由を作っているのは、マスメディア批判をしてネットに走っている、ネットユーザー自身なのだ。まさに天に唾するとはこのことなのだが……。