9/9更新【ボーダーブレイク】ユニオンおじさん文学「仏壇のハゲツラ」まとめ

腹太鼓３丁目 @haradaiko_3

仏壇のハゲツラ エイオースでの激闘から1ヶ月、エイジェンの侵攻を見事阻止したマグメル連合軍。労いと更なる親睦を深めるため、一行はベネヴィス高原地帯にやってきた。気候は気持ちのいい快晴であり、絶好のゴルフ日和である。(続く) pic.twitter.com/sVaDsRjZsg

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ラウンド開始、和気あいあいとゴルフを楽しむ一行。その中でも色々な意味で異彩を放つ者がいた。軽快な打球音、そして綺麗な放物線を描いて飛んでいくゴルフボール… 「いい腕ですこと！」 「ほめてあげます」 一行からも思わず称賛の声があがるその人物とは、仏ナルシー教祖であった。 pic.twitter.com/XDGImC98zN

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日頃の戦果と多大なる貢献により、仏ナルシー連合軍もマグメル連合軍一行のゴルフツアーに参加しているのである。その中でも特に注目を浴びている教祖は、この機会に女性信者の拡大を密かに狙っていた。しかもこの日はバレンタインデー。「私もチョコが貰えるチャンス！」(続く) pic.twitter.com/BokYgzpdKD

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夢見心地に浸っていた教祖だが、打ったゴルフボールがコースを大きく外れて池に落ちてしまった。「油断しましたね…」 教祖は急いでネレイドスーツに着替え、ゴルフボールを捜索しに向かった。肩を落としながらホバーで池を捜索し、ボールを発見。取りに向かおうとしたその時…(続く) pic.twitter.com/O5JGs2gzhw

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「そこは危険ですよ！」あとをついて来た教徒が叫ぶ。ふと水中を見ると何か黒い影が鎮座しているのが確認出来た。視認の瞬間、巨大な黒い影が水中から飛び出してきたが教祖は間一髪で回避した。「何をするのです！ゴルフですよ！」(続く) pic.twitter.com/nuhl6WM9Pi

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その黒い影の正体はエイジェンの巨大兵器、アルドシャウラであった。ジーナ「遊んでいるのですか？失礼な…」 敵軍からの急襲に対し、マグメル連合軍と仏ナルシー連合軍はすぐさま戦闘体制に入る。教祖は、ここで仏ナルシー連合軍の圧倒的強さを見せつければ女性信者の獲得に繋がると目論んだ。(続く) pic.twitter.com/dASZrSfORT

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仏を名乗る者としては割と邪念に満ちた動機な気もするがエイジェンからの侵攻を防ぐために、そして女性信者拡大のため、教祖はアルド・シャウラを迎え撃つのであった。 ジーナ「さぁ、爆雷(チョコ)をプレゼントだ！」 仏連合軍「感謝いたします」 仏ナルシー時報ベネヴィス蟹編、2/14開催！

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仏壇のハゲツラ～番外編～ 仏ナルシー連合軍の活躍により、ベネヴィス高原地帯は一時平穏を取り戻したがエイジェンは間髪入れずに再度侵攻を始めた。マグメル連合軍及び仏ナルシー連合軍の戦力が日々増幅していることに危機感を覚えたエイジェンは、とある戦略を組んでいた。(続く)

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それはエスコンダ工廠を駆使したアルド・シャウラの生産効率アップであった。これにより、迅速な再出撃が可能となったエイジェンは、連合軍の疲弊を狙った長期戦に出てきたのである。そこで連合軍の一部の手馴れの傭兵達は、それまでの手堅い手法から、素早く母艦を落とす作戦へと切り替えた。(続く)

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この作戦により、母艦は非常食が出来上がるまでの時間内には撃沈出来そうなところにまで達しつつあった。そして噂では母艦撃沈までのタイムを競い合い、上位のチームに栄誉を与える謎の機構が存在しているという。(続く)

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女性信者の拡大には至らず落胆していた仏ナルシー教祖は、この噂を耳にして心躍らずにはいられなかった。もし栄誉を手に出来れば今度こそ願望は成就されると確信し、教祖は熟練した傭兵の集う連合軍へと加わるのであった。(続く)

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果たして、教祖が栄誉をその手に掴むことは出来るのか。 「さて、いかなくては！」 ベネヴィス蟹TA五輪、最終日！ 記録更新は起こるのか？乞うご期待。

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仏壇のハゲツラ～番外編～ さあ ひょうしょうしきだ なにいっ、ほとけがいない！ いったい どこへ・・・・ しんの ほとけナルシーを めざすため かれは、あらたなる たたかいを もとめて いった・・・・ 注:メイン(少女)は2位、仏ナルシー教祖は4位なので表彰台に教祖がいないのは普通です。 pic.twitter.com/Bn6bBodFiQ

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仏壇のハゲツラ ブロア市街地にある高級レストラン、マグメル。ボーダー達の間でも評判のこのレストランは、入るには予約が必須の人気店である。 受付「いらっしゃいませ。お名前をお伺いいたします」 「松野です」 受付「10名でご予約の松野様ですね、お待ちしておりました。どうぞ」 (つづく) pic.twitter.com/oAhtwwJJt3

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久しぶりの余暇を利用し、仏ナルシー連合軍はこのレストランにやってきた。黄金色の鎧を纏った坊主頭の集団が店員や他の客の注目を浴びるのは必然であった。(つづく) pic.twitter.com/E4jbeBV7bn

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「さぁ、乾杯しましょう」 教祖の音頭で宴が開始された。 「素晴らしい蒲焼きです」「鰈に鮮魚成功」「鮭、烏賊なくては！」 「これは…重い」 料理が運ばれてくると、仏ナルシー一行はその美味しさに思わず舌鼓を打った。(つづく) pic.twitter.com/MseUlkXhlT

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「どなたか、胡瓜を…」「まるごと、割りますね」「ココア私達も飲もう…」「ケーキ発見！煮付けましたよ…」「甘く煮ないで頂きたい！」 全ての料理が超一流であるレストランに仏ナルシー一行は大満足であった。教祖も満足しつつ、ふと思った。ここのシェフは一体誰なのかと。(つづく) pic.twitter.com/yjcSCH2EZp

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教祖はウェイターにシェフを呼んでくるよう伝えた。だが現れたのは何とエイジェン軍のエース、ゼラであった。 店内はどよめきに包まれ、客は悲鳴を上げて逃げ出した。 「ハハハハ！全てを焼きつくしてやる！」 高らかに叫ぶゼラ。彼はブロア市街地を手中にすべくシェフとして侵攻していた(つづく)。

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だが仏ナルシー一行は誰１人として動じなかった。教祖「ふむ…まだ物足りませんね」メインディッシュはこれからとばかりに戦闘態勢に入る仏ナルシー達にとって、ツィタデルはさながらホットケーキと言ったところか。 「雑魚どもが！絶望をくれてやる！」「感謝いたします」 仏ナルシー時報、開催予定！

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仏壇のハゲツラ 着々と勢力を拡大し、ついには赤いツィタデルの撃沈に成功した仏ナルシー連合軍。しかし教祖は現状に甘んじることはなく、更なる軍の増強について考えていた。 その一環として、仏ナルシーの好物として知られるホットケーキの生産に着手した。(続く) pic.twitter.com/iCq8TR5Qth

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仏ナルシーのさらなる知名度の上昇のため、またホットケーキの素晴らしさを世に広めるため、仏ナルシー特製ホットケーキの開発が始まった。「調理完了です」「甘い甘い…」「すみません、栗なようです…」 教祖直々に試食を繰り返し、ついに特製ホットケーキが完成した。(続く) pic.twitter.com/nbqiLNrRs5

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教祖は特製ホットケーキの受注目標数として3000枚を掲げており既に情報を発信していたが、これ以上の勢力拡大を黙って見過ごせないジーナは、アルド・シャウラを率いて工場もろとも仏ナルシー連合軍を潰しにかかってきたのである。 ジーナ「やつらの工場を叩き潰せ！」(続く) pic.twitter.com/Qmf2gsxlhG

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