毎日が記念詩！

齋藤純二/純和屋 @shoboter123

静かな波の下に 激しい感情が捻れて沈んでいる 魂の戻る器も探せずに 我々は想像を祈りにかえ その魂の言葉を聴こうとして 静かな波の上で手を合わせ #震災詩

らずかなのずは @kanacanover2

怒りに心が占拠され 不信に心が壊されて 責める相手も見失い 自分だけを責めたて ただどうして何故が 堂々巡りに問いかけ 答えられず明日また 明日はあれは嘘だと 誰かが笑ってくれる それだけを夢みてる 帰るときには一緒に 帰ろう故郷に一緒に あれは恐い夢だった と言ってくれないか #震災詩

設楽優希 @nnatoznn

【嘔吐】 いぶぐろの あたりの 振り子が 悲しいんだか なんだがでぇ とまんねーで 往復してんだよ はぁ いっこうに収まんねぇなぁ 人生観 まるっきり かわっちまうくれーの こどなんだがら 七年だか十年だか そんなもんで まどまったことが 起きるわげも ねーし 言えるわげも ねがっぺよ #震災詩

末松 努 @dejodajo

巨大な喪失に 生きている 生きた星に 生きている 忘れようなど することなく 忘れることなく 伝えていく できることは 少ないかもしれない わたしの力は 小さいかもしれない しかし せめて ひれ伏してしまいたくなるのを抑え 鎮魂の祈りを捧げたい #震災詩

天乃絵留 @ama_noel

#震災詩 富士山は吹き出物の名残 地獄谷は屁の臭い やっぱり傷口に違いない いまでは金儲けの手段にして 幸不幸など羊羹みたいに 切り売り忘却の切符に替える 地球の丸さを知っている 年月の計数もお得意で 縁の欠けたあの日の 苦味に被われた大地から 魂の形を吸い上げたら それが花としての修練だ pic.twitter.com/b7PL6UcCSj

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雨雫 @ame_no_shizuku

3月11日、晴れ。 今日は 生き延びた事を 悔いる日じゃない、 罪を負った日じゃない、 生きるのだ 正々堂々と 生きるのだ、と 海に告げる日だ。 #10秒で書く詩 #震災詩

キム @yatsutk1

祈る あの日の天地異変を思いだしながら 私は海の前に立った それからすぐ原発のメルトダウンが発生し 古里を離れた人々はそれぞれの場所に立った 祈る、ただ祈る 祈る言葉は心の中にあるから誰も知らない 海に向かって名前を呼び続けた日の事を 身近に引き寄せながら戻る日を待っている #震災詩

雑感❕ @mimi_4567

年月が経っても終わらない 永遠に消えない 日々は戻らないけど 苦しさだけを置き去りにしたくない あの日ぼくが見た空は曇って 偽物みたいに泣き崩れていた それでも諦めたくはない また心から笑うあなたが見たいのです こんなにも温かいまち陽の光 いまも一人で生きれないぼく #震災詩

設楽優希 @nnatoznn

【砂糖史】 角砂糖には 世界が詰まっている 何かの例えではなく 世界史が凝縮されている 大英帝国の野望 悲惨な奴隷制度 三角貿易の実情 富裕階層の日常 岩波ジュニア新書 「砂糖の世界史」 その中には ～砂糖のあるところ奴隷がいる～ という章も これでは 砂糖詩じゃなく 砂糖史になったか #砂糖詩

ポッキー（山野千鶴） @lilianne0523

そうだよね 砂糖も 塩も 入れすぎると 素材の良さが 台無しさ 間違えて 何度も何度も やり直して 最後に うまくいけば いいじゃないか いつか本当に 美味しい匙加減 わかる日がくるまで ＃砂糖詩 ＃連詩 ＃アトリエ部 ＃pockypoem pic.twitter.com/V5n052sxPz

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齋藤純二/純和屋 @shoboter123

ホームステイをしていた ザックは言った Please pass me the sugar. すると桃に砂糖をつけ 食べ始めたのだ おいおい そんなに甘党なのかよ そう思っていたら ザックは桃を眺め 何かを考えているようだ Japanese peach is very sweet ! ドヤ顔の私は Too sweet. と塩をザックに渡した #砂糖詩

丹下 翆 @SenTange

笑えなくなった 君に 笑って 笑って 何度でも言うよ 口の中で ふんわり溶ける お砂糖みたいに 笑って 君の心にも 広がるといい やさしいあまさ だから 笑って 何度でも言うよ 魔法よかかれ #砂糖詩 #笑顔

哉歩(chikaho) @chikaho13

つやつやした一面の 銀世界に飛び出してくのさ 翔べないかわりに 不格好なボード履いて 冬毛には程遠い 不自然なウェアを着て ぞろぞろと一列渋滞 リフトのぼってくのさ 真っ白な砂糖の 山に群がるありんこみたく 冬のおいしいところだけ 乗りこなして粋がってるのさ #砂糖詩

幾恋良石 @kz2mt

議員秘書の面接に 事務所は何故か ぽっちゃりタイプの 人ばかり 別室に通され 出された珈琲 「お砂糖は幾つ？」 「いいえ、結構です」 もう一度 「お砂糖は」 「いえ、本当に結構です」 「本当に？ここの先生の名前ご存知？」 「サト･･･」 此処ではどんなことでも イエス！サトウ！だ！！ #砂糖詩

雨雫 @ame_no_shizuku

ああ 今日は 砂糖の日だってさ ストーンズの Brown Sugarでも 口笛で吹こうか きっと 今夜の角砂糖は 怨みの味だ。 #10秒で書く詩 #砂糖詩

天乃絵留 @ama_noel

@mydear2000s #感謝詩 残されたのだから 逝ってしまったあの方の 無念を晴らすため 口角をよいしょと 引き上げます 「賢くて生きる」のではなく 「愛されて生きる」のです 「計らいて生きる」なんて口幅ったく 「活かされて生きる」と信じます 「愚痴に生きる」より 「感謝に生きる」ことを選びます

天乃絵留 @ama_noel

@izumiooyama 『シュガーマジック』 言葉の面取り 済ませおり 砂糖にまぶしたり これこれこれでできあがり 口当たり 舌触り 脚韻の耳障り これにて一件の終わり 糖衣錠というお薬 奢り 昂り 折々への怒り #砂糖詩

まさ @masa_shiten

砂糖菓子 口の中に 放り込んであげた 一粒の 甘い甘い砂糖菓子 ほらあの娘が 笑顔になった #砂糖詩 #まさの心音

大山いづみ 自然エネルギー 脱原発 @izumiooyama

寄り添う 繋がる 沢山の言葉は 今は聞こえない 忘れられ 過去の事のように 聞き流され 悲しみは取り残され 苦い砂糖となり 私達の口に運ばれる #砂糖詩 twitter.com/yatsutk1/statu…

キム @yatsutk1

テーマ詩 言葉が砂糖の味になることがあるんだって！ 被災者に寄り添ってと 囁くような言葉はいっときは砂糖の味になったが 今は味すらも感じられない 私たちの舌の感触が鈍ってしまったのだろうか そうではない 寄り添うと言う言葉の使いすぎで 言葉が砂糖に変わる事ができないでいるのだ #砂糖詩

雑感❕ @mimi_4567

甘く溶け出すほどに伸びきって 眠る、ながーい猫のながーい体 (この細長さは幸せの単位らしいです) 真似をして、お隣で両腕を上げ 伸びて伸びて伸びて伸びきった ながーいわたしのながーい体 お砂糖のように甘ーい甘ーい顔になりました (猫の唾液は半分がお砂糖で出来ています) #砂糖詩

杜 琴乃 @cotono_y

窓際に座っていると 砂糖菓子の頃を思い出す 駄菓子屋の棚で 下校した子供がやってくるのを 待っています カラカラと渇いた音とともに 店の奥まで光が射して うとうとしていた主人も 猫瓶のキャンディも にこにこ笑ってお迎えします わたしは桜色のあられが この窓を叩くのを待っている #砂糖詩

野宮ゆり @w06220212k

#砂糖詩 私たちは 貧しくて もう失うものは 何もない だから代わりに かじられるように からだの奥から 心が少しずつ 寒さに失われていく 戸棚の奥にかくした 砂糖壺の底に残る たったひとつの 角砂糖 思い出すたびに 涙あふれる かつてはあんな 甘くやさしい心を 誰もが 持っていたというのに

らずかなのずは @kanacanover2

あんなに頑張って だれのために あなたのために あんなに信じて だれのために あなたのために あんなに崩れ落ち こんなに気まぐれ だれのために わたしのために こんなに伸び伸び だれのために わたしのために こんなに信じて だれのために わたしのために こんなに生まれる ありがとう #感謝詩 pic.twitter.com/iJvo8FrIng

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雨雫 @ame_no_shizuku

ありがとう、と うれしい、は おなじものだ うれしい、と うつくしい、も おなじものだ いま ここに ある それだけを それだけで うつくしい、と きづけば #詩 #感謝詩