アレフガルダーズ ver12.07 「我が軍の半分をそなたにやろう」竜王五世の英断!

竜王五世は、現実的な政治判断と竜王としての誇りと、その両方の間で葛藤を抱えていたようなのです。 こちらはアレフガルダーズのチュートリアル的なまとめです。 https://togetter.com/li/1157738
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A.T.O運営 @scribblingtails

アレフガルダーズ ver12.07 用語説明 NPC:ノンプレイヤーキャラクター PC:プレイヤーキャラクター PT:パーティー 世界の半分:竜王家代々に伝わる政治的ジョーク。他に「りゅうちゃんと呼んで良いぞ」などがある。

2018-03-21 23:56:00
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これまでのお話 300年後の竜王島へ!リムルダール北西の岬に橋がかかってて、共和国と竜王島との間の国境になっていた。詰め所に声をかけて通してもらい、竜王城へ。あと竜王島側の国境警備魔道師オキゴンドゥサはいい奴だった。

2018-03-21 23:56:01
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竜王城手前「あんまり雰囲気変わってないぜ」イックスの言うとおり、竜王城は相変わらず前近代的な雰囲気の不気味さをたたえている「いやいや人間社会の変化が急すぎるんだよ」「そうかもしれないぜ」NPC魔道兵クドゥーサと雑談してると「リンドラッヘ様、オ待ちシテおりマした」影の騎士が急に出現!

2018-03-21 23:56:02
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「竜王五世への伝言は?」「済んデおリマす」心なしか声に弾みがある「どうした?ずいぶん嬉しそうじゃないか」「ハッ久々の竜王城デしたノで」骨をカタカタ鳴らして感無量の様子。影の騎士、部下の死霊とともに300年ぶりに竜王城に帰還できたのが嬉しくてしょうがない「それで、あちらの反応は?」

2018-03-21 23:56:02
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「驚いテおリマした」いきなり柱の影からにゅっと出てくるもんだから「シかし、リンドラッヘ様のご帰還ハ歓迎サレている様子」竜王島出身者一番の出世頭が挨拶に来るという事で、竜王五世も張り切って歓迎の準備をしてるって「よくやってくれた」城門に行くと大魔道が鎧や魔道師を連れて並んでおり、

2018-03-21 23:56:03
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「アレフガルド共和国のリンドラッヘ中将か」「そうだ」「貴官を歓迎する」すると城内からがいこつの楽団が出てきて序曲を演奏!パーパパーパーパーパーパッパー ターララーッタ タラララーター!「すごい歓迎ぶりだぜ」「魔物がドラクエ序曲演奏するの珍しいよね」「がいこつは元々は人間だし」

2018-03-21 23:57:35
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「あのがいこつたちって、やっぱ300年前に死んだラダトーム兵?」「ソうだ」影の騎士以外にも竜王戦争を生き残った(アンデッドに対して矛盾した表現だが)がいこつも複数いて、そいつらは今も竜王に仕えているのだ「因果な話だぜ」でも生前よりも死後の方が長いんで、もうすっかり馴染んでいる。

2018-03-21 23:57:35
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そして演奏が終わると城門がギイイッと開き、大魔道「竜王五世陛下より、歓迎のお言葉」「え?玉座で待ってんじゃないの?」「これ人間の傭兵、控えよ」注意されてしまい「悪かったぜ」おとなしくしてると、城の中から杖を持った竜王にちょっと似た感じの竜族のおじさんが登場し「オッホン」咳払い。

2018-03-21 23:57:36
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「リンドラッヘよ。よくぞ戻ってきた」できる限り威厳と懐の深さを演出しつつ挨拶開始「そなたの共和国での活躍、伝え聞いておる。余は嬉しく思うぞ」「恐縮です」「最近の人間どもの進歩は目覚ましいものがあり、遺憾ながら我ら竜族をはじめ竜王島の民は時代に取り残されつつある。しかしだ」

2018-03-21 23:57:37
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「そなたのような若く優秀な眷族が人間社会で重要な地位に着くことで、我ら竜族の地位も向上しよういうもの。ところで」竜王五世、今度は実務的な話に入り「使者の影の騎士の話によるとそなた、余に何か頼みごとがあるそうだの」「はい」「遠慮なく言うが良い。世界の半分をやるような力はもう無いが」

2018-03-21 23:57:37
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ここで大魔道をはじめとする部下たち油断無く追従笑い!竜王五世渾身の自虐ジョークなのだ!「はい、お願いというのは」リンドラッヘ、ジョークを無視「この島での募兵活動の許可をいただきたく」「ふむ、募兵か。どこかで戦争をするのか?」「はい。これから長駆してムーンブルクを討ちます」

2018-03-21 23:59:06
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「そうか、ムーンブルクを......」何か考え込んでいるので「陛下とこの島の民に禍根が残らぬよう工夫はするつもりです。あくまで義勇軍が勝手に共和国軍に参加したという体裁を取りますので」リンドラッヘ、竜王五世が中立宣言をしていた事に気を使っているのだ。大っぴらに竜王軍とするとまずいから。

2018-03-21 23:59:07
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「なるほどのう、義勇軍か」竜王五世さらに考え込む様子なので「難しい判断なのだな」「中立宣言しちゃってるんだよね」にせグスタフとニッキーも心配そうな感じで見守るが「外交的な配慮の必要があり、難しいところじゃ。しかし、そなたのような若者を待っておったのも事実」そして威儀を正すと、

2018-03-21 23:59:08
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「よろしい!募兵の許可などケチくさい事は言わぬ。我が軍の半分を、そなたにやろう。存分に使うがよい」「半分も!ありがとうございます!」「竜王様!よろしいのですか?」傍らの大魔道が焦るが「よい!あくまで建前上は義勇軍じゃ。のうリンドラッヘよ」「はい。竜王様は戦争に参加していません」

2018-03-21 23:59:08
A.T.O運営 @scribblingtails

リンドラッヘは竜王軍の半分を手に入れた!「しかし竜王様も思い切ったことをされますな」「なに、城の鼻先に挨拶もなく軍艦を寄越されて黙っておるのは、竜王の沽券にかかわる。そういうことじゃ。余に代わって無礼者を討ち果たして参れ」「そういうことでしたら、存分に」謁見終了。だいぶ増えたぞ。

2018-03-21 23:59:09
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「アレフガルダーズ」つづく

2018-03-22 00:02:59
A.T.O運営 @scribblingtails

タグ #dqxtails ver10でアレフガルド大陸の内海を我が物顔で遊弋していた諸王国の軍艦に対して、竜王五世はかなりご立腹だったようです。仮にも竜王である余に挨拶もなく、余の領土の近海に軍艦を差し向けるとは何事だ!このように思いつつ、自国の国力を鑑みて中立を守っていたようです。

2018-03-22 00:02:59