ジュゼのゲームブック~ボクのボクだけのめちゃくちゃイケてるワンダーランド~

イェーーーイボクだけのワンダーランドへよーーーこそーーーーー!!!! ジュゼだよぉ! 終わっていく君達のワンダーランドを 見て! 嗤って!! 続きを読む
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<投票による分岐>
・ジュゼ本体を攻撃(end3へ)
・ジュゼに繋がった糸を切る(戦闘終了)

→糸を切る

冷徹な悪魔の鏡bot @evils_mirror

スカーレットが刃を構えて走り出した様子が映っている……

2018-04-01 21:11:36
冷徹な悪魔の鏡bot @evils_mirror

ジュゼと兵士達が攻撃を放つ。 スカーレットが華麗に攻撃をかわす様子が映る……

2018-04-01 21:13:05
冷徹な悪魔の鏡bot @evils_mirror

「ターゲット…捉えた!」 スカーレットの刃がドルミールの茨ごとジュゼを繋ぐ黒い糸を切り刻んだ。 糸の切れた人形のように崩れ落ちるジュゼから黒いものが這い出てくる様子が鏡面に映る…

2018-04-01 21:15:18
冷徹な悪魔の鏡bot @evils_mirror

ジュゼから飛び出した黒いもや、闇の軍勢は鏡面を侵食し、物語世界の図書館から現実の図書館へなおも侵攻しようとする。 「この歪んだの物語に確実な結末を。闇を引き裂く意志をこの手に…この一撃で、とどめを!」 神筆の力を得たスカーレットが刃に力を込め、鏡面ごと闇を斬 パリーン

2018-04-01 21:16:54
冷徹な悪魔の鏡bot @evils_mirror

何かが割れる音と共に、辺りが真っ白になった。 ─今はしばらく、太陽も月も、隠れる時間。このお人形さんも私達もずっと同じ悪夢を見ていたけれど、必ず朝は来ます。皆がいい朝が迎えられるよう…私がここから祈っています。さようなら…いつの日かまた本を開いて…その時にまた逢いましょう─

2018-04-01 21:21:23
冷徹な悪魔の鏡bot @evils_mirror

冷徹な悪魔の鏡は破壊された……

2018-04-01 21:23:32

さよならワンダーランド

冷徹な悪魔の鏡bot @evils_mirror

真っ白い世界の中に、一人ポツンといる。ジュゼもドルミールもスカーレットも見当たらない。 「御伽の国から帰る前に、一ついいかな?」 横を見ると、忽然とハンスが現れていた。 「やぁ、また会えたね」

2018-04-01 21:25:27
冷徹な悪魔の鏡bot @evils_mirror

ハンスは微笑みながら問いかける。 「君に少し、聞いてみたくてね。 君は、今日までずっとこの『映ったものを歪めて映す鏡の物語』を見てきたけど、楽しかったかい? ああ……ここはもう、あの歪んだワンダーランドではないから、普通に答えてくれて構わないよ」

2018-04-01 21:28:34

<投票割合による分岐>
・はい(50%より上でend4)
・いいえ(50%以上でend5)
→はい

冷徹な悪魔の鏡bot @evils_mirror

「そうか、それが君達の答えなんだね。 わかった、ありがとう。 それなら、もう少しだけ様子を見ようかな。 それじゃあ、君を現実に帰らせてあげる呪文を唱えようか。 ハロー!そしてグッドバイ!」

2018-04-01 21:43:04

御伽の国からの帰還

冷徹な悪魔の鏡bot @evils_mirror

気が付くと、本を開いたまま図書館の書庫に立っていた。 「お前、遠くを見ているようなうつろな目をして図書館の中を歩き回ってたぞ。夢でも見てたのか?」 ヴィルヘルムが声を掛けてきた。 「ごめんなさい、私のせいで…」 叩かれたらしく、頭を腫らしたシェハラザードが謝罪をする…

2018-04-01 21:47:56
冷徹な悪魔の鏡bot @evils_mirror

宿禰達が闇を白いポーンの駒へ吸わせていったらしくポーンの駒は黒く染まっていった。 「手遅れにならなくて良かったです…」 マメール達が安堵の息を漏らす。 「さて、ジュゼとこの鏡の本の処遇についてですが……」

2018-04-01 21:48:48
冷徹な悪魔の鏡bot @evils_mirror

「ジュゼは我が物語の娘達に任せるとしよう」 ヴィルヘルムが意見する。 「異存はありません。お願い致します」 マメール達が頷いた。 「では、こちらの本は……避けたかったのですが、焚書処分…しましょうか……」

2018-04-01 21:50:42
冷徹な悪魔の鏡bot @evils_mirror

「いや、それは少し待ってほしい」 「貴方は…ハンス」 「この本は、まだ誰かに必要とされている。世の中全ての人ではないけれど、必要としてくれている人がいる。 それなら僕は、この本はまだこの世にあってもいいと思うんだ」 ハンスはポケットから何かをとりだし、マメールの手に握らせた……

2018-04-01 21:55:25
冷徹な悪魔の鏡bot @evils_mirror

「それは火を継ぐ一族のマッチか?」 ヴィルヘルムがマメールの掌にある猫の絵柄のマッチ箱を一瞥して質す。 「いらないって言われたら、僕が燃やしてこの世から消してしまうつもりだったからね。先に買っておいたのさ」 もう使わないしお土産にどうぞ…と言い残し、ハンスは去っていった。

2018-04-01 22:00:47
冷徹な悪魔の鏡bot @evils_mirror

マメールがため息をついて、マッチ箱を机の引き出しにしまい、本を開いた。 「さぁ、目覚めの時です。舞闘会までに今回の闇の軍勢の残党を消し去りましょうね、サンドリヨン」 挿し絵に描かれたサンドリヨンが、僅かに微笑んだ。 end4.物語は続く

2018-04-01 22:05:26

後日談

冷徹な悪魔の鏡bot @evils_mirror

ハンスがゲルダやシレネッタ、ミクサからケーキや歌のプレゼントをもらっている様子が映っている……

2018-04-02 15:41:46
冷徹な悪魔の鏡bot @evils_mirror

ハンスがヴィルヘルムから頭ほどのサイズの金の塊をもらい、帰り道に着く様子が映る。 重かったらしく、馬と金塊を交換し、その後も馬と牛、牛と豚、豚とがちょう、がちょうと砥石……と交換していき、最後は湖に砥石を落とした様子が映っている……

2018-04-02 23:10:53
冷徹な悪魔の鏡bot @evils_mirror

足取りも軽く、心晴れやかな顔をした幸福なハンスが、次の童話へと渡っていく様子が映っている……

2018-04-02 23:18:46
冷徹な悪魔の鏡bot @evils_mirror

「……」 ヴィルヘルムが走り書きをしていた紙を丸めて捨てた。 「いかがなされた」 「いや…渡り人を見て、ふと着想が降りてきたのだが…形にする時ではないなと思ったまでだ。大したことではない」 「ふむ……」 宿禰が何事もなかったかのように石を数える作業に戻っていった様子が映っている……

2018-04-02 23:31:31
冷徹な悪魔の鏡bot @evils_mirror

マメールが、いたずら書きをされたページの隣に紙を挟んだ。 「舞闘会が終わったら、入れ換えて綴じ直ししましょう…流石に少し疲れました…」 疲れ目を擦りながらマメールが書庫を後にしていった様子が見える…… 修繕されたページ privatter.net/p/3306309

2018-04-02 23:46:30
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