2017年5月21日前後に勉強した種子法廃止問題及び遺伝子組み換え作物の問題点について

深町　ひろみ @HiromiFUKAMACHI

メモ（資料）：これですね。昨日の #種子法 勉強会で教えて戴いた「農業競争力強化プログラム」（実際は安全な農業を小規模に頑張る方達の排除プログラムの様な…）の元「農林水産業骨太方針」 shinjiro.info/281125.pdf

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ところでここでのPTってなんの略でしょう？（－－；？

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メモ（先の資料より）：「戦略物資である種子・種苗…国家戦略・知財戦略として、民間活力を最大限に活用した開発・供給体制を構築…体制整備に資するため、地方公共団体中心のシステムで、民間の品種開発意欲を阻害している主要農作物種子法を廃止するための法整備を進める。」 タネとカネの問題。

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というより、タネの問題を単にカネの問題とすり替える論理…。

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昨日種子法廃止を受けて開かれた、親子で憲法を学ぶ札幌の会主催の会、勉強になりました。 有難うございました。 教えて戴いたこと、メモ：（まず基本的な事から）「主要農産物種子法（種子法）」は稲・麦・大豆の地域に合った種子を守る制度。（続く pic.twitter.com/dLGurXF9lZ

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メモ（承前）：種子法では、稲・麦・大豆の安定供給のため、都道府県に、地域に合った品種とその原種・原原種の種子の生産・管理を義務付けてきた。 第二次安倍政権になってここにグローバル化を進める規制改革推進会議が切り込んで来る…。

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メモ（承前）：2016年11月に出され「農業競争力強化プログラム」の基となった「農林水産業骨太方針」で「民間の品種開発意欲を阻害している主要農作物種子法を廃止するための法整備を進める」とされた。 だが2007年の地域活性化WG農水省答弁では「種子法は民間参入を排除していない」と。

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メモ（種子法）：廃止によって懸念される事…食の安心・安全・安定供給のために各地域自治体の責任で大切に保存されてきた、コメだけで約300種の種子が、経済性を優先し種子ビジネス参入を狙う企業の都合で放棄され、収益性の高い数種だけが栽培される様に。（これだけで耐病虫害に弱く） 更には…

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メモ（承前種子法）：廃止によって懸念される事…更にはこれまで地域が蓄えてきた種子生産・品種改良、その原種・原原種に係る知見がただ同然で大手企業に売り渡され、日本国内品種を元にしてそれらの企業が開発した品種の種子が特許で保護・輸入される。 これにより、種子の値段は今の5〜10倍に。

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メモ（承前、種子法）：廃止によって懸念される事…それらの品種には遺伝子組み換えも。そうでなくともF1（品種の均一性が一世代限りの種子）。毎年同じ企業から高く購入しなければ…。 更に恐いのは、モンサント始めこれら企業は元々（爆薬・枯葉剤など戦時産業ルーツの）化学工業の会社であり…、

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メモ（承前、種子法）：廃止によって懸念される事…種子のシェアを握ったモンサント等の多国籍企業は、必ず種子・化学肥料・農薬をセット契約で売りつけて来る。契約した農家の土地では永遠に有機農業は出来ない。コストも上がる一方…。 私達の食の安全、大切な地域の農の根幹が揺らぐ。防ぐには、

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メモ（承前、種子法）：廃止によって懸念される、主要作物（コメ・麦・大豆）種子の高騰と安全性の崩壊、地域に合った小規模家族経営の農業の破壊を防ぐには、これまで地域が育んできた「公共品種」を守る事。そのための、種子法に代わる法制度を整えること。 学んだことを大切な人に伝えよう！ :)

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メモ（承前、種子法）：訂正…「主要農産物種子法」→「主要農作物種子法」 もう１つ大切なこと…これ迄国内で「地域が育んできた個々の品種のノウハウ」は、私達の税金による成果だったということ。これを民間の営利活動に譲り渡すという事の意味。

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昨日の #種子法廃止緊急シンポジウム で教えて戴いたこと、メモ（続き）：印鑰智哉氏による午前のWSと基調講演「#遺伝子組み換え と種子法廃止」より…実は植物には地中のミネラル、空気中の窒素を直接利用する能力はなく、微生物の力を借りそれらを吸収。根に生えた毛のように見える菌根菌糸。

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メモ #種子法廃止緊急シンポジウム #遺伝子組み換え （続き）：植物の根の毛の様に見える菌根菌糸は、地中に広く張り巡らされ、土をふかふかのスポンジの様な構造に。そうした土は水を良く吸い、保つ。日照りでも水分を失わず、水害でも流れ去ることがない、災害に強い土。

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メモ #種子法廃止緊急シンポジウム #遺伝子組み換え （続き）：代わりに植物は光合成で作った澱粉の多くを自分では使わず地中に放出。助けてくれている微生物に振る舞う。「共生」 :) 化学肥料を与えれば植物は育つが、菌根菌糸を破壊し、微生物を殺してしまう。土も日照り・水害に弱く。

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メモ #種子法廃止緊急シンポジウム #遺伝子組み換え （続き）：年々で異なる作物を育てる輪作により維持されていた微生物環境を、利益だけ求めるモノカルチャー（単一作物の栽培）は壊してしまう。 作物も病虫害に弱くなり、農薬が欠かせなく。土もボロボロ。 結果、今世界の土は急速に流失。

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メモ #種子法廃止緊急シンポジウム #遺伝子組み換え （続き）：深さ1cmの土を作るのに何百年もの時間が係る。このまま利益追求型の農業をしていては、後60年程で世界の土が失われてしまう。 化学肥料… 製造工程は爆薬製造工程と似て、エネルギーを膨大に消費。 植物を病虫害に弱く。

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メモ #種子法廃止緊急シンポジウム（続き）：#遺伝子組み換え 作物を扱う、モンサントを始めとした大多国籍企業は、種子を売る際、化学肥料・農薬・種子を3点セットで契約させる。 他の種子会社があると利益が出ないので、種子会社を次々買収。 今、世界の種子会社の六割を傘下に。

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メモ #種子法廃止緊急シンポジウム #遺伝子組み換え （ＧＭ）（続き）：実は世界のGM耕作は然程広がってはいない。196ある国の内、行っているのは28カ国（最近2カ国減り26カ国に）。一方禁止している国は31カ国。作物の種類も、大豆・トウモロコシ・綿花・菜種で九割以上。何故か？

深町　ひろみ @HiromiFUKAMACHI

メモ #種子法廃止緊急シンポジウム #遺伝子組み換え （続き）：それは害があるから！ 従来のGM作物には大きく2種類あり、 1.虫の消化管に穴を開ける殺虫成分（Bt毒素）を含むもの、 2.除草剤グリホサート（モンサントの製品名はラウンドアップ）に耐性を持つもの。 だが…、

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メモ #種子法廃止緊急シンポジウム #遺伝子組み換え （続き）：1つめのタイプの作物に含まれるBt毒素は、「哺乳類の消化器では完全に分解され、体内に残留しない」とGM企業は説明していた。だがカナダの大学病院の調査で妊婦98％、胎児80％の血中からBt毒素を検出。

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メモ #種子法廃止緊急シンポジウム #遺伝子組み換え （続き）：人の体内にも吸収されていたBt毒素。このためと思われる（リーキーガット＝漏れやすい腸。腸の壁を作るたった一層の細胞。その細胞と細胞の間に隙間が空くことによる）状態の増加。

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メモ #種子法廃止緊急シンポジウム #遺伝子組み換え （続き）：リーキーガットでは十分に分解されていない食物が血中に侵入。免疫により攻撃される。これが引き金になり、様々な食品へのアレルギー発症。ラットの実験でもBt毒素を出すGM作物によりこの状態が起こることが確認された。

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メモ #種子法廃止緊急シンポジウム #遺伝子組み換え （続き）：２つめのタイプのGMに深く関わるグリホサートは、モンサントが農薬として特許を取る前は元々産業用配管の洗浄剤。排水管の内側に着く様々なミネラル分を、キレート効果で溶かし落とす。