ネタ書き散らし３（スザ ルル） 更新中

あるみ @alumisorane

ねむ…寝落ちてたぁー。なんか呟く。何にしよう？…ゆけむりおんせんさつじんじけん？それスザルルできる？？

あるみ @alumisorane

カーテンの隙間からの陽だまりにあぁ…と声を零す。そうだ、昨夜は温泉に来て、旅館に泊まったんだった。とすると、この体に根を張るように巻きついている腕は…「るるーしゅ、はよ」「あっ…っておい！挨拶代わりに摘まむ癖直せっていつも言っているだろ！」「いい声～」「人の話を聞ッ…ぁ、ン！」

あるみ @alumisorane

って流れで朝から本番にいこうとしていたスザルルなんだけど、悲鳴が上がって、押し倒し倒された状態で顔を見合わせる二人。「…近いな」「隣だね」「隣か」バタバタ人が集まる気配と、ひぃっ人殺し！と新たに上がる悲鳴に、項垂れるスザクの頭をルルーシュがよしよしする。「ここまで来てお預け…！」

あるみ @alumisorane

だって隣室じゃ事情聴取されるし、さすがに無視していちゃついていられるような状況じゃない。

あるみ @alumisorane

これでスザルルが刑事だったらおもしろいかな？それともスザクが刑事で、ルルーシュは小説家とか。で、ルルーシュはなんでか事件に巻きこまれやすくて、その度現場でこんにちはするスザルルなんだ。ルルーシュの協力で事件解決する内になんとなくそんな関係になる二人…恋人感はまだない。

あるみ @alumisorane

「ごめん、ルルーシュ」項垂れたままのスザクに突然謝られて、きょとんとするルルーシュ。「僕の身分明かさないわけにいかないから…」「ああ、そのことか。気にするな、いつものことだろ。それより行けそうか？」「もうちょっとムリ」本当にしょんぼりした声なもんだから、よしよしも一層優しくなる。

あるみ @alumisorane

「そろそろ行ってくる」のそのそ起き上がって浴衣を身に着けるスザク、表情が暗すぎる。「ああ。今度は箱根にでも行くか？」「行く！いつ!?」「この事件が解決したら」「絶対だよ！」「はいはい。早く行ってこい」「うん！」本当に事件なら巻きこまれるの決定だし、次の旅行でもどうせ巻きこまれる。

あるみ @alumisorane

あんまり事件に巻きこまれるものだから、スザクは一度ならずルルーシュのこと疑いそうだよね。でも結局誤解だってわかって、むしろ危ないことにずんずん関わっていくルルーシュにハラハラするようになるんだよ。んで、ルル担になるんかな？ランペルージが関わっている事件なら枢木担当な、みたいな。

あるみ @alumisorane

なにしろスザルルが揃うと事件解決率が飛躍的に上がるからさー。あとあんな美人が事件に巻きこまれたら超危険だから、ちゃんと身を守っておけよ的な。

あるみ @alumisorane

ルルーシュはトラブルメーカーじゃなくて、トラブルに呼ばれるタイプ。だから大切なかわいいかわいいナナリーとも離れて暮らしている。本当は寂しがり屋でふわふわもふもふを世話したい性癖の持ち主なんだ。

あるみ @alumisorane

刑事課で「おーい、枢木」「はい」「この事件、お前担当な。先生が第一発見者だと」「行ってきます!!」「おー…早い早い」「すぐ戻ってきますよ」「だな。場所も聞かないでどこ行くつもりなんだ、あいつ」とかゆーやりとりが風物詩になりそう。

あるみ @alumisorane

昨夜の湯煙スザルルは楽しかったなぁ。二人の出会いはとある殺人事件なんだけど、ルルーシュが目撃者の一人で、なのに事件についてあれこれ口出ししてくるし課長と気安く話しているしで、スザクはかなり後半まで疑っているんだけど、でもルルーシュが犯人に襲われて初めてあれ？って思うんだよ。

あるみ @alumisorane

「ごめん！」「何に対する謝罪だ？」署でルルーシュの傷の手当てをしながら事情を聴いたスザクが、突然土下座する勢いで頭を下げてきた。「ずっと君のことを疑っていた」「ああ…疑いが晴れたのか」「知ってたの？」「そりゃ、わかるさ」「ごめん…怪我までさせてしまった」「別にお前にせいじゃない」

あるみ @alumisorane

これは俺の不注意で云々しかけたランペルージ先生を遮って、課長が枢木巡査を叱りつけると大変よろしい。「先生は存在自体が危なっかしいんだ。俺たちが守らなくてどうする！」「すみません！」「ちょっ、これは俺が勝手に…！」「ルルーシュ」スザクの声が改まる。「これからは僕が君を守る」「は？」

あるみ @alumisorane

課長は誰だろな？父兄上sじゃルルーシュ逃げるし、コーネリアかミレイかC.C.か。ビスマルクでもいいね。女性が課長の方が好みだな～。男ばかりの会議や委員会って、絵面がムサ苦しくていけない。いやしかしどっちにしろルルーシュ逃げ腰では？

あるみ @alumisorane

で、トリックは解けたから犯人引っ掛ける話になって、ルルーシュが囮役に立候補するもんだから、早速喧嘩を始めるスザルル。「危ないことは僕がやるって言ってるだろ！」「馬鹿、刑事のお前が囮になるか！」「なせばなる！」「根性論で犯人が引っかかるものか！」文字通りの平行線で徹夜だよ。

あるみ @alumisorane

初めての二人きりの夜明かし、朝日が目に眩しい。ちなみにランペルージ邸（一人暮らし）でだよ。でも艶っぽさ０。「作戦決行の前に仮眠を取るべきだな…」「仮眠じゃなくてちゃんと寝てよ」結局理詰めで押し切られたスザクが不満たらたらルルーシュをベッドに押しこんで、ついでに額にちゅっとな。

あるみ @alumisorane

離れていくスザクの唇を視線で追いかけて、でも言葉が出てこないルルーシュ。そんなルルーシュに「じゃ、僕は客間で仮眠させてもらうよ」と爽やか笑顔を向けて、スザクが立ち去って。額にぺとりと手を当ててみても睡眠不足の頭じゃ何もわからない。きっと深く考えちゃいけないことだ。「寝よう」

あるみ @alumisorane

これ、多分全348ページ中293ページ目のあたりのシーンだね

あるみ @alumisorane

作戦はルルーシュのうっかりでひやっとするシーンがあったものの、スザルルのコンビネーションは完璧で、犯人は無事逮捕。事件解決やったね！「でも君は刑事じゃないんだから、危ないことはしないでくれ」「好きで巻きこまれているわけじゃ」「何かあったら僕を呼んでよ」「まぁそれなら…」いいかな？

あるみ @alumisorane

そんな湯煙スザルル事件簿１。行間で湯煙していた。

あるみ @alumisorane

二人の初めてのエピソードもいきたいなぁ。きっとルルーシュが命を狙われるようになって、スザクが護衛につくことになるんでしょ。もちろんスザクはランペルージ邸に寝泊まりするんだよ。何かにつけスザクは泊りに来ているんだけど、いつもは客間なのに今回はルルーシュの部屋でね。

あるみ @alumisorane

「寝ている間に襲われたらどうするんだよ？」「それはわかったが、ベッドは一つしかないのにお前どこで寝るつもりだ？」「床でいいよ」「できるか、馬鹿」スザクがどこで寝るかで一悶着。「ベッドを移動するより俺も客間で寝」「いや、君は普段通りの生活をしてくれ」舌打ちルルーシュ、頑固者め。

あるみ @alumisorane

ああもう面倒臭い！と前髪をくしゃっとするルルーシュ。「なら俺のベッドで寝ればいいだろう」「え…ルルーシュは？」「俺も一緒に寝る」無言で見つめ合う二人──同時に逸らして。「…それしかないね」シングルは狭いけど。「妥当なところだろ」まぁ寝て寝られないこともない、かも？

あるみ @alumisorane

せっかくの湯煙なので、お風呂タイムいってみよ。きっとランペルージ邸の湯舟は無駄に広いヒノキ風呂で、スザクが初めて見た時のスザルルは「一緒に入る？」「なんでだよ」「いっぺんに済むよ」「…ふむ」なんだろな。んで一緒に入るのが当たり前になるんだけど、その日の夜はなぜだか別々に入ってさ。