1988年4月28日(木)の旅日記

桃岩荘人 @namihei1224

0720起床。トイレに行ったら、前のグランドでじいさんばあさんが太極拳。正面の山の上の雲が赤い。見事な朝焼けだ。正面の楼と合わせると皇帝映画のポスターにできるくらい。明日こそ日の出を見よう！推定時刻は0745～0800かな。 pic.twitter.com/M6h4BPQ8Yi

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太白楼へ。本当にぼりやがる。いつもは外人20元2食付きを26日より30元朝飯抜き！それも観光協会とかいう上からのお達し。祭（大理三月街）期間。ちなみに中国人12元、港人22元。港人に代わりに買ってもらってもわからないだろうな。玉子ソバ1元。芹に似たまずい香菜入り。他も旨くはない。

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0915一日遊バスツアー出発。他にも日本人夫婦2人。あとは港人、中人、けっこういいバス。出だしは調子いい。カーテン、シート付の豪華バス。どこ製？かとみたら、長白山号、延辺朝鮮族自治州からの寄贈。 pic.twitter.com/mgUhqWrVMz

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一路北へ。まずは三塔。やはり地震で傾いていた。池見つけられず。三塔前は以前軍用地だったが、寺の敷地となり、バス駐車場と宿舎に変貌。次は喜洲鎮へ。市が立ってた。やはり民族衣装着た女たちがいっぱいいる。英語でHotelの看板あるから外人泊まれるのだろう。 pic.twitter.com/eF74JPAiXM

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喜洲鎮政府の建物見学。公安、法廷から外事まで何でも入ってる。確かに素晴らしい建築と彫刻、壁画。でも白文なく、漢詞と中原の風景。完全なやらせだ。

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でもまあ観光ツアーはぷらっと気軽に入れて、たまにはいいね。喜洲はoldtownという風情でよかった。期待がかかる胡蝶泉へ。三月街のころ、悲恋の男女の化身の黄色い蝶で泉は埋め尽くされるという。なんとかもちこたえてきた天気ついにくずれ小雨。何が胡蝶だ、一匹もいないじゃんか。

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こんな泉、ちっともおもろない。しつこくふっかける白族の売り子を相手しているうち、三塔で買った袁世凱の偽銀貨1元（4元）落とす。銀ではないとはいえ、日本でなら結構な値段で売れたと思うんだけど。最初8元とふっかけられて。もっとねばれば2元にはなったかも。て同乗の上海人が教えてくれた。

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バスで港へ乗り付ける。ここにもしつこい売り子たち。1300乗船。ツアーは遅れているようだ。1986年製のいい船。船上で飯。飯と湯が出てきて、これだけかと思ったら、一人一皿出てきた。ピーナッツと玉ねぎ、お新香と肉の炒めもの。ままふふ。飯と湯何度もおかわり腹一杯。俺っていやしいね✨

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デッキに上がり、缶ビール2.4元。気持ちいい湖上の風、でも腹一杯で飲みきれず。自業自得。

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とにかくこのツアーで俺は威張ってた。外人気取りで。白人いず、中人多数で、ガイドもまともな説明なし。親切ではあるのだが、外人特別待遇はなし。めし時の席取りからもろもろ。だから余計、日人として威張りくさってた。昆湖の大日本帝国氏や小肥氏の影響で対中人、欧米人の優越感が頭を覆いつつある

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前にも書いたが非常に危険だと後になると冷静に思うが、いざその時になるとついそうなってしまう。

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1410ようやく小普陀。しばし下船。礼文島への船旅を思い出す。乗船後は結構晴れ間。ここは控色の入江の小島で、湖上交通の観音様のよう。0.4元でおみくじ。

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1530別の島(半島？)の観音様に立ち寄る。対岸には渡らせてくれないみたい。匂い袋記念にもらう。サービスいいじゃん。まわりは北京からのおっちゃんおばちゃん、結構英語話す。広州や上海人もいるが、みんな地元民とはかけ離れた生活水準なんだろう。再び乗船、一路下関へ。

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帆を張った釣り船が行き交う。船上には白族の女性も。湖水は本当に澄んでいる。遠目に三塔。山と湖と村落の中にすくっとひときわ白く目立つ。大理古城側の青い山並み、対岸は赤い地肌。

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1630洱海公園。女神像は白族。白人並の体型美。小高い丘に登る。少々疲れてきた。しかしここからの眺めは本当に素晴らしい。快晴ならなあ。両岸がよく眺められるのはここだけだろう。

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再び乗船、下関へ。懐かしい。二年前、雨の中、道に迷い、洱海のほとりに一人佇んだ場所。雨宿りを求め走った道。

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魚釣る人は滇池でも見たタイヤいかだに乗ってる。河岸に砂の運搬船。そして白族の船上生活者。 pic.twitter.com/nifVKk38ic

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1720下船。しかし乗るべきバスがない！？しかたなく、漢族の大型バスに立ち乗り。あ、この道は天生橋に続く道。ここを歩いたっけ。天生橋通過。いやあ孔明さんひさしぶり、変わってないね。しかしバスはどこへ行くのか。対岸に行きそう？

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1750なんと温泉に着く。彼らのツアーは温泉も含まれていたのだ。何の用意もしてない俺たちは唖然。40分間だと。汚い？大理石風呂みて小肥氏は早々に車中へ退散。うろうろしているうち、俺の入るところなくなる。ようやく１つ見つけ、0.45元で入ってみる。

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風呂桶でかく水がなかなかたまらない。しかたなく払い戻してもらい、リタイアしてバスへ。ガイドたちにひとこと文句。腹のおさまらぬまま、バスに揺られて大理鎮、1930着。途中までよいツアーだったが、最後で躓き、全体の印象も悪くなってしまった。

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日人4人とナイトライフで夕飯。5元。ちょいぼられたかな。2300就寝。ふんぎりがつき、2日の麗江行きチケット、宿で買う。7.5RMB。恋愛について小肥氏の言葉に憤りを覚えた夕方、広州で一緒だった中本さんに会う。今日来たという。

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仲間でハッパやってるようだった。こんな日にやったら、間違いなくバッドトリップしちゃうね。気がめいったまま、寝る。