【セルフまとめ】「ちーちゃんはちょっと足りない」を読んで

ほろもそ @Homoronro

「ちーちゃんはちょっと足りない」、なんだろう、何が足りないんだろう？何かが足りていない。主に言葉が足りてない。 すごくモヤモヤする、そして不安になる。足りないことは悪いことなのだろうか。ちーちゃんが足りないとき、みんなが足りていて、みんなが足りないとき、ちーちゃんだけが足りてる。

ﾁｭﾊﾟｶﾌﾞ郎 @zunpokoUMA

@Homoronro イキってリボンつけてきて遅刻までしたのに無反応だったシーン辛すぎていつ読んでもゲボが出そうになる

ほろもそ @Homoronro

@zunpokoUMA 自意識ェ…なんとなく気づいてても言葉にはしない人もいるんじゃないかなー？と。今思うと、そんなに関心が欲しいなら、積極的に自分からカミングアウトしていくのもアリだなーとか思っちゃう。

ほろもそ @Homoronro

一つ一つのシーンに、必ず何か「足りない」がある。 リボンつけて遅刻してく場面も、そんなに関心が欲しいのなら、「このリボンどうですか？！」ぐらいには、ちょっとぐらい話の流れ変えてでもみんなに聞き回ってれば良かった。ちーちゃんだけが「空気読まない」を足りてる。

ほろもそ @Homoronro

最後のシーンも、自分の気持ちに嘘をつき続けるナツと、愚直なまでに正直に生きるちーちゃん。ナツには「自分の気持ちに正直になる」という大切なものが足りてない。ちーちゃんには一瞬で「？！」と看破されるのが印象的。

ほろもそ @Homoronro

はじめは、ちーちゃんは将来大丈夫か？！と心配になるけれど、読み進めるうち、あれ意外と会話できてるし、確実に成長している…？ むしろ、足りていないのは、もしかして…となるんだよね。

ほろもそ @Homoronro

とくに、「共犯」になるナツの危ない感じが、すごく不安になる。大人が浮気するのも、これと全くおんなじ確信犯の論理やん。。この問題に対する答えが、旭ちゃんみたいに激昂するのも実は「足りて」なくて、フジオガの対応がすごく「足りてる」。このマンガだと、フジオガだけが足りてる。

ほろもそ @Homoronro

意固地になるちーちゃんには「ごめんなさい」が足りなかったけれど、いつもお金が足りないちーちゃんは最後、簡単に電車に頼らず歩いて帰るという手段を自分で選択している。この前フリのためにも、以前 ちーちゃんには靴が与えられている。 ちーちゃんの成長や経験は、かけがえがないものなのでは…？

ほろもそ @Homoronro

ラストシーンのちーちゃんは、（お金はあるけど）「バスと電車使わなかっただけ」とさらっと言う。これがすごい。ナツのさっきのグダグダグダグダ何ページも思い悩んでるさまとは明らかに違う。ここでもナツは「足りてない」。

ほろもそ @Homoronro

あくまで日常の会話がそのまま文字に起こされてセリフになっていて、コマ割りもあくまで時系列で淡々と。「…。え？！どういうこと？！」というような本題と関係ない異常事態でも、淡々とスルー。このテンポを大きく乱すのは、登場人物の心の動きだけ。 そういう世界の見方があるのかな、と。