宮台真司は「個人的なコミュニケーションがすべてを決定する社会」。特に90年代の日本社会はそうだった。宮台は国内におけるカルスタ・ポスコロ的な知を無効化した #uno10
2009-11-28 14:30:40大塚英志は「物語消費」による「大きな物語」(戦後民主主義)の捏造。しかしオタク文化は戦後民主主義が解体され、高度消費社会が台頭したからこそ出てきたのでウソ。大塚はあえて偽史を与えることで社会のアイデンティティ不安を安定させようとしている。 #uno10
2009-11-28 14:46:12ポストモダン社会の二層構造はグローバル資本主義そのものであり、インターネットの仕組みそのものでもある。その構造に抗うことは難しい。 #uno10
2009-11-28 14:55:45ゼロ年代批評の前提条件。物語やイデオロギーではなく価値中立的なアーキテクチャ(環境)であり、不可避である。よって徹底的に内在して内破する以外に批判の道はない。 #uno10
2009-11-28 14:59:59ウルトラマンと仮面ライダーの違い!この辺はFCR2の東×宇野対談で詳しくでるはず。なのでコミケに! #uno10
2009-11-28 15:07:09エヴァと95年の問題。シンジ君は父親(社会が与える自己実現の価値観)が信じられないので戦うことを拒否。当時の日本の空気をダイレクトに反映していた作品。 #uno10
2009-11-28 15:09:42福田和也も小太りと言われ女子大生のあいだで笑いが起きているが、これ男女逆だったら問題になるのではないか。と、ちょっとマジレス。
2009-11-28 15:14:1495年問題への処方䇳A. 偽史的に大きな物語を捏造(大塚、福田和也、つくる会)B. 小さな物語しかない世界を受け入れる=「父」が導いてくれない世界でも生きていけるようにシステムを作る(宮台、東)。もうAでは突破できないのでBしかない。 #uno10
2009-11-28 15:14:54実存:自分が選択したコミュニティ/小さな物語についてどう責任を取るか。政治:コミュニティの共存を許容する環境をどう設計するか。宇野さんは批評家なので実存レイヤー中心。以下具体的に作品分析。 #uno10
2009-11-28 15:21:05エヴァ(セカイ系)とデスノート(バトルロワイヤル系)。何が正しいかは分からないが、後者ではゲームに勝って自分で決める。 #uno10
2009-11-28 15:23:30物語回帰のメカニズムは、自己反省による再強化(つくる会社、昭和ノスタルジー)とループ描写による再強化(舞城王太郎、涼宮ハルヒ)。後者は消費社会の比喩。終わらない日常。自分がコミットしたヒロインと結ばれることでループから脱出する=超越する。 #uno10
2009-11-28 15:31:17