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国の概念について自分なりに本気で考えてみた

まあタイトルの通りです。 ちなみに基本的には意見・感想等大歓迎ですが、テーマの関係上まとめ主がコメント欄の大荒れを覚悟した上で作成していますので、くれぐれも誹謗中傷にならないようにお願いします。 【転載元URL】 続きを読む
現代社会 共同体 国家 国際情勢 国際政治 政治 社会問題 世界史
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いよかんドール @iyokandoll
これから私がツイッターで投稿するツイートは自身がアメブロで昨日投稿した評論文の転載となりますが、その内容には現代社会の問題の本質に触れる記述が含まれています。その為人によってはかなりショックを伴う場合があるので、観覧は自己責任でお願いします。 それでは今から始めます。
以下、ここから転載スタート(※一部改変あり)
いよかんドール @iyokandoll
現在地球上には国連加盟国・非加盟国合わせて200ヶ国以上の国があります。 各国にはそれぞれ違った歴史や文化を持っていますが、今回は国の概念について自分なりに本気で考察してみます。
いよかんドール @iyokandoll
なおあくまで考察なので、的外れと思われる部分も多々ありますし、直接的にはあまり関係ない事柄についても言及されているのでその辺りはご容赦下さい。 あとこの記事を読んだ後で自分の考えと合わないからと言ってムキになったりしないようにお願いします。
人類史上初の国家誕生前史
いよかんドール @iyokandoll
人類史上初の国家は人類500万年の歴史のうちの99.9%程進んだ先に漸く誕生しました。 これは恐らく、人類が長らく苛酷な環境に晒された為に単一の小集団で細々と生き延びるだけで精一杯だったからと思われます。
いよかんドール @iyokandoll
皆が日々の食料を確保することすらもままならない極限生活を強いられているから、仲間と協力して暮さないといけない的な感じです。 この当時の生活環境って、ある意味毎日を生きる為に必要なお金を稼ぐだけで精一杯な貧困層のそれに通じるものがありますね。
いよかんドール @iyokandoll
で、そんな仲間と協力して暮らす生活形態、所謂「共同体」こそが人類の本性であることを象徴する話を今からします。
人類の本性とは何か?
いよかんドール @iyokandoll
人類500万年の歴史の中で、初めて「集団同士の暴力や殺戮」という意味での戦争が起きたのは今から数千年前のことですが、逆に言えば人類の歴史の殆ど……というかぶっちゃけ古代文明が興るまでは戦争なんてやってなかったということになります。
いよかんドール @iyokandoll
しかしながらこのような事実があるにも関わらず、未だに「人類の歴史は戦争の歴史だ」なんていう話をよく聞きますが、その理由を考察してみます。 1.原則的に動物は徹底的な同類の殺戮を行わないが、今の人類はそれすら平気にやってしまう
いよかんドール @iyokandoll
2.その人類も先史時代は土地や食料を分かち合って生きていた為、先史時代が人類史の一部であるという認識が薄い 3.文明と戦争は共に人間が有史以来始めたものという共通点がある 4.人類は同類に思わず同化してしまう機能を持っている
いよかんドール @iyokandoll
ここで特に重要なのは一番下の項目です。大体他人はおろか物や人外にまで同化対象にしながら、普通は殺し合いなんて出来るわけがないのです。 もしそれを実際に行いたいと思うなら、それこそ余程特殊な方法で同化意識を麻痺させた状態でないと心に深い傷を負ってしまいますからね……。
いよかんドール @iyokandoll
特に国家間の関係ではそれが顕著で、表向きでは平和の為に活動するとか言いながら実際は各国の利害が絡んでいることは日常茶判事です。
いよかんドール @iyokandoll
なんせ「国家に真の友人はいない(byヘンリー・キッシンジャー)」とか、「隣国を援助する国は滅びる(byニッコロ・マキャヴェッリ)」等といった地政学に関する名言から見ても分かるように、国際政治は一般人の想像を遥かに超える程のヤクザな世界(!!)ですからね。
いよかんドール @iyokandoll
そんな国際的でヤクザな世界に私達一般人は現在に至るまで振り回されていると思うとかなりの恐怖を感じますね……。 ……あっ、さっきはちょっと大袈裟に言い過ぎましたね。ってなわけで次は国の定義に関する話に移ります。
国という言葉が意味するもの
いよかんドール @iyokandoll
国という言葉は実に色んな意味で表されていますが、あえてそれを大まかにひっくるめて定義付けるなら「統治機構となる中央政府としての性格と、歴史的・文化的共同体としての性格を合わせ持つ組織」といったところでしょう。
いよかんドール @iyokandoll
まあ前者に関しては「権力が領域と人民を内外の干渉を許さず統治する政治的共同体」という堅苦しい一言で概ね片が付きますが、一般人の視点からするとやはり後者の意味で捉えられる国の方がどっちかというとより想像しやすいかと思います。
いよかんドール @iyokandoll
そしてお互い違う性格を持った共同体が共に影響し合うことで一つの国と言うものが成り立っているということですね。 とは言え同じ国に住む人達も決して一枚岩ではないのも確かですし、それに世界中を見渡せば「国民は一流だけど政治は三流以下」という国もあればその逆もあったりするんですよね……。
いよかんドール @iyokandoll
……ということで、ここで忘れないうちに要点をまとめます。 【ここまでの要点】 ・人類は共同体を結成して暮らすことで長らく苛酷な環境に晒された状況から乗り越えることが出来た ・しかし初めて文明や国を築き上げた頃から何故か同類と殺し合うという由々しき現象、所謂戦争が起き始めてしまった
いよかんドール @iyokandoll
・国は政治的共同体としての性格と、歴史的・文化的共同体としての性格を合わせ持つ では次に国が持っている2つの性格、政治的共同体と歴史的・文化的共同体に関する話をします。
お互い性格の異なる共同体の因果関係
いよかんドール @iyokandoll
中国・唐の時代を代表する詩人である杜甫さんが作った詩の中に「春望」という有名な詩があります。所謂「国破れて山河あり」という一文で始まる詩ですね。
いよかんドール @iyokandoll
まあこの詩は当時繁栄を享受していた唐が安史の乱によって長安や洛陽が陥落して滅びゆく様を杜甫さんが嘆いて詠んだものですが、今改めて詩の内容を見ると自然界の上に国を作り上げる程の力を持つ人間の営みがいかに脆く儚いものなのかが実感できます。
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コメント

石部統久 @mototchen 5月7日
「「国家は、内外危難に対する社会総体の政治組織。いわば社会というアンコを包んだ饅頭(まんじゅう)の皮が国家です。」滝村隆一 https://web.archive.org/web/20031013052143/http://book.asahi.com/review/index.php?info=d&no=4235
石部統久 @mototchen 5月7日
「高校時代から学んだマルクス主義の理論では、資本家と労働者の階級対立がなくなれば国家は死滅するはずでした。ところが、プロレタリア独裁の革命権力は三権分立を否定したため、専制国家以外にあり得なくなった。70年代半ばにそれに気づき、頭が真っ白になりましたね」 滝村隆一 https://web.archive.org/web/20031013052143/http://book.asahi.com/review/index.php?info=d&no=4235
石部統久 @mototchen 5月7日
個人的 滝村国家論 引用抜粋 https://matome.naver.jp/odai/2139783665039410801 暴力 戦争の起源を考えるための資料 https://matome.naver.jp/odai/2140909248409778501
石部統久 @mototchen 5月7日
以上関連資料でした。
nob_asahi @nob_asahi 5月8日
人類の本性について言及するなら、「ホモサピエンスは同時代に存在していたすべての他人類種を絶滅させた種族である」ことも考慮した方が考察が深まると思います。なにせ原人の化石には石器が頭に食い込んでいる等、明らかに同種属での殺し合いが行われていた跡も見つかっていますので。
いよかんドール @iyokandoll 5月8日
nob_asahi へぇ、そういう化石も見つかっているのですね。ところで出来ればその証拠を示されているページをURLとして貼っていただけませんか?
mikumiku_aloha @mikumiku_aloha 5月8日
原始共産主義は使い古された理想郷じゃないかな
いよかんドール @iyokandoll 5月8日
mikumiku_aloha おっと、前回に続いてまたしてもこんな考えを持っている人が現れましたか……。ちなみに私は原始共産制に関してはあの頃のカンボジアで起きた悪夢について説明しているページを見るたびに耳が痛くなるほどそのヤバさを痛感しているので、何が言おうと大反対の立場を取っていますけどね……。
ソフトヒッター99 @softhitter99 5月8日
何で政治?というとこも考えて見たほうがいいと思うけど。「政治とは社会的諸価値の権威的配分である」(イーストン)、「政治的関係とは友と敵の関係である」(シュミット)……政治学には含蓄に富む言葉もある。
ソフトヒッター99 @softhitter99 5月8日
あ、あと歴史で、「国民」と「国家」が同一視されていく過程は勉強した方がいい。端的に言えば、絶対主義~革命~カリスマ独裁と戦争という過程を経たフランスと、フランスとの戦争を経たヨーロッパにおいて、このトレンドが出現し、世界へと伝搬していくのだけど、政治的共同体のなかで最も強固な「国民国家」の誕生の歴史を再学習した方がいいと思います。
ソフトヒッター99 @softhitter99 5月8日
これが学校のお勉強だと、ルソーのような人権意識に影響された素晴らしいフランス革命……で、何でそれが恐怖政治に堕し、まれに見る個人カリスマによる帝政を生み出し、ヨーロッパ中を戦争に巻き込み、ナショナリズムという化け物を世界にはびこらせたのか?ということを考える機会を、かなりスポイルするが故……。
いよかんドール @iyokandoll 5月8日
softhitter99 softhitter99 softhitter99 貴重なアドバイスありがとうございます。まあとりあえず気が向いたらそちらの方面についても追記していきたいと思います。
CAFE @CAFE_XXX 5月8日
プラトンの「国家(副題:正義について)」あたりから読み始めると、無駄に時間を潰せて良いですぞ。
gx9900 @GX9900GUMDAMX 5月8日
古今東西の国家が持つ問題点を論じたいのか、現代国家の問題を論じたいのか、それとも資本家が問題なのかよくわからんな。
gx9900 @GX9900GUMDAMX 5月8日
softhitter99 中央銀行の成り立ちとか、資本主義の歴史についても考察が欲しい所ですな。
水面計@いつのまにかオッサン @W_L_G 5月9日
同族を虐殺するのは文明化した人間だけ ってのはある種の人たちが好んで使う論法だけど、最新研究でその種の話は否定されているんだよね。 人間はなぜ殺し合うのかという謎の解明へ一歩前進、チンパンジーの事例が適応戦略で説明できることを京大が発表:https://gigazine.net/news/20140930-chimpanzee-lethal-aggression/ 1万年前の人骨に「集団虐殺」の痕跡、研究で解明:http://www.afpbb.com/articles/-/3074011
水面計@いつのまにかオッサン @W_L_G 5月9日
霊長類だけで足りないなら水棲哺乳類であるイルカの例も ドラッグやいじめ…?意外とえげつない、「イルカ」の生態:https://matome.naver.jp/odai/2144699877001826301 人間以外では云々って話は単純に研究や観察が足りていない事も多々あるイメージ、そもそも単純な縄張り争いでも負けた群れは餌が取れずに死んでしまう場合も多々考えられるわけだから、それはそれで間接的な虐殺だと言えなくもないのでは?
水面計@いつのまにかオッサン @W_L_G 5月9日
あと反論も色々なされているけど『暴力の人類史』では「人間の暴力は減少し、今日、私たちは人類が地上に出現して以来、最も平和な時代に暮らしているかもしれない」という主張もなされている。:参考http://honz.jp/articles/-/41176 国家は信頼できる友人では無いかもしれないが、結果として暴力や貧困を減じて奴隷となる確率を減らしてくれるなら、いつ裏切るかも分からないバーバリアンを友にするよりかは良いと思うお
frisky @friskymonpetit 5月9日
『銃・病原菌・鉄』を思い出すなぁ。ただ http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/user/rosaldo/16Elman_Service_Prim_Org.html 血縁集団(バンド)同士の抗争って紀元前数千年より前からあったんじゃないかなぁ。それは「戦争」には含めない?(じゃあ部族社会なら?首長制なら?) あと少なくとも近代国家間の全面戦争における死亡者率よりも部族社会同士の抗争の死亡者率のほうが高い、という研究があったはず。
frisky @friskymonpetit 5月9日
friskymonpetit ←ここで言いたいのは「社会の発達(血縁集団から始まって近代国家の成立まで)によってむしろ戦争の被害は縮小しつつあるのでは」ということね。
いよかんドール @iyokandoll 5月9日
GX9900GUMDAMX W_L_G friskymonpetit 様々な意見を出していただきありがとうございます。まあこれだけ多いと今後補足として加えたい項目も多くなるので大変ですが何とか上手い形に纏めるように頑張っていきたいと思います。
にゃほ @Temp002a 5月9日
法律がない、国家設立前の状態だと、殺人率は15%にもなるそうです。「暴力の人類史」(英語版50p)より、破砕された骨などの証拠から計算した数字です。なかなかエキサイティングですね。
サンセット @Sunset_Yuhi 5月9日
いくつか疑問点を。1.国家や貨幣は多数の信用に基づかなければ実行力を持てないのでは(国家や貨幣の影響力が弱い地域は世界中にある)。2.国家や貨幣の影響力が多数の信用に基づくならば、一部の人間がそれらの仕組みを利用して、世界を支配するのは限界があるのでは(宗教的ドグマや政治的イデオロギーに訴えて人を動かす方法もある)。3.全体的に検証が難しい命題が多く、エビデンスがあまりにも少ないのでは(住民運動で工場の稼働が停止される現象はどう説明できますか?)。
いよかんドール @iyokandoll 5月9日
Sunset_Yuhi 数々のご指摘ありがとうございます。まあ私自身も今回のまとめの内容でまだまだ改善すべき点は多々あると思っていますので、今後はまとめの内容の質を更に向上していくよう努力していきたいと思います。
mm @iwanninja 5月10日
わあい陰謀論 あかり陰謀論大好き
長 高弘 @ChouIsamu 5月10日
少なくとも近代以降の「国」については、ベネディクト・アンダーソンの「想像の共同体」の「近代国家のモデルケースとすべきは南北アメリカ大陸の『移民が新しく作った国』。アジアやヨーロッパの歴史が有る国々では、近代国家とそれ以前の国では、実が断絶が有るのに、それを見て見ぬフリをしてるので、話がややこしくなり、そこの偽史的なモノが産まれる余地が有る」って説を基本にすべきじゃないかな??
いよかんドール @iyokandoll 5月10日
ChouIsamu なるほど、そういう手もあるのですね。ありがとうございます。
Хит@трудящиеся @heat_exchange 5月11日
面白いのですがいくつか気になるところがあって 1.前の人も指摘してるように「国民」(この文脈だとおそらく文化的共同体)と「国家」(同政治的共同体)が一体になっていく過程の説明が必要かなと思います。 「政治的共同体と文化的共同体が一体である」という前提が置かれていると思うのですが、これが統合されたのは比較的最近のことです 通説では三十年戦争の講和条約であるヴェストファーレン条約がその発端だとされてたりしますね
Хит@трудящиеся @heat_exchange 5月11日
2.流石に「中央政府」は陰謀論が過ぎるように聞こえてしまいますが、これを「アメリカ」とするとあながち間違ってもいないかなと思います。 というのも、「負債論」という本の中で、アメリカの軍事力こそが現行の貨幣制度を支えていると指摘してる人がいます。とても分厚い本ですが、読む価値のある一冊です ただ.この本を書いた人の思想は、無政府主義側である事を勘案しながら読む必要がありますが…
サンセット @Sunset_Yuhi 5月12日
iyokandoll ショックを受けた社会科学本で言うと、個人的に『脱常識の社会学』がおススメです。自分なりに一言で言うと「全ての社会には宗教性を見出せる」という主張の本です。まず宗教を説明する理論から始まり、その理論を権力や犯罪や結婚という広範囲の社会現象に適用していく感じです。
いよかんドール @iyokandoll 5月12日
heat_exchange heat_exchange Sunset_Yuhi そうですか……。まあこうしてコメント欄を見るとやはり全体的には「国民と国家が一体になっていく過程の説明があるともっといい」という意見が多いようですね。ありがとうございます。
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