- haccccchi18
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自分が寝られないと、「寝られませんか?」とか云いながらあったかい蜂蜜牛乳いれてきてくれる美鈴が、寝られなくてお疲れの咲夜さんの隣に座って優しく話しかけながらこっちをじっと見るようなの浮かんでくる
2016-02-03 03:21:43コーヒーはミルクたっぷり入っててなめらかで、ほんの少しオレンジリキュールとシナモンがはいってて、オレンジの皮を削ってのせてあるんだよ。
2016-02-03 03:29:57咲夜「意地悪ね。私があたたまると寝ちゃうの、知ってるくせに」 美鈴「お休みになってほしい気持ちもあるので」 ってさらっと嘯いてみせる翠緑の眸は柔らかな微笑みを湛えてるといいです
2016-02-03 03:35:40咲夜「ああ、もう眠い」 って言いながら美鈴の肩にぽふんと頭を預ける咲夜さん。 美鈴「おや、てきめんですね」 くすくす笑う美鈴の声が、心地よく耳に届くじゃない。夜気で少し冷えた頬に、あたたかな体温が快くて。それから、ほのかな花の香り。 咲「これが終わったら寝るわ」 美「約束ですよ」
2016-02-03 03:42:59咲夜「……頑張ったご褒美くれる?」 囁いて、ほんの少しだけ力をかけて美鈴の肩を頭で押し出す咲夜さん。 美鈴「これがご褒美では?」 咲「これはお疲れさまのプレゼントでしょ? 頑張って、る、ご褒美だわ」 美「まだ欲しいんですか」 咲「卑しい子でしょう?」
2016-02-03 03:46:38美鈴「終わったら寝るんでしょう?」 咲夜「ご褒美をもらってからね」 美「あまり珈琲をお飲みになると、かえって眠れませんよ」 咲「おかわりが欲しいんじゃないわ。もっと別のもの」
2016-02-03 03:51:11美鈴「じゃあ、ご褒美をあげたご褒美もわたしに下さい」 咲夜「ふふふっ、欲しいの?」 押し返してくる美鈴に、笑って抵抗する咲夜さん。 美「欲しいですよ」 咲「珈琲?」 美「もっと別のものです」
2016-02-03 04:04:10分かるでしょう? とほんの少し艶やかに囁く美鈴。疲れているからだろうか、なんだか嬉しくなっちゃって、胸の鼓動がはやくなる咲夜さん。
2016-02-03 04:06:51咲夜「わかる」 美鈴「じゃあ、お仕事頑張って終わらせないと」 咲「待っててくれるの?」 美「ご褒美のためですから」 咲「私が待ってるのよ? それ」 美「私も待ってます」
2016-02-03 04:08:46優しくお互いの口唇をはむようなキッスをしながら、 咲夜「…………どこまでがご褒美?」 美鈴「……、もう、今はわたしのご褒美ですよ」 咲「……ほんと? いつ入った?」 美「……たぶん、最初から」
2016-02-03 04:17:00