[R-18]アナルバイブを試したお兄さんに、メスとしての手ほどきするショタの話

帽子男 @alkali_acid

「なんじゃとぉ！勃たん男が何をしても無罪にきまっ」 振り返ったおじさんの顎を、高いヒールのついた靴が見事にとらえる。狭い車内で巧みな動き、ふわりとレースのスカートが翻るが、中は絶妙に見えない。 「げふっ」 おじさんは膝から崩れ落ちた。

帽子男 @alkali_acid

おまわりさんはてきぱきと口述調書をとる。 「男性車両はね。あなたは乗らない方がいいから」 「ふぁぃ…」 「あのおじさんは前科二犯だしもう出てこれないから大丈夫」 「ぁぅ…」 「具合悪い？気を付けて帰ってね」

帽子男 @alkali_acid

次の駅でおじさんは鉄道警察隊にひきずられていった。 「はなせえ！はなさんか！わしはただ！公衆の面前であさましく男を誘うふらちなメスに裁きを加えておっただけ…あばばばば」 何回も電磁警棒で殴られながら。

帽子男 @alkali_acid

お兄さんはふらつきながら、駅の交番をあとにする。 息が荒い。足元がおぼつかない。 「こんなんで…ほんとに男の中の男に…」 「おねえさん。だいじょうぶ？」 かわいらしい問いかけ。省みると、そこにいたのはバイト先の店の常連。あの女の子だ。さっき助けてくれたのもこの娘。

帽子男 @alkali_acid

「だだだいじょうぶ…ありがとう…ほんと…情けないよね俺…」 「すこし、やすんだほうがいいとおもいます。すぐそこに、きゅうけいできる場所があるから、いきましょう」 手をにぎってひっぱっていく。 駅を出てしばらく歩くとなんかホテルに。 「未成年の利用は禁止です」 「じゅうはっさいです」

帽子男 @alkali_acid

女の子がIDを出すと、カウンターのカメラがうたがわしげに照準を合わせ 「おとおりください」 あっさりOKしてしまう。 「じゅうはっさい」 「にじゅういっさいのほうがよかったですか？」 「え？…えっと…」

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部屋にたどりつくと、女の子はベッドにお兄さんを放りだす。 「さ、ぬいでしまいましょう」 「え？ぬ…いやぬぐのはだめだよ…だって…ちいさくても…女子の前で…」 「じょしはだめなんですか？」 「う、うん」 「じょしがだめなんですね？」 「うん」 「では、もんだいありません」

帽子男 @alkali_acid

女の子はスカートをたくしあげて、口で裾を咥えると、予想に反してものすごく派手な下着を見せ、指でおろした。ぼろん、という感じでお兄さんのものよりずっと大きなものがあらわになる。 「ほにゃあ！？」 「ふふふ。びっくりですか？」

帽子男 @alkali_acid

「ど、どっちでも？いや？よ、よくない！よくないきが…あれ？」 気付くと女装少年は巧みにジーンズを脱がしている。 「わーほんとだ…かわいいトランクス…あ、はえてない…あれ？もうじゅんびできてるみたいですね♪」 「ちが…これは…男の中の男になるために」 「へー…どれどれ」

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丸みを帯びた腰の輪郭を撫でてから、尻尾みたいに出た玩具の柄をいじり、強弱調整ボタンを探り当てる。 「あ、まちがえました💛」 弱から最強へ。そう。今までのは弱だったのだ。精神注入棒Xのポテンシャルは底知れない。 「ふぎぃいいい！？？？」 えびぞりになるお兄さん。

帽子男 @alkali_acid

「おねえさんは、いやしだから…こういうことしちゃいけないとおもってたんですけど…やっぱりがまんできそうもないです💛」 「まっ、ちが、俺は…お、男なんだ」 「またまた…でも、ぼくはどっちでもいいんですよ？」

帽子男 @alkali_acid

男の中の男というより、牝の中の牝という感じだ。 「うーん…かわいいけど…なんか…ぼくも…いっしょがいいな…」 強制終了ボタンを見つけて止めると、そっとひきぬく。 「ふぎゃぴっ…」 「やっぱり…ちゃんと…したいです」 のしかかる少年。涙目のお兄さん。 「ちょっ…まっ…」

帽子男 @alkali_acid

「だいじょうぶ…ここ、なんか、じゅんびできてるみたいです」 「できてなっ…あ、できてる…？」 「はい💛」

帽子男 @alkali_acid

バイトは休むことになった。

帽子男 @alkali_acid

その後なんかお兄さんはあんまり似合わないメンにナクったファッションはやめてもうちょっとおとなしめのを着るようになった。むしろ普通に落ち着いた感じの女性という印象で目立たなくなる。髪もちょっと伸ばし始めた。 「どういう心境の変化だ」 「え…いや…なんていうか」 不審げなバイト仲間。

帽子男 @alkali_acid

「俺のことちゃんとわかってくれる相手が一人いれば、それでいいかなって」 「あー…そういう…ほいシュリンプサラダ」 「はいよ」

帽子男 @alkali_acid

またひとりでご飯を食べにくる女の子、ならぬ女装少年。 小さな客がやわらかに微笑みかけると、ホールスタッフはなんか照れた表情で目を伏せる。 キッチンスタッフはフライパンを動かしつつ、ちらっと視線を投げてから、首を傾げる。 「まさか…な…」

帽子男 @alkali_acid

なお、痴漢を働いたおじさんはインポテンツによる情状酌量により刑期が二百年減って懲役七百年で確定し、海底刑務所に送られました。 あと真の大和魂を伝える精神注入棒Xのメーカーはほどなく倒産したけど、精神注入棒Xそのものは恋人達にちゃんと活用されてます。よかったね！

帽子男 @alkali_acid

あとお兄さんの男の中の男になる夢はどうなったかというと、年下の彼氏の説得によりダブル女装デートなども決行するはめになるのでお察しとして、それはまた別の話です。

帽子男 @alkali_acid

おしまい。