[R-18]アナルバイブを試したお兄さんに、メスとしての手ほどきするショタの話
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あるところに、姿形がメスいことにひけめを感じているお兄さんがいました。小さいころから「おんなおとこ」とか言われていじめられ、逞しくなろうと格闘技に励んでも筋肉がつくほどに尻は丸く、胸もなんかちょっとあるかのようで、同門のおじさん達から独特な目線で見られるしやめた。
2018-04-10 23:04:04お兄さんは体毛をもじゃもじゃにすればちょっとは男っぽく見えるかと思ったのですが、通販で買った毛生え薬を全身に塗ったら肌がひりひりして腫れ、皮膚科に通うはめに。治ったら以前よりさらにツルツルになってしまいました。
2018-04-10 23:05:16バイトもガテン系はいまいち受からず、ホールの仕事だと入れ食いですが、注文とってると「ちょっとお姉さん」とかおじさんに声かけられる始末。あと客のおじさんがねっとりした特殊な視線を向けてくる。
2018-04-10 23:07:56「なんでいつも変な目で見られるんだ…くそ…俺は男の中の男だぞ…そうだ…彼女ができれば…」 女子に声をかけてもなかなか仲良くなれず、やっといい感じになれたと思ったら。 「え…男の人だったんだ…ごめん…私そういう趣味ないから」 と断わられる始末。 「そういう趣味ってなんだよ!」
2018-04-10 23:09:51本人がキレイになりたいタイプならよかったのですが、めざしているのは男の中の男だったので悲しい。髪の毛を短く刈り込み、服もレザーとかを着こなしてみたのですが「マニッシュなお姉さん」と思われる始末。
2018-04-10 23:06:41「だけどお前…そろそろそのケツとかウェストのくびれとかどうにかした方がいいぞ」 「どうって」 「猥褻物陳列罪で捕まるぞ」 「えっ…どうしよう」 「…えっ(あほだなこいつ)」 などとバイト仲間からはアホ認定です。
2018-04-10 23:13:36皆さんもお気づきでしょうが、このお兄さんはあんまり頭はよくありません。 変なグッズに騙される。 胸の厚みを増すマッシーンと聞いて買ったやつをぺたぺた張って電流通してたら、なんかちょっとふっくらしちゃったりね。 「おっぱいできた?」 「できてない!」 「だよな。お前痩せてるしな」
2018-04-10 23:12:29そんなお兄さんですが、実はちょっとした楽しみがあります。 いつも水曜と土曜にカフェにひとりでご飯を食べにくる小さな女の子がとってもかわいいのです。いやロリコンではなく。 「自分より明らかに女の子女の子した女の子がいる」 とあれに比べたら断然自分が男だなあと安心するというか。
2018-04-10 23:15:15ふわふわレースでいっぱいのスカートやブラウスをすごく自然に着こなしていて、パスタやサンドイッチをぱくぱく食べる。いかにも子供なんだけど、でも品がある。 「ごちそうさま」 となぜかお兄さんにすごく嬉しそうに声をかける。 「俺が作ってるわけじゃないんだけどなあ…」
2018-04-10 23:17:10「そうだぞ…水曜のペンネアッラビアータも、今日のサーモンチーズサンドも俺が考えて作ってんだぞ。お前は運んでるだけ」 バイト仲間がぼそり。 「分かってるよ」 「なーんでお前が感謝されるんだよ」 「え、ホールにいるから…?」 「(そりゃそうだろ)」
2018-04-10 23:19:16そんなお兄さんですが、ある日たいへんショックなことがありました。 あの癒しの女の子がうっかり水をひっくり返してしまったとき、飛んで行って拭いてあげたら 「ありがとうございます。おねえさんやさしい」 とお礼を言われた。
2018-04-10 23:21:06「あ、いや俺は…」 言い出せなかった。 「男なのに」 「まあうちの客でお前が男だと分かってるやつほぼいないけどな」 「なんでだ!髪だってこんな刈りこんでるし!」 「前から思ってたけどそれ似合ってねーぞ」 「うるさい!ちくしょぉ…見てろよ…絶対男の中の男になってやる」
2018-04-10 23:23:03そんなお兄さんが頼るのはやっぱり怪しい通販。 「精神注入棒X…これを使えば…あなたも真の漢(おとこ)に…ごくり…高ぇ…家賃三か月分ぐらいだ…でも…レビュー高評価多いし…皆なんかカタコトっぽいけど…」 買った。
2018-04-10 23:24:33「精神注入棒Xは…高密度バッテリーとモーター…奇跡の長持ち電源…完全日本製…可変素材で体にすっと入って大きく効く…あれメイドインチャイナって書いてある…どっち?まあいいや…え、お尻に入れるのか?うーん…汚そうだし…痛そうだな…お腹をきれいにして…ローションを使う…と」
2018-04-10 23:26:40通販で指示にある通りのものを買ったらなんかえっちな広告ばっか出てくるようになった。 「は?女装グッズとかなんで出てくんだよ!ふざけんな!」 心外そうな表情でおなかをきれいに 「えー絶食…まあいいけど…うぎゅぐ…ぐるじい」 ローションも 「つめたい…」
2018-04-10 23:28:14「よし、これで精神注入棒Xを…んひっ…いぼいぼが…なんか…よし、入った。スイッチを入れ…ほきょぉおおお!!?」 どう考えても男の中の男には程遠いオクターブで声が出てしまうお兄さん。 「んきゃあああ!むり!む…え?抜けな…っひっ…ぶるぶるして…うねうねして…でこぼこしてぇ…」
2018-04-10 23:29:47「おなかのなか…はいって…やだ…やめ…ぬけ…ぬけて…ぬけなっ…おぐぅ!?」 じたばたじたばた。 だが抜けない。むしろ中へ中へと入っていく。時々回転だの振動だの弱くなったりするが。 「ふぎぃ…」 説明書を確認。 「精神注入棒Xは男の中の男へ鍛え上げるため、途中で逃げるのを許さない」
2018-04-10 23:31:22「うっそぉ…!?」 病院へ行くことも考えたが、しかしこれを耐えれば男の中の男になれる、かもしれない。 「が、ががががんば…んにゃあああ!?」 お兄さんは頭がよくない。
2018-04-10 23:32:56「ふー…ふー」 なんとか日常生活を送ろうとするが、食事は喉を通らず、水ぐらい。 足元はふらつき、頬は紅潮し、家から出ると、いつもよりさらにおじさん達がねっとりした特殊な視線を向けてくる。 「く…んっ…」 電車の中で触って来るおじさんもいる。
2018-04-10 23:34:42「男性車両にわざわざ乗ってきおって…すけべ女が…」 「ちが…お、おれぇ…」 「わしが勃たんからと馬鹿にしとるのか?許さんぞ…このけしからん尻めが…」 「やっ…あぐぅ!?」 おじさんが怒りと悲しみのこもった指使いで双臀をかわるがわる揉むたび、精神注入棒Xが体内でさらに暴れる。
2018-04-10 23:36:38「お前達若いもんはそうやってみだらな姿で誘う…どうせ勃たんだろうと、たかをくくって…許せん…許せんぞ…」 「ひぃ!?」 震えるお兄さんにかさにかかって加害行為をするおじさん。その瞳には深い絶望と呪詛。 「ちょっと。犯罪ですよ」 ソプラノの声が響く。
2018-04-10 23:39:22