ジャーナリスト・岩上安身（@iwakamiyasumi）さんによる首相記者会見(4/12 PM5:50）まとめ

岩上安身 @iwakamiyasumi

総理官邸。これから菅総理の会見。5時50分から。記者席に空席が目立つ。

岩上安身 @iwakamiyasumi

続き。菅総理の会見。東日本大震災から昨日で一ヶ月。昨日開くはずだつた会見、余震のため、延ばした。人命の救済から復旧、復興へ。自衛隊が10万人出動。さらに、警察、消防、海上保安庁、官庁、NPO、個々の人々の奮闘に敬服と感謝。

岩上安身 @iwakamiyasumi

続き。復興のための考え方。自然災害に強いこと、地域環境との調和するシステムであること。原発をどうするかについては、言及なし。地球環境への配慮とは、何を意味する？ CO2？ 世界に垂れ流される放射性物質？

岩上安身 @iwakamiyasumi

菅総理の続き。原発震災、レベル7にした。しかし、原子炉は一歩一歩安定化に向かい、放射性物質は減少傾向。東電に見通しを示すように指示。避難区域の拡大、農産物の出荷制限、申し訳ない。被害の補償は第一義的に東電の責任だが、最終的には政府が責任を担う。

岩上安身 @iwakamiyasumi

菅総理の続き。被災された地域への思いやりを持ちつつ、過度な自粛ムードに陥ることなく、普段通りの生活を営もう。被災地の産品を消費する形での支援を。楽しんで、食べ、使おう。第二次大戦の戦後の復興を思い出そう。

岩上安身 @iwakamiyasumi

続き。記者クラブの記者たちの質問。こんな時期に政局の質問。辞任の可能性について、形式的に聞き、菅総理も、形式的に答える。心の中で、小さくため息。

岩上安身 @iwakamiyasumi

続き。またも、辞任を迫る、ただ単に失礼なだけの質問。時事に続いて、産経。政策について尋ねる気もなし。

岩上安身 @iwakamiyasumi

菅総理の続き。演説のときと、記者の質問に答える菅総理の応答の、声のレベルの落差が、あまりに大きいのが訝しく感じられる。情報の公開についてのフジテレビ記者の質問に対し、「政府は大きくて、すべてを知らないが、少なくとも私は、情報を隠せといったことはない」

岩上安身 @iwakamiyasumi

菅総理の続き。私の質問。この震災、原発事故は、菅政権の政権にも影響を与えるはず。まず、TPP。ただでさえ農家はじめ第一次産業に負荷をかけるTＰP、六月にめどを示すことになっているが、見直す気持ちはあるのか。

岩上安身 @iwakamiyasumi

菅総理の会見での、私の質問の続き。もう一点、原子力政策の根本的な見直しをする気はあるか、そして浜岡原発のような危険な原発について、緊急停止するお考えはあるか。

岩上安身 @iwakamiyasumi

私の質問に対する菅総理の回答。「6月をメドに、TＰPの交渉に参加するかしないか、判断すると申し上げてきた。今回の大震災、いろいろな分野に影響を与えている。今後、検討してまいりたい」。被災農家を思い、これまでのTＰP参加路線への見直しをはかる、という言葉はなし。

岩上安身 @iwakamiyasumi

私の質問に対する菅総理の回答の続き。原子力政策について。「まずは徹底した検証を。と同時に、昨日、大きな余震が起きたこともあり、福島第一、第二原発に限らず、すべての原子炉が、電源が落ちることのないように指示した」

岩上安身 @iwakamiyasumi

私の質問に対する菅総理の回答続き。「津波が発生しない段階でも、電源が落ちて、緊急電源が作動しないことがあってはならないので、対策を急ぐように原因がどこにあるか、チェックするように指示した」

岩上安身 @iwakamiyasumi

私の質問に対する菅総理の回答続き。「何らかの問題があれば、稼働を止めなくてはいけないかもしれないが、どこかの炉を止めることは考えていない」。原子力政策の根本的な見直しはなし、浜岡原発のような危険な原発の緊急停止も考えていない、と。つまり、これまでと、何も変わらず、と。