秋田禎信作品のベスト10（順不同

限界駐在員 @cs04066

#秋田作品のベスト１０は聖典に順列を付ける行為であり僭越である処刑せよ 魔術士オーフェン ベティ・ザ・キッド シャンク!! シリーズ エンジェル・ハウリング 巡ル結魂者 一つ火の粉の雪の中 カナスピカ 血界戦線　オンリー・ザ・ペイパームーン ハンターダーク ハルコナ

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ハルコナ 秋田作品で唯一の一回しか通して”読めなかった”作品。理由は二周目がつらすぎるから。機械の仮病や装甲悪鬼村正でも見せた黒秋田の最高傑作。

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ハンターダーク 「カッコ悪く描くことでカッコ良く見せる」が多い秋田作品の中で、「カッコ良く描いてカッコ良く見せる」を徹底した作品。ここまで見得を切るシーンが多いのは珍しい。特にハンターとディバイダーが滅茶苦茶カッコいいので好き。

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血界戦線　オンリー・ア・ペイパームーン 原作と比べるとどうしても作者の違いでキャラがナイーヴになりがちなので、原作ファンに受け入れられるか不安だったが概ね好評で嬉しかった。バレリーは二次創作のヒロインとして最高の仕事をしたのではなかろうか。

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カナスピカ 初の文芸レーベルでの出版。誰の評価か忘れてしまったが「秋田禎信の尖ったところを削り落としてツルツルの状態にして出した作品」というのがよく当てはまる。加奈が自転車を漕ぐシーンくるおしいほどすき。

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一つ火の粉の雪の中 デビュー作にして個人的単刊最高傑作。未だに縛妖陣の謎解きは理解できていないが。 「苦痛多き世界」で人が生きるに足る理由は何か？　という問いは秋田が１７歳のころから現在に至るまで常に作品の主題となっている。気がする。

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巡ル結魂者 秋田流異世界召喚チートハーレムは意外とちゃんとチートもしてるしハーレムもしてる。だがそれで主人公が幸せになるかは別問題だ。 異なる能力を持つ者たちのチームワーク感はX-MENとかの面白さも感じた。

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エンジェル・ハウリング ドラマガ読まずに単行本だけを追っていた人間にとって一巻のインパクトは凄まじいものがあった。 主人公の旅の目的が一切不明！ 主人公が追っている人間が一切不明！ この話は何処に向かってるんだと困惑しながら読み続けてました。

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（続き）旅の目的が明確になる七巻のころにはミズーを好きになり、その七巻ラストで待ち受けるあの展開には、生まれて初めて小説読みながら鳥肌が立った。 あと全秋田作品で二番目に好きな敵役はウルペンです。

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シャンク!! シリーズ 火の粉、オーフェン、エンハウと主人公が旅の当初の目的を果たせずに終わる秋田作品の中で初めて旅の目的を叶えることが出来た作品。いやブリアンは叶えてないけど。シャンクは初めてのヒーローヒーローした主人公じゃなかろうか。

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（続き）単に目的を叶えたいだけならシャンクもブリアンも互いを殺すことで達成することは出来た。 けどそれはしなかったし、しない理由なんて読者は説明される必要もなく読んでればわかるじゃん？　というところがグッド。 あとブリアンは全秋田作品でもモーストカワイイヒロイン（俺調べ）

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ベティ・ザ・キッド 人類史最高傑作。秋田禎信とはどんな作家はコレ読めば分かる。 核戦争が起きた時、シェルターに持っていくのは水と食料とベティ・ザ・キッドであるべきだと俺は真剣に考えているよ。 いよいよ水と食料が尽きたら後世のために写経するよ。

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（続き） 全秋田作品で一番好きな敵役がロングストライドなんですけど。 彼を感情移入できるキャラにしているのが、秋田作品を好きな理由なんすよ。 彼を単に主人公に説教されるためのキャラにしていないところが、ベティの表裏となるキャラにしているところが、秋田を愛している理由なんすよ。

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魔術士オーフェン 理由とかない。自分でも分からん。以上。

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ベティ・ザ・キッドはホント読めー読むんじゃー以外言えなくてつらい・・・。 あの作品を称えるのに適当な語彙が俺にはない。