【セルフまとめ】労働者不足と賃金が上がらない不均衡の話

安定のセルフ纏めです。つまり愚痴とかそういうやつです。
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都幾川 沙月 @SatsukiFox

最近の国内企業を見ていて思うのですが。 管理職が根本的に機能していなくて、人材評価がおかしい企業が多いように感じるんですよね。 「人手が足りないから採用したがってる」「でも待遇は良くならない」の矛盾なんかも含めて。

2018-05-27 14:51:34
都幾川 沙月 @SatsukiFox

社員数1桁、という超小規模な会社なら兎も角。 普通の規模だと、組織として機能させるには、各自の得意分野を生かすのが最適解だと思うんですよ。 というか、組織ってそのためにあるんですよね?バラバラに10人が作業しても10のアウトプットしかないけど、うまく10人が協力すれば20や30出せるので。

2018-05-27 14:51:34
都幾川 沙月 @SatsukiFox

ところが何故か、日本の企業って人事評価で、「得意分野がどれくらいか」より「平均や苦手分野を基準に人材を評価する」という愚をおかしているように見えるのです。 過去の経緯(終身雇用でジェネラリストを育成して人材を社内で流動させる)を考えれば兎も角、今はそういう時代じゃないでしょうと。

2018-05-27 14:51:35
都幾川 沙月 @SatsukiFox

ちょっとゲーム等に例えた話になりますが。 たとえば「攻撃20 防御80」というユニットAと、「攻撃80 防御20」というユニットBがあったとします。 言うまでもなく、防御をユニットAに任せ、攻撃をユニットBにやらせれば、防御80・攻撃80ぐらいの戦力になるわけです。

2018-05-27 14:51:35
都幾川 沙月 @SatsukiFox

ところが何故か、日本の企業は「ユニットAもユニットBも苦手分野で使うとステータス20だから、評価は20」という評価をしてしまうことがあるのです。あるいは「ステータスの平均で50」と。まあこれが人員の評価として妥当かというのもありますが、更にそれを人員配置にも使ったりするからタコいわけで。

2018-05-27 14:51:35
都幾川 沙月 @SatsukiFox

得手不得手も考えずに、苦手な能力ばかり見て「どっちも戦力20」として前衛とか後衛とか関係なくユニットA・Bを戦場に放り出すようなことしてるから。 会社「敵に対して戦力が足りない!(人手が足りない)」 ユニット(社員)「能力の割に評価されていない!(評価20だし)」 になるのです。

2018-05-27 14:51:35
都幾川 沙月 @SatsukiFox

まあ人間誰だって欠点はありますし、欠点を克服するのはそれはそれで大切なことなのですが。 それはそれとしても、もうちょっと得意分野を上手に活用することを考えないと、これから更に「人材不足」と「労働者の待遇が上がらない」という、需要と供給のバランス的に不可解な事態が続くのでは。

2018-05-27 14:51:36
都幾川 沙月 @SatsukiFox

更に言えば、最低値で評価した挙げ句、「攻撃20・防御80」と「攻撃80・防御20」のユニットに、「攻撃30・防御30」のユニットが「上司」としてついたりするんですよね。最低値が他より高いから評価が高いとかそういう理由で。

2018-05-27 14:51:36
都幾川 沙月 @SatsukiFox

「いや、そこは指揮のステータスで見ろよ」というのが正論なのですが。 それ以外にも、きちんと上司としての能力を磨いていない、年功序列や最低値の比較で上に立った上司は自分の能力を尺度にしか見ないから、「攻撃20・防御80」のユニットも、頭打ちで「攻撃20・防御30」扱いされたりするのです。

2018-05-27 14:51:36
都幾川 沙月 @SatsukiFox

この不経済というか、不効率を是正していかないと、働き方改革も何もないし、日本の企業はどんどん弱体化してくだけで、誰も幸せになれないんじゃないかなー、と思うわけです。 「だからどうすればいいか」と言われると難しいんですけどね。根本的に経営層レイヤーで意識を変えないといけないので。

2018-05-27 14:51:37
都幾川 沙月 @SatsukiFox

という、愚痴のようなお話でした。どっとはらい。

2018-05-27 14:51:37