ニンジャスレイヤー二次創作【インディスクライバブル・ターフ・バトル】(実況付き)

3
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

【インディスクライバブル・ターフ・バトル】 #4215tk

2018-06-10 18:02:13
moyo @moyoko9000

#4215tk ざわざわなんだなんだ

2018-06-10 18:03:40
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

「グワーッ!?」「おっと」突如ストリートの脇から飛び出してきた男を、グラスキャットは危なげなく回避した。「グワーッ!」「「「アイエエエ!?」」」そのまま眼前を通り過ぎた男は、運の悪い通行人の一人にぶち当たり、小さな悲鳴の渦を巻き起こす。チャメシ・インシデント。1 #4215tk

2018-06-10 18:05:10
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

「ナンテメッオラー!ドカマテッパダラー!?スッゾコラー!アアーッ!?」「アイエエエ!?」ぶつかられた通行人はどうやらヤクザだったらしい。不幸な男の胸ぐらを掴み、威圧的なヤクザ・スラングを並び立てる。間の悪いことだ。グラスキャットはそれを無視し、路地裏を覗き込む。2 #4215tk

2018-06-10 18:10:30
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

「「グワーッ!?」」「おっと」突如として吹き飛んできた二人の男を、グラスキャットは危なげなく回避。「「グワーッ!」「「グワーッ!?」」「「「アイエエエ!?」」」件のヤクザたちにぶち当たり、悲鳴の渦を巻き起こす。ネオサイタマではチャメシ・インシデントの範疇か。3 #4215tk

2018-06-10 18:15:17
アジャイトー @agito710515

路地裏から男がどんどん出てくる #4215tk

2018-06-10 18:17:17
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

(パンクスのケンカかな)吹き飛んできた男たちの風体に共通点を見つけつつ、グラスキャットは考える。彼らは全員、腕や脚をバイオ獣毛で覆っていた。おそらくバイオ筋肉で増強された、屈強な肉体の持ち主だろう。しかし、それが三人も吹き飛ばされるということは「ミャオーウ!」4 #4215tk

2018-06-10 18:20:09
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

「「「グワーッ!?」」」「おっと」ナムアミダブツ!今度は三人も!「「「グワーッ!?」」」「「「アイエエエ!?」」」当然のごとくヤクザたちに命中。ストリートが悲鳴の渦に飲み込まれた。が、グラスキャットはそんな騒ぎに興味がない。それよりも気にかかるのは。5 #4215tk

2018-06-10 18:25:11
アジャイトー @agito710515

路地裏を覗くと男が3人、もひとつ覗くと…まぁ男はいいか #4215tk

2018-06-10 18:28:10
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

(あの子の声だよな、今の)グラスキャットは思わず顔をしかめ、路地裏を覗き込む。あの独特なカラテシャウト、そうそう忘れられるものではない。俄然、無視できる状況ではなくなってきた。今日は非番であり、厄介ごとに巻き込まれるつもりなどない。ないが……6 #4215tk

2018-06-10 18:30:26
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

「仕方ないなァ、もう……!」「グワーッ!?」またも男!「イヤーッ!」「グワーッ!?」グラスキャットは回し蹴り迎撃!飛び出してきた男がピンボールめいて横に吹き飛ぶ!「まったく!」彼女は迷うことなく、闇の広がる路地裏へと飛び込んでいった。7 #4215tk

2018-06-10 18:35:26
アジャイトー @agito710515

男無残!グラスキャット=サンはお節介焼きさんだ #4215tk

2018-06-10 18:38:08
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

なおも断続的に吹き飛んでくる男たちをカラテで弾きつつ、グラスキャットは決断的に進む。ネコミミ型ウェアラブル端末やサイバネ尻尾という、NERDZめいた出で立ちに騙されるものも多いものの、彼女はれっきとしたフリーランス・ニンジャなのだ。この程度の荒事は慣れている。9 #4215tk

2018-06-10 18:40:19
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

しかし、と彼女は分析する。これまで吹き飛ばされてきている男たちは、いずれもバイオサイバネを備えていた。普通のネオサイタマ市民と比べれば格段にタフであり、力があるといっていいだろう。それをこうまで簡単に吹き飛ばす存在ともなれば……「イヤーッ!」10 #4215tk

2018-06-10 18:45:09
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

「グワーッ!?」またも飛んできた男をカラテで弾き、ようやく到達したのはバスケットコートと思しき広場。そこかしこにバイオサイバネを施した若者たちが倒れているのが見て取れた。そして、中央で立ち尽くす人影が一つ。これまで吹き飛んできた男たちと比べ、はるかに小柄だ。11 #4215tk

2018-06-10 18:50:05
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

グラスキャットは溜息をついた。やはり見知った顔。「ドーモ。ウルタール=サン。なにしてるんだい、こんなとこで?」人影が驚いたように振り向く。この薄暗い中でもはっきりわかるほどに輝く瞳が大きく見開かれる。「ドーモ。グラスキャット=サン。そっちこそなにしてんの?」12 #4215tk

2018-06-10 18:55:14
アジャイトー @agito710515

なにしてんのじゃあないんだよ #4215tk

2018-06-10 18:58:57
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

形だけのオジギを終え、不思議そうに小首を傾げたのは獣めいた少女であった。獣めいた、というのは単なる比喩ではない。尖った耳やその腕先はバイオ獣毛に覆われ、口の端からは鋭い牙が覗いている。彼女の名はウルタール。ニンジャであり……グラスキャットの知り合いの一人だ。13 #4215tk

2018-06-10 19:00:05
たいむしふたーまくず @znntmk

ゆうじんのいえに おしかけてきた ペットだ #4215tk

2018-06-10 19:01:37
アジャイトー @agito710515

腕先のバイオ獣毛カワイイだなぁ #4215tk

2018-06-10 19:02:26
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

グラスキャットは肩を竦める。「いや、歩いてたらこいつらが急に飛び出してきたからさ。そもそも、誰だいこいつら」「ワードウブツの連中」不愉快げに顔を歪め、ウルタールは足元に転がっていた男の一人を軽く蹴飛ばした。「難癖つけてきやがったから、腹立って」「それはそれは」14 #4215tk

2018-06-10 19:05:23
たいむしふたーまくず @znntmk

そういうの いつもおこられてるでしょ #4215tk

2018-06-10 19:06:58
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

グラスキャットはあちこちに倒れている男たちを見やる。ワードウブツのことは少しだけ聞いたことがある。バイオ手術を駆使し人間離れした強さを求める集団……だったはずだ。「ウルタール=サンの友達じゃないのかい」「こいつらが?冗談!趣味が違うもん」ウルタールがむくれる。15 #4215tk

2018-06-10 19:10:13
1 ・・ 8 次へ