魚沼宇水さんの話

ティンベーとローチンの基本戦術でやたらいじられがちな宇水さんに関するあれこれ。もう少し更新予定。
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銅折葉 @domioriha

志々雄さんも長州派なんだけど出身京都らしいしそのあたりも関係あったのかなかったのか。るろ剣は幕府と新政府で区切っちゃって、その中での勢力関係はあえてオミットした作りではありますが。

2018-06-12 19:33:04
銅折葉 @domioriha

あ、そうか失明以前の宇水さんを説明するコマでは一応普通の刀持ってるな。やっぱり心眼と合わせた上での有用性かなんかであえてティンベーローチンに切り替えたんだな。

2018-06-12 19:34:28
銅折葉 @domioriha

宇水さん、琉球出身なわけだし王家秘伝の武術を(おそらく王家秘伝と言うからには幼少時から)学ぶ立場にあったので、1853年&54年のペリー来航の時に立ち会っていたのかもしれないな。当時宇水さん10歳少しくらい。

2018-06-12 19:38:47
銅折葉 @domioriha

このへん、首里城への訪問を拒否したのに対してペリーはこれを無視して、武装した兵員を行進しながら首里城まで進軍したってあたりのエピソードになんか宇水さんの原体験がありそうな気がする。

2018-06-12 19:40:07
銅折葉 @domioriha

宇水さんの心眼たる異常聴覚は本当に異常聴覚なのか問題。

2018-06-12 22:37:51
銅折葉 @domioriha

宇水さんが自分の異常聴覚に「気付いた」のは視力を失ってからで、喉の渇きに苦しんで水音が聞こえた方に歩き出して半日(だっけ?)歩き続けてやっと辿り着いて、そこで自分の異能を自覚したみたいな流れだったと思うが

2018-06-12 22:39:10
銅折葉 @domioriha

どこでどう歩いてたのかわからないけど(目が見えなかったんであんがいぐるぐる同じところを歩き回ってた可能性もあるが)、概ね同じ方向に進み続けたとして半日さまよってようやく水を見つけるってのはいったいどこの山の中だったんだろうという気はしてならぬ。

2018-06-12 22:40:30
銅折葉 @domioriha

宇水さん単に迷ってたんじゃねえのというのと、あと仮に水を見つけたとしても、それが飲めるかどうかはまた別問題なんじゃないかと言うのは少し思うところだが。#音だけで飲める水を感じ取っていたレベルの心眼なのかもしれないが

2018-06-12 22:41:45
銅折葉 @domioriha

これ、実際の聴覚がどうこうよりもむしろ、この体験によって宇水さんが自分にはこういう力があるという強い原体験を持ったことによって、心眼として覚醒したというのが近いのかもしれないね。餓え渇いて苦しんでいた状態でこういう経験したら脳内魔薬とかで魔境に入りそう。

2018-06-12 22:43:06
銅折葉 @domioriha

宇水さんの異常聴覚、とにかくやたらに耳が良いとかそういうのではなく、呼吸音や心音、筋肉の音までというからピンポイントに聞きたいところの物音だけを委細漏らさずに聞き取るといった感じの、どっちかつーと順風耳(千里眼の耳バージョン)に近いのではないか。

2018-06-12 22:45:26
銅折葉 @domioriha

心理状態は読めるが思考は読めないというのがポイントにされているが、緊張で心音が高鳴るのと、運動で高鳴るの、羞恥で高鳴るのとそれら全部が微細に聞き分けられるのかというと、仮に全部細かく音がわかったとしても、それがどんな心理状態を示しているのかは実際に確かめないとわからないはずで。

2018-06-12 22:47:01
銅折葉 @domioriha

宇水さんの心眼、異常聴覚に覚醒したとして、それで読めるようになった心音や筋肉の緊張の音とかそういうのが、実際にどんな心理状態を示しているのかというのはどうやってわかるようになったんだ。無辜の民を捕らえて拷問でもしながらアミバみたいに研究したんだろうか。

2018-06-12 22:50:12
銅折葉 @domioriha

あるいは、宇水さん異常聴覚には自覚がなかったけどそれまでも五感のひとつとして認識はしていて、「こいつ怒っているな」「焦っているな」みたいな感情の機微には割合聡くて、それは視覚や表情、仕草などから判断していると思っていたけれど、本当は聴覚によるものだったことを失明後に自覚したとか。

2018-06-12 22:52:32
銅折葉 @domioriha

宇水さんが目が見えなくてもまるで支障なく行動できるのは、あらゆる物音、目の前に壁があることで空気の流れる音や誰かの息遣いが乱れて聞こえるといったほんの些細な変化も全部感じ取れて、あろうことかソレが立体音響のものすごいやつのようにすべて脳の中で映像化されているということになる。

2018-06-12 22:55:32
銅折葉 @domioriha

これはもはや耳とかそういうレベルではない気がするし、たとえ耳だとしても人間のふたつの耳で可能なレベルを遙かに超えている気もするし(だから異常聴覚なんだろうけど)、そもそもそれ以前に、宇水さんの脳の構造が根本的に常人のソレとは違う気がしてならない。

2018-06-12 22:56:54
銅折葉 @domioriha

やっぱ宇水さん自覚してないだけで左右の耳以外にもなにか音響を捉えて認知して理解するためのなんか妖怪めいた機能が先天的に備わってたんじゃねえかな……。るろ剣世界の達人は比較的そう言うの許されるレベルだし……

2018-06-12 22:58:12
銅折葉 @domioriha

ちょっと話はずれますが第六感というのはいわゆる共感覚のひとつとして、一般には感知できないと思われる何かの信号(視覚でも聴覚でも嗅覚でも)を、普通よりも感度良く感知できる人がいるから、という論はそれなりに理に適った話だと思っております。

2018-06-12 22:59:48
銅折葉 @domioriha

具体的に言うと血が沸騰し自然発火するまで体温が上がるようになったもはや哺乳類のレベルを超えてる志々雄とか、血管より太く発達した神経を持ってる(しかも任意に増やしたり減らしたりもできる)縁とか twitter.com/domioriha/stat…

2018-06-12 23:04:21
銅折葉 @domioriha

宇水さんが失明を機に刀からティンベーとローチンに切り替えたの、盲目における精密動作の不安から広い防御面を持ってる盾が欲しかったのではとか思っていたけど、鉄球で牙突を完全に防ぎきっているところからそこは違いそうなんだよな。

2018-06-12 23:07:20
銅折葉 @domioriha

もしかすっとあの亀甲羅の盾がうまいこと音を拾って増幅して、振動として感知するのに上手くいく補助具だった可能性とかないかな。背負ってても手に持ってても使えたという。

2018-06-12 23:08:34
銅折葉 @domioriha

@RizaSTAR 琉球武術としてはそこそこメジャーだったらしいのだが幕末の頃どうだったのかネット読む程度だと良くわからんのよね。ある程度は実用されていたのか、ほとんど実戦向きではなかったのか。(そもそも古武術全般に言えることだけど)。まあサムライの戦いでは見ない武具なのは確実。

2018-06-12 23:12:09
銅折葉 @domioriha

宇水さんは斎藤一の心理状態を「憤り」と「昂揚」で読み間違えたが、普通あの状況で仲間は死のうが覚悟の上、悪即斬の正義で昂揚してるんだって精神状態の方がまあ異常と言えば異常で読み間違えるのも仕方ないとも言える。というか斎藤も半分は屁理屈で言い返して優位に立とうとしてる風にも聞こえる。 twitter.com/domioriha/stat…

2018-06-12 23:15:02
銅折葉 @domioriha

そういえばちょっと思ったんですけど魚沼宇水さんの心眼の話。あの人いくらすごく微細な変化も聞き逃さないとしてもあくまで聴覚なわけじゃないですか。つまり音を聞いてることには変わりないわけで、そうなると視覚と聴覚の差である、情報を伝える光と音の速度差がわりと影響を与えるのではという。

2018-06-17 22:38:37
銅折葉 @domioriha

たとえばですけど宇水さんが30mくらい離れたところから銃で狙われたとしますね。これを達人である宇水さんは心眼で気付いて避けようとするとして、火縄銃でも弾速は音速を超えますし(概ね着弾がまとまるなど有効な射程とされるのが30~50mだとか)もう少し近代的な銃だともう少し音速が上がる。

2018-06-17 22:40:52
銅折葉 @domioriha

面倒なんで距離を34mと仮定すると、宇水さんが射撃の気配(さすがに発射音じゃなくてそこに潜んでいた狙撃手が銃を撃とうとしたそ時の心音の変化とか筋肉の緊張の音)に気付いたとして。この音がそもそも宇水さんのところに届くまで0.1秒かかっちゃうわけですよね。68mだったら0.2秒。

2018-06-17 22:43:02