マインドマップで成績アップ、なんていうのは、あの書きかたそれ自体の効果と言うよりも、あれを作ると物事に対して予習する大義が生まれるからなんだと思う。それに対して無理矢理にでも興味を持って、ある程度想像しないと、作りようがないだろうから

誰かに手順を教えるときには、自分が準備する順番で「こうすればいいんだよ」とやるよりも、最初に完成イメージを伝えて、そこに到達するにはどうすればいいのか、手順をさかのぼるような教えかたをしたほうが、理解が早いのだと思う。
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medtoolz @medtoolz

誰かに手順を教えるときには、自分が準備する順番で「こうすればいいんだよ」とやるよりも、最初に完成イメージを伝えて、そこに到達するにはどうすればいいのか、手順をさかのぼるような教えかたをしたほうが、理解が早いのだと思う。

2011-04-11 13:26:23
medtoolz @medtoolz

「なぜ」を説明するためには、手順をさかのぼることが必要になる。完成イメージが頭に入っていれば、大半の「なぜ」は尋ねる必要がなくなるだろうし、手順を逆に教えるときに出てきた「なぜ」というのは、もしかしたら手順を改良する助けにもなる

2011-04-11 13:27:39
medtoolz @medtoolz

手順を正しい順番で教わった人は、もしかしたら「なぜ」が出てこない。お手本のコピーに全力を挙げて、たしかにそれで、完成形に到達できるのだから。裏を返せばそういう人は、どうして完成形がそうあるべきなのか、下手するとそれを説明できない

2011-04-11 13:28:28
medtoolz @medtoolz

「こうすればいいんだよ」と教える人もまた、手順をたどってそれを描ける人と、全然別の場所からそれを描ける人とがいるのだと思う。機械の配置や術者の立ち位置を上から描いてください、とお願いして、患者さんを中心に描かないと書けない人と、部屋の隅から書きだしても完成イメージが作れる人と

2011-04-11 13:30:16
medtoolz @medtoolz

集中治療室の引き継ぎ資料をマインドマップで作っているときに思ったのだけれど、何が「本題」なのか、人によって違う。ある人にとっては症状こそが大事だし、別の人にとっては氏名や年齢が、さらに別の人にとっては輸液の種類こそが、先ず真っ先に聞きたいことだったりする

2011-04-11 13:35:49
medtoolz @medtoolz

で、ノートというのは時間軸に沿っていて、恐らくは頭の中も、ノートっぽさというか、自分にとっての大切さで序列ができている。その通りに話が来ると快適だし、そうでないと、一刻も早く「大切なこと」を聞きたくなる。

2011-04-11 13:36:34
medtoolz @medtoolz

マインドマップの書きかたというのは、中心の○から、四方八方に枝が伸びる。大体8つぐらいの主題が、同じ程度の重要さで周りを取り囲むようになる。この形式だと、聞いたことをその順番にリスト梅できるから、リストの衝突が起こりにくい。

2011-04-11 13:37:37
medtoolz @medtoolz

あれをやるときには、予習というか、講演会なら講演会の題名を聞いて、自分ならそこからどういうテーマを考え、その講演から何を学びたいのか、それをあらかじめ「枝」として作ったノートを準備して、講演を聴きながら、その枝に葉っぱをつけていく感覚でやらないと、たぶんマインドマップは生きない

2011-04-11 13:38:50
medtoolz @medtoolz

マインドマップで成績アップ、なんていうのはたぶん、あの書きかたそれ自体の効果と言うよりも、あれを作ると物事に対して予習する大義が生まれるからなんだと思う。それに対して無理矢理にでも興味を持って、ある程度想像しないと、マインドマップって作りようがないだろうから

2011-04-11 13:39:57
medtoolz @medtoolz

人にものを教えるときにも、自分の体験をノートとして格納している人と、ランダムアクセスを許すような、マインドマップ的な格納を行っている人とがいるのだと思う。前者に聞くとノートの最初から朗読をしないといけないし、後者に当たると、アクセスが速いから簡単に答えが返ってくる

2011-04-11 13:41:18