【追記あり】閉所恐怖症やパニック障害などの傷病を持っている人間が観劇やイベント参加をすることの是非とその際の留意点に関してまとめ

「閉所恐怖症とパニック障害を持っているのでイベント参加の際に席交換など配慮をお願いしたい」という旨のtwにリプをした所、疾病、障害、傷病を持っている方、持っていない方から色々と反応を頂けたのでまとめてみました。 症状や状況は人によりけり、千差万別と思いますが、一連の情報が『外出に困難を抱える人』や『その周りの人』にとって何か参考になれば幸いです。 ※全ての状況・傷病に当てはまる情報ではありませんので、読んでからの判断は各自で責任をもって行って下さい。 ※2018-06-25 医療従事者の方から緊急時の備えについてアドバイスを頂けたので追記しました。
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キョウヤ@ポンコツ @yuki_kyoya_

そして何より、何かあった時にかかりつけ医や専門科救急に搬送されるとは限らないことを念頭に置いて自分の傷病の管理をすることが一番大事です。事前に準備や問い合わせをしてみて、無理そうなら参加しないという判断が必要になることもあるかと思います。

2018-06-25 04:16:26

*外出先でパニックを起こしてしまう、または倒れたり具合が悪くなる傷病はパニック障害以外にも不安障害、てんかん、ASDの感覚過敏、PTSD、メニエール、外科手術の後遺症、血圧や血糖値の病気、その他様々な原因があり、対応する科や必要とされる処置が違います。

  • また、同じ『パニック発作』でも人によりパニック症状は異なり、必要な配慮も異なります。(声が出なくなる方、体をさすられると更に恐怖心が増すという方、光が辛くて布を被ったり丸まって光を遮断したいという方等々……)

その為、相手が福祉関係者や医療従事者であっても、何も事前の準備や情報がない中で即座に的確な配慮や処置をして頂くというのはとても難しいことなのです。
偶然イベントで隣り合わせた一般の参加者さんは言わずもがな……なので、もし会場や外出先でそのような場面に出くわしてしまったら、本当に無理のない範囲でのご協力で充分ありがたく思いますし、なにか特別な配慮や物凄い救助活動らしきことをできなかったとしても気に病まないで頂きたいです。そのような場面に出くわせてしまい少なからず負担やショックを受けさせてしまうことを申し訳なく思います。

傷病がある方は、楽しいはずのイベントで推しや他の参加者さんに残念な思いをさせたり、突然人が倒れるというショッキング映像をお届けすることの出来る限り無いよう
それでも不測の事態が起こってしまった際には、駆けつけた医療従事者に迅速に必要な情報を提供でき、なるべく各所へのご迷惑が少なく済むよう
自分の症状を一番よくわかっている自分が準備をして、主治医とよく相談して、公式や主催と事前に連絡を取り、何事も無くイベントや観劇を終えられるように判断し、動けるのが一番と思います。

精神・内科・外科の疾病、障害、怪我、体質など様々な理由で外出に困難を抱える方は沢山居り
また、生活の中でそのような方とすれ違い、隣り合うこともあるかと思います。
これらの情報の何か一つでも、そのような傷病の有る方、無い方の役に立てたら嬉しく思います。