福島みずほ「命を奪う法律に、断固反対！」反対討論 「労働時間の規制の全くない労働者を、日本で初めて誕生させる」[動画,要旨と全文へのリンク]

高度プロフェッショナル法案　反対討論要旨（個人的メモ）

１．反対する5つの理由
　① 労働時間規制が全くない労働者を日本で初めて誕生させる
　② 法律を作る理由がない（立法事実[1]が全くない）
　③ 「健康管理時間[2]」に関する罰則規定がない
　④ 1075万円にも根拠がない（手取り800万円を切る）
　⑤ 労働時間規制がない中で家事責任を負う女性が働けなくなる

２．ホワイトカラー層の没落の始まり（高度プロ対象者の年収が社内の最高水準）

３．命を守る労働基準法
・労基法は使用者と決して対等ではない労働者を守るためにある
・労基法の労働時間規制撤廃は、戦後の労働行政の放棄。厚生労働省が官邸の産業競争力会議に屈服

注1) 立法事実：法律や条例の必要性や正当性の根拠となる社会的な事実（データなど）
注2)❝「健康管理時間」というのは、健康破壊の「過労死促進」制度という批判をかわすために知恵をしぼった「造語」であり、新しい手口❞　＜出典：無限の長時間労働を強制/残業代ゼロ　「高度プロフェッショナル」制度（赤旗2015-02-27）＞

反対討論テキスト全文