「某県の山奥の施設で隔離されているけれどココは楽園だよ」という記事が話題になっているのだけど、嘘っぽいところもあるけど必ずしも嘘とは言い切れないんですよね。「隔離」というのが地理的に山間部にあることを差していて、本人の「仕事」というのもピアサポートだとすればそれなりに筋が通るし。
2018-06-29 00:14:01精神科の病院は東京だと青梅とか八王子とか山間部にあることが多くて、それは都市の周縁部に配置されやすいからでもあるのだけど、もうひとつの理由としては明治以前の密教の滝治療の場から発展したケースもあります。東京だと高尾、京都だと岩倉に精神病院が多いのはこの例。
2018-06-29 00:17:11@hkazano なるほど、山間部は湯治、滝行派生の施設が多そうですね。 逆に多摩・入間なんかは悲田処・悲田院の文脈から布施屋的に都合の良い街道沿いという比較的人の往来の立地ですね。
2018-06-29 10:05:33@hkazano こちらの官能小説、舞台が「青梅あたりの精神病院」です。 tate.32ch.jp/list_html/list…
2018-06-29 00:36:12これ、面白いんです。滝まで歩けない人をおんぶして運んでいた「剛力」という宗教系の人たちが、明治になって滝治療が禁止されて代わりに精神病院ができると、そのまま看護師になったという話を読んだことがあります。医者は近代医学だけど、ケアは前近代から引き継がれていた。 twitter.com/hkazano/status…
2018-06-30 08:12:43@ktowhata 「狐憑き」に効くとされた「大口真神」の護符など、奥多摩・秩父のオオカミ信仰も面白いんです。ninchishocafe.jugem.jp/?eid=134
2018-06-30 08:22:33@ktowhata @kissyouji_kaito たしかに高尾山のよくわからないところにも精神病院(この名称が正しいのかわからないけど)が忽然とあって、???と思ったことが何回かありました。
2018-06-30 11:59:22@kotora00 @ktowhata @kissyouji_kaito 都心の都立病院を受診して一泊した後、ベッドが一杯なのでと紹介された都下の病院に転院。これが八王子や立川の山の中で、家族は見舞いに訪れるだけで小旅行。入院が長期になると家族と疎遠になる一因。いや、日本の精神病院は入院期間が長すぎた。
2018-06-30 12:33:52@hkazano その辺りの精神科病院のルーツを辿れば寺社仏閣になる可能性が高いのか。科目が違うけど、岩下壮一神父が院長を勤めた、現在も存続する静岡のハンセン病療養所は教会が原点だった。
2018-06-30 12:53:50妙にRTされてるので書いておくと、これ、あくまでそういう歴史的由来のあるケースもある、というだけで、郊外にある精神病院の多くは、戦後、国の政策で精神病院が激増した時に、地価が安くて反対運動も起こらなそうな土地に作られた病院です。
2018-06-30 13:52:36@hkazano 色々な理由で作られたということですね。知れば知るほど凄い。川越の病院は住宅街の中です。とある23区の病院も住宅街の中にあったなぁ。川越は地域の人との関わりを持つためという理由で作られたとかかれてあったような
2018-06-30 15:23:28@hkazano 私の通っている北九州最古の精神科病院・H病院ですが、できた昭和初期は白砂青松の地ですぐ近くの鹿児島本線は波打ち際を通ってて海水浴場さえあったくらいです。
2018-06-30 18:51:10@hkazano 元助手だった。 水が本っ当に合わん方で。 メシまずいわ、患者は 脱走因子多数だわで 何か散々だったな。
2018-06-30 21:57:33