「教皇フランシスコ」こと偽預言者ベルゴリオを絶賛するフリーメーソン達

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もう一方はサタンの国であり、その所有物となって操られるのは、彼らの指導者とわれわれの最初の両親の致命的な例に倣う者、神法そして永遠法に従うことを拒む者、神に対する侮蔑のうちに自分自身の数多くの目標を、神に反する数多くの目標を持つ者達全てである。

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聖アウグスティヌスはこの二つの国を、互いに対立する目的のために働くが故に、それらの法において対立する二つの都市として鋭く区別して描いた。そしてそれぞれの都市を生み出す原因を次のように巧みな簡潔さで表現している。

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「二つの愛が二つの都市を形作った。神への侮蔑にまで至る自己への愛が地の都市を、自己への侮蔑にまで至る神への愛が天の都市を。」

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この両者は、様々な武器と戦闘によって、あらゆる諸時代において抗争してきた。常に等しい激しさと攻勢をもってではないにしても。しかしながら現代において、悪に与する者たちは互いに結束し、一致した激烈さで戦いを挑んでいるように見受けられる。

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彼らはフリーメーソンと呼ばれる強固に組織化され広範囲に広がった組織に導かれあるいは支援されている。今や彼らは自分達の目的を隠そうともせず、神自身に対して大胆不敵に立ち上がっている。

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彼らは聖なる教会を破壊することを公然と計画しており、キリスト教世界の国々から、われらが救い主イエズス・キリストを通して得られた諸々の恩恵を可能ならば悉く剥奪するという確固とした目的を持っている。

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これらの害悪を嘆きつつ、私は私の心を駆り立てる愛徳によって神に向かい、度々叫ばずにはいられない。

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「見よ、あなたの敵共は騒ぎ立て、あなたを憎む彼らは頭を上げた。彼らはあなたの民に対して邪悪な謀を巡らし、あなたの聖徒達に対して謀議した。彼らは言った、『さあ、彼らを打ち滅ぼそう、彼らがもはや民ではないように』と。」

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かくも激しく差し迫った猛攻撃がキリスト教の名誉に加えられている緊急の危機に際して、危険を指摘し、敵が誰であるかを示し、彼らの計画と企みに力の限りを尽くして立ち向かうことは私の責務である。

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彼らの救済が私に託された者達が滅びることなく、また私の監督に委ねられたイエズス・キリストの王国が健全に存続するのみならず、弛まぬ増加により世界中で拡大するように。

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私の先任の教皇達は、キリスト教徒達の安全に絶えず注意を払い、この最大の敵の存在と目的を素早く察知した。それが闇の陰謀として隠れることを止め、明るみの中に飛び出すや否や。

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そしてさらに真の先見の明によって、君主達と諸国民に、彼らを欺くために仕掛けられた企みと罠に捕らえられることのないように警告したのである。

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この危険について最初の警告は、クレメンス十二世によって1738年に出された。彼の法令はベネディクト十四世によって確認され更新された。ピオ七世も同じ道に従った。

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そしてレオ十二世は使徒的教令「クオ・グラヴィオラ」によって、この問題に関する先任の教皇達の決定、教令をまとめてそれらを永続的に裁可し確認した。ピオ八世、グレゴリオ十六世、ピオ九世も何度も同様のことを述べた。

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メーソン的セクトの綱領および精神が、その活動に伴う明白な印、その主義の検証、その規約や儀式の解説書の公表、そしてしばしばそれに加えて秘密に関与していた人々の個人的証言によってはっきりと露見するや否や、使徒座はフリーメーソンを非難し、

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その綱領が法と正義に反し、国家に対してと同様にキリスト教世界に対しても極めて有害なものであると公に宣言した。さらに使徒座は何人たりともこの結社に入ることを禁じ、極めて重大な犯罪を犯した者に教会が科する罰則を定めた。

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フリーメーソン達はこれに憤慨し、これらの法令の効力を、それらに対する軽蔑によってあるいは中傷によって回避しまたは弱めることを考えて、それらを発布した教皇達を非難した。教皇達は、それらの法令において節度の範囲を超えているとか、あるいは正当でないことを定めたと言って。

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このようなやり方で彼らはクレメンス十二世やベネディクト十四世、ピオ七世やピオ九世の使徒的教令の権威と重みとを逃れようとした。しかし当の結社自体の中にも、ローマ教皇達がカトリックの教義と規律に従って彼らの権限の範囲内で決定を下したことをしぶしぶ認める者達がいた。

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教皇達はまた、同様の賛同を力強い言葉で多くの君主や政府首長から受け取った。これらの指導者達はメーソン結社を使徒座に報告し、あるいは自発的に特別法令で同結社を有害なものとして確定した。例えばオランダ、オーストリア、スイス、スペイン、バヴァリア、サヴォアやその他イタリアの諸地域で。

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しかし最も重要なことは、事態の推移が私の先任者達の用心深さを証明したことである。なぜなら彼らの先見の明と父性的配慮は望まれた結果を常にあらゆる場所で得たわけではなかったからである。

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そしてこのことは、悪事において積極的に働いた者達の欺罔と狡猾さ、あるいはまた、彼ら自身の利益のためにこの問題に入念な注意を払うべきであった者達の思慮を欠く軽率の故であった。

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結果としてフリーメーソンの党派は一世紀半の間に想像を絶する速さで成長し、ついには奸計あるいは大胆な手段によって国家のあらゆる階層に入り込み、ほとんどそれを支配するかに思われる勢力となるに至った。

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この迅速かつ恐るべき躍進は、私の先任者達がずっと前から予見していたまさにその重大な危害を教会に、君主達の権力に、民衆の福利にもたらしている。

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このような状況に至っているので、今後は問題となっている党派や、その信奉者や配下としてそれに与する類似の党派の勢力がはびこる国家にとっては懸念すべき重大な理由が存在するであろう。人間の努力によって覆すには教会の基盤はあまりにも堅固であるから教会についてはそうではないが。

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これらの理由のために、私は教会の舵を取るや否や、このような甚大な悪に反対して私の権威を最大限に用いることが私の義務であることを明らかに理解し感得した。私は既に機会ある毎に、フリーメーソン的見解の邪悪な影響を特別な仕方で示す教説の要点のいくつかを何度も弾劾してきた。