くぉむ
@strangeQuom
「石原慎太郎が都知事にふさわしい」という規範が波及に至るまでには3つのプロセスがあります。まず規範の生成、次にノームカスケード、最後に規範の内面化であります。
2011-03-30 03:04:22
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@strangeQuom
まず最初の過程に於いては、「石原慎太郎が都知事にふさわしい」 という規範を広めようとする石原bot(このようなアクターを規範企業家といいます)が、可能な限り多くの人々にこの規範を受け入れさせるよう試みます。
2011-03-30 03:07:46
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@strangeQuom
多くの人にこの規範を受け入れてもらうには、都知事にふさわしい条件を適切にフレーミングする必要があります。都知事に求めるべき資質や能力をうまくフレーミングできれば、人々はこの規範に次々と共鳴してゆきます。
2011-03-30 03:14:42
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@strangeQuom
そして、この石原bot規範を受け入れる人々が一定数に達すると、雪崩のようにさらに多くの人々がこの石原bot規範を受け入れるようになります。ちなみにこの雪崩のきっかけとなる数値を閾値と呼びます。
2011-03-30 03:18:03
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@strangeQuom
最後に、ノームカスケードが進むにつれ、石原bot規範は広く人々に受け入れられると共に、徐々に人々に自明のものとして受け止められるようになります。これを規範の内面化と呼びます。
2011-03-30 03:22:11
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@strangeQuom
このような過程を経て石原bot規範が内面化されれば、その自明性ゆえに議論も消失してゆきます。内面化された規範はそれほど強固なものです。
2011-03-30 03:24:39