アソボット戦記五九感想

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

終わるわけだが、正直最後の方は突如EDのノンテロップ映像が本編に挿入され、最終回のEDも過去の話のダイジェストといった構成で大分余裕がなかったのだろうか……一応過去での五九一行の旅を描く描き下ろしイラストが最後にあるのが救いだが　＃アソボット戦記五九 pic.twitter.com/oFQi5B0dP5

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七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

といった所で、アソボット戦記五九について全話見終わった。原作漫画との比較についてやろうとしたが意外とブックオフやまんだらけなどにも原作漫画が全然置いておらず、それは叶わなかった。興味がある方は探しても構わないが正直アニメ版の方がまだましだったような気がすると　＃アソボット戦記五九

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

一応書いておく。とりあえず書くと……何故当時このアニメで100億売り上げてやるとエイベックスが意気込んでいたのかは非常に謎としか言いようがない……。どうやら企画書を見ると原作漫画やアニメ化の時期が1年ぐらい遅れており、当初から立ち上げに難航したのかと察せられる　＃アソボット戦記五九

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

ような気がしなくもないが、アニメ化の時期に原作漫画がマガジンから左遷されたり、DVDも途中で発売が打ち切られたり、関連商品もタカラからジョイスティックのチープトイやコロガッツという第1弾どまりのホビーが出たぐらいで止まっており、正直もう100億売り上げてみせるとの　＃アソボット戦記五九

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

意気込みは、原作漫画が人気不振で打ち切りの危機に遭った事辺りから、既に萎えていたのではないか?と思うのは気のせいだろうか……何かもう結局後に戻れないような状況だから仕方なしにアニメ化して、まぁ売れませんでしたよとの扱いだが……正直半分くらい元々の企画に　＃アソボット戦記五九

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

求められていたハードルが高すぎたことがこの作品にとって不幸な事だったのではないかと……。ここからアニメ版について書いていくと以前書いたが正直”言うほど悪くはない”とは一応書いておこうと思う。ただ申し訳ないが正直物探し物の冒険譚として、ここまで　＃アソボット戦記五九

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

物探しのストーリーでここまでアバウトすぎるのもある意味凄いといわざるを得ない。49の鍵について一度に2、3個見つかるのはまだかわいい方で、魅音や別の敵が既に何個か集めていたのた、挙句の果てに本編で全然言及されずいつの間にか手に入れていた鍵が出てくる程なので　＃アソボット戦記五九

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

正直途中からではなく最初から既にそうだった……、もう物探しで話を進めるつもりはないでしょ!?君たちと戸惑いを禁じ得ない展開を許容できるかが問われると思う。ただ個人的に最初の時点からして既に物探しを放棄しているような開き直りっぷりを見せつけられたことから　＃アソボット戦記五九

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

変な話、「あぁ、これはもう突っ込んだら負けだ」とこちらも開き直ってよいような気がして見守っていた。幸いこの作品についてキャラクターのアドリブがエスカレートしていく所があり、そのおかげで最後の方になっても緩い雰囲気が漂い、実際終盤でそんな設定あったっけ?とか　＃アソボット戦記五九

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

何故そこまで回りくどい事を……と突っ込みが絶えなかったが、もう突っ込んだら負けだとの姿勢で見守っていけれたのは幸いだったのかもしれない。正直キャラクターたちのユルいやり取りとアドリブを楽しむ作品としてみた方が良いのではと思う所もあるが、実際アドリブに関して　＃アソボット戦記五九

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

声優陣に関しては非常に豪華であり、最後までそのスタンスは崩されず実力派、大御所をバンバン呼んできた辺りは豪華かもしれない。五九一行のキャラクターについて後半になるにつれアドリブが増えていき、空気になるメンバーがいなかった辺りは　＃アソボット戦記五九

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

確かに評価したいところであり、個人的に飯塚さんのスージィ、榎本さんの紫苑の可愛さは半端なく、高山みなみさんの魅音が当初のミステリアスな雰囲気から、少しおバカで欲深いコケティッシュな美少女だったとの事は当時見ていて凄いインパクトに残ったのはあったのだと　＃アソボット戦記五九

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

あぁ、みなみさん、こんなかわいい女の子(性格に難あるけど)もやれたのかと凄く驚いたのはあった。キャラクター面に関して正直声優陣のアドリブも含めてサブキャラもとい浦沢脚本回とかで結構アクの強い面々が出ていたが……ただ作画面で低調だったことは否めず　＃アソボット戦記五九

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

そのあたりがデザインの方にも現れてしまっていたか、どうもゲスト、中ボス格の敵キャラで単調なデザインの面々も少なくなかった(特に前半2クール)事は否めず、ビジュアル面で当時からしても前時代的だったと感じたのはあった。そこにもう少し気を使ってほしかった　＃アソボット戦記五九

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

あとアクション関係も基本毎回戦うものの、五九、サンゾー、トンゴーの技についてほぼ毎回同じパターンが多く、コラボアップしてからの違いなどもあまり上手く描けていなかった印象だった。作画演出についてはまぁ……かろうじて竹内進二氏の回は良かったぐらいか　＃アソボット戦記五九

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

といった所で、正直ストーリー面でもアクション面でも作画演出面でも突っ込みどころが多いというか、どうもさえない。ただ豪華声優陣によるアドリブなどによるキャラクターのゆるいノリを楽しむことが出来れば、少なからず突っ込みどころの多い展開はある程度は許容できると　＃アソボット戦記五九

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

個人的には思う。浦沢脚本回についてみるのも結構楽しかった。正直カオスに少し足を突っ込んでいるようなユルいノリの冒険譚、肩の力を抜いて気楽に見るような作品と私は評したいが、それに反して企画側がこの作品で100億売ってやる!といった似つかない重荷とプレッシャーを　＃アソボット戦記五九

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

背負わせてしまったのが改めてこの作品にとって不幸な事態、環境が悪かったと思う。ただ原作漫画が左遷され、DVDの発売も打ち切られ、関連商品もまともに出ないといった散々な周辺事情がありながらも、見限られた……のかもしれないがこの作品について最後まで背負わされた　＃アソボット戦記五九

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

重荷やプレッシャーに押しつぶされてしまったのではなく、最後まで畏まる事もなく、一人チャランポランでスーダラなおバカ(酷い言い方だが褒めてるつもり)を全うした所は評価したいと思う。思いっきり大コケしたといえばそうかもしれないが、シリーズの重圧やプレッシャーに対し　＃アソボット戦記五九

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

委縮して、人の目を見るように大人しく畏まってしまう出来になってしまうよりは良い……個人的には”愛すべき落ちこぼれ”のような作品としてアソボット戦記五九について捉えていたのかもしれない。お世辞にも見た目もあまりよくなく成績も振るわなかった落ちこぼれかもしれないが　＃アソボット戦記五九

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

周囲から見放されようとも、突っ込まれようともそんなこと関係ねぇ!と世間体を気にせず自由気ままに緩く全うした作品だったと思う。少なからず私は当時もだが多分今も好きだと(突っ込みどころ含めて)感じられたのは良かった。あんたは愛すべき落ちこぼれだったよと書いて　＃アソボット戦記五九

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

終わろうと思う。ストーリー3、キャラクター4、アクション2.5、作画演出3で一応62.5点のCで手を打つ。ただそれ以上に突っ込み所とネタ的な意味も含めて多分好きなのかもしれませんと。この後はエンジェリックレイヤーについて書いていく予定。　＃アソボット戦記五九