放射能をフィクションの小道具として使うことの廃れかたについて

伊藤　剛 @GoITO

今日、学生さんたちに向けて言ったこと。 「放射能というものは、震災以降、お話の題材や小道具としては一面『つまらなく』なってしまったんですよ。 もう、私たちは放射能の現実を知ってしまった。巨大化も変異もしないし、不可思議なことも起こらない。かつてのようには『使えない』んです」

伊藤　剛 @GoITO

「身近な存在になってしまった」という言い方もできますね。

森瀬 繚＠物語仕事歓迎 @Molice

@GoITO そのような「一面」も確かにあるかと思いますが、チェルノブイリの事故後、これを題材にした作品がヨーロッパで尽きたかと申しますと……。

伊藤　剛 @GoITO

@Molice チェルノブイリとは、情報の共有度合いが桁違いなので、同列に語ってはいけないでしょう。

森瀬 繚＠物語仕事歓迎 @Molice

@GoITO なるほど。ただ、情報の共有度合いのことを言うのであれば、「放射能の現実」だけではなく、自然界のちょっとした異常な振る舞い（に、見えなくもない、実は異常でも何でもない出来事）について「放射能の影響では？」と捉え、騒ぎ立てる層も、桁違いに増えているということにもなるように思えます。

伊藤　剛 @GoITO

@Molice 震災後、一時的に増えましたが、その後一気に減少していますね。いまでも目立つのは、もともといた人々の残留です。悪目立ちしているだけですね。

森瀬 繚＠物語仕事歓迎 @Molice

@GoITO その逆も然りで、おっしゃるほどに「現実」が共有されたわけではなく、結果、それほど陳腐化してもいないのでは－－というのが僕の感覚です。無論、統計的調査を行ったわけではありませんので、主観的なものになりますが。

伊藤　剛 @GoITO

@Molice 何がダサいものになったか、まだまだイケてるか、という話ですから、主観的な観測になるのは当然ですね。ただ、放射能に関して「神秘化」のベールは相当なくなってしまったことは確かでしょうね。

森瀬 繚＠物語仕事歓迎 @Molice

@GoITO 「確か」とは全く思えないのですが、ともあれ現状では主観的なお話でしかありませんので、このあたりにさせていただきます。伊藤先生につっかかりたいわけではないのですが、どうも腑に落ちなかったのでコメントさせていただきました。失礼いたしました。m(__)m

児斗玉文章💉💉💉💉(ことだまふみあき @kotodamaxxx1

@GoITO 放射線を浴びて不思議な力に目覚めたヒーローはたくさんいますからね。もうこれからは無理ということですね。

リンゴ人間 @TokusaRingGo

飛び道具みたいな雑な扱いじゃ使えなくなったってだけでフツーに有効なツールやろ 自身が有効化出来ない三流だからって「私たちは」とか普遍化とか twitter.com/GoITO/status/1…

hamp＠モノ書きお仕事募集中 @32hamp

@GoITO そいや、ペリーローダンに「戦後広島生まれのエスパー軍団」っつーのが出てきてましたなぁ……

やまとまる @yamatomaru2205

かつてヤマトがイスカンダルへ旅立ち持って帰ってきたのは「放射能除去装置 コスモクリーナーD」だったのに、もはや身近過ぎてアイテムにすらならなくなった放射能。 ただし隣にいても人が完全に制御しきれない力。それが放射能。 twitter.com/GoITO/status/1…

ぱんどら @kopandacco

アメリカのTVでは結構最近まであり得ないほど便利に使ってた気が（放射能が原因で透明になってたような）ていうか本来は最初から「便利に使っ」ちゃいかん気がするんだアレ twitter.com/GoITO/status/1…

ВИК @qb_vick

「ナチの残党」って設定も消えていきましたなあ…… twitter.com/GoITO/status/1…