侯爵三男5

※注意  致してます。
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hiduki @dieuvent

@fujo4 血の芳香が漂う。クラリ。本能を刺激するその香りは、ここ最近慣れ親しんだものだ。私の爪や牙でわざとその身に傷を作り、私の吸血本能を呼び起こす。あぁ、まったく。そんなことをせんでも良い。しかし、そうまでせねば己の奥底にあるものを開放できぬのも解っている。

2011-04-18 23:19:10
hiduki @dieuvent

@fujo4 吸血衝動に目がギラつくのを自覚する。今宵もまた、貴様の欲求に応じよう。いや、私の要求に応じてもらおう。理由無くばその手を伸ばせぬと言うならば、私が全てを与えてやろう。斯くも愛しき人の子よ。さぁ、その身を、その血を、私に―「よこせ」

2011-04-19 00:22:15
hiduki @dieuvent

@fujo4 自覚前でした。というか、まさか2ツイートで終わるとは…(風呂中にまとまったあとのいちゃこら妄想した所為か…

2011-04-19 00:25:02
hiduki @dieuvent

@fujo4 まっ最中。  「っく、ぅあ…」組み敷いた体。その細腰を掴んで揺すり上げ、汗が滲む肌に牙を浅く立てる。「っ…!」息を飲む音。しかしそれは痛みではなく「ひ…ぁ…」強烈な、快楽。ぞわぞわと慄く体をぐっと抱きしめ、滲む赤を舌で舐め取る。

2011-04-19 00:34:39
hiduki @dieuvent

@fujo4 吸血行為に伴う感覚は性的快楽と酷似している。そしてそれは、吸血される者にも例外なく訪れ、その者を悦楽へと誘う。 跳ねる体に傷を付け、滲む血液を舌に乗せる。至福。に、全身が震える。こちらを伺う気配に、舐め取った血液でさらに赤く染め上げられた舌を

2011-04-19 00:59:41
hiduki @dieuvent

@fujo4 見せ付けるように口内へ引き込み。ごくり。嚥下すれば。何を思ったか同じようにこくりと咽喉を鳴らした。 何を、喰らった? ふと湧き出た疑問に、自然と咽喉元へ唇を寄せていた。貪欲な己に苦笑しながらも、求める性に逆らえず上下した咽喉仏を舐め上げた。

2011-04-19 01:14:03
hiduki @dieuvent

@fujo4 そのまま首筋を丹念に舐め、輪郭を辿って頬を舐める。顔を上げて見れば、瞳の奥に滲むもの。あぁ、ここまで来てようやく貴様は溶けるのか。噛み締められて傷ついた唇を舐め、そのまま奪い取るかように深く口付ける。 喰らえばいい、この私を。求めればいい、望むままに。

2011-04-19 01:28:47
hiduki @dieuvent

@fujo4 さすれば、いくらでもくれてやろう。だが、そんな自分を見たくないと言うなら… よこせ。私に。私が望むまま、求めるままに貴様を…奪ってやろう。

2011-04-19 01:34:08
hiduki @dieuvent

@fujo4 と、この前思いついた三男さん視点の反対側である。これは…自覚後かな。「くれてやる」って思うのは自覚後だからな。うん。

2011-04-19 01:36:48