でも、当事者マウンティングという副作用の強い危うげな言葉を、マイノリティへのバッシングに「使う」人々が現れるのでは…という危惧は消えませんでした。そして、実際に現れています。 多くの方々からRTやコメント、直接メッセージを頂き、コラムの公開を決心しました。 hafutalk.com/talk/column09
2018-09-01 09:45:34引用RT先の文章で書かれている不安に同意します。磯野真穂さんは、ご自身の文化人類学者という立場に無自覚なのか、バックラッシュに「お墨付き」を与える可能性(すでに「当事者性を脱構築した」とかいう評価も……)に慎重ではない。わたしは怒りすら覚える。磯野さんの文→gendai.ismedia.jp/articles/-/572 twitter.com/Juli1juli1/sta…
2018-09-01 10:20:08「当事者の発言だから」と信頼する危うさに意識的であることには賛同するけど、磯野さんの記事は、たとえば〈対話の扉を閉ざし知るチャンスを封じてしまう〉のように説明責任を、構造上マイノリティになって声を奪われてきた側の人間に課しているとも言えて、さらに抑圧する可能性を含んでいると思う。
2018-09-01 10:30:09経験したことないからわからないでしょ、という意味での〈当事者〉の例としてあげられている子育ての話は、育てられる側、親(または保護者)子外の社会の文脈含めて「望ましい育児とは」という問いを立てて議論すればいいと思うんだけど。
2018-09-01 10:35:25@Juli1juli1 @HafuTalk じゅりあんさん、拙稿についての大変丁寧なコラムを心よりお礼申し上げます。ご指摘の点については私自身も書きながらかなり考えた部分ではありました。ですが、それでもあえて使ったという経緯があります。何かの機会に改めてご返信させていただければ光栄に存じます。
2018-09-01 16:01:57@mahoisono @Juli1juli1 横から入り込んですみません。私も含め、じゅりあんさんが書いているのと同様な危機感を持ってる人は他にもいらっしゃるようなので、「それでもあえて使った」意味をぜひ、追記的にどこかに書かれるといいのではないかと思っています。私も読みたいです。
2018-09-01 17:09:17@H_Sunagawa @mahoisono @Juli1juli1 ご無沙汰しています。磯野さんの問いは、社会運動、自助グループ、当事者研究などの中で問われてきて、現在も重要な問いだと思います。しかし、じゅりあんさんや砂川さんと同じような危惧を感じます。実際にこの言葉を別の文脈で用いている方もおられるように思います。補足や説明があればと思います。
2018-09-04 22:07:568月29日付の現代ビジネスの記事について|磯野真穂|文化人類学者 @mahoisono|note(ノート) note.mu/isonomaho/n/n9…
2018-09-05 12:29:53なるほど。しかし結局、「当事者マウンティング」という用語は誰に向けられても、「あなたにAのことはわからない」という言葉と同じくコミュニケーションを拒絶/断絶する可能性がある単語だと思う。>現代ビジネスの記事について|磯野真穂|文化人類学者 @mahoisono note.mu/isonomaho/n/n9…
2018-09-05 12:53:41これが主に言いたいことなのだろうなと。そりゃああるし、逆もまたしかり>「当事者であると宣言することで、当事者であることを宣言していない人より強い力を獲得することはないでしょうか?」8月29日付の現代ビジネスの記事について|磯野真穂|文化人類学者 @mahoisono note.mu/isonomaho/n/n9…
2018-09-05 13:02:45コミュニケーションにおける力関係、社会に対する発言の持つ力は、当事者/非当事者だけでなく、その人の職業、社会的ポジション、性別、その場の構成などによって大きく変わるのだから、その中で当事者性を主張することの意味をとらえないのは雑すぎるのではないかと正直思う。
2018-09-05 13:17:36これとかなりかぶる話をずいぶん前(1999年)に書いたことがある。これは、ゲイ/レズビアン・スタディーズにおける「当事者性」の問題についてだけれど。>8月29日付の現代ビジネスの記事について|磯野真穂|文化人類学者 @mahoisono|note(ノート) note.mu/isonomaho/n/n9… pic.twitter.com/xWERMdxSBl
2018-09-05 18:06:04この文脈で「現代ビジネスの担当の方からは、記事に対する反応は共感や好意的なものが大多数と伺っております」というのはいろいろ厳しいのではないかな。マジョリティに支持されているからOKということなんですかね。
2018-09-05 13:07:53いや、しかし、「経験の総量」という表現を使ったのには驚いたな。経験って数値化できるものなんですかね。○○歴何年みたいな。質的な差異の方が問題になっているのではないのかな。
2018-09-05 13:03:22磯野真穂さんのお返事、拝読いたしました。 正直に申し上げますと、まだ僕には理解できていないところが多々ございます。以下のツイートで述べた感想も改めて感じましたし、危惧も全く消えておりません。 ですが、 ▼8月29日付の現代ビジネスの記事について|磯野真穂note.mu/isonomaho/n/n9… twitter.com/juli1juli1/sta…
2018-09-05 19:44:47「当事者マウンティング」という言葉は、他者へのバッシングに使われる言説的資源として大変横滑りしやすい状態で、世に出た表現だと(コラムを書いた時点から今に至るまで)思っています。 どのような意図・経緯があれど、少なくとも慎重に楔(くさび)を打ち込んでほしかったように思います。
2018-09-02 21:42:50お返事をありがとうございました。 磯野さんが「当事者マウンティング」というややキャッチーな言葉を「あえて」発せられた意図と経緯、そして、それが生み出す効果についてのお考えが、十二分に僕に汲み取れているのか、まだ少し自信がありません。 もう少し時間をくださいませ。
2018-09-05 19:53:15砂川さんと浜田さん(すみません、さん付けで…)がコメントされたこと。僕も大変気にかかっております。 その点について、コラムに限らず、当事者性と対話、マイノリティとマジョリティのポジショナリティ(の流動性)をテーマにすえた何らかの書き物のカタチで残せれば、と強く思いました。
2018-09-05 19:57:32「ハーフ」と呼ばれる研究者として、「ハーフ」と呼ばれる人々の研究をする1人として、避けられないテーマですね。これまでも書いてきたつもりでしたが、今回の件をふまえてグッとブラッシュアップしたいと思います。 加えて、当事者マウンティングという言葉の横滑りへの警戒も、続けたいと思います。
2018-09-05 20:01:57文化人類学は「対象と向き合う」ことで内省を迫られる学術領域だと思うので、無神経な発言を控える能力があるのが文化人類学者だと思ってました そのイメージをいいことに放言する研究者もいるんだろうけど >現代ビジネスの記事について|磯野真穂|文化人類学者 @mahoisono note.mu/isonomaho/n/n9…
2018-09-07 22:56:39文化人類学にとって、不可欠な、自分の研究の対象にさせてもらってる人々への思いやりを持つことは、その他の少数者に対する思いやりをももたらすと思ってたんだけど >現代ビジネスの記事について|磯野真穂|文化人類学者 @mahoisono note.mu/isonomaho/n/n9…
2018-09-07 22:56:48「当事者マウンティング」という粗雑な用語を平気で放つところを見ると、そもそも自分の研究対象に対してもどれだけ思いやりを持って接しているか疑問 >現代ビジネスの記事について|磯野真穂|文化人類学者 @mahoisono note.mu/isonomaho/n/n9…
2018-09-07 22:57:03この「文化人類学者」がどれだけ俺の知ってる「文化人類学」と共通認識を持ってるか、正直疑問 なんか違うところから来た違う種類の人間みたい >現代ビジネスの記事について|磯野真穂|文化人類学者 @mahoisono note.mu/isonomaho/n/n9…
2018-09-07 22:57:13