[無謀]ただの素人が教育のプロ教頭先生21人の前で、ボードゲームをつかった90分セミナーを開催した結果。
- guchi_fukui
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教頭先生21人にボードゲームセミナー
教頭会ろーぐ pic.twitter.com/9IKq8jklyp
2018-08-30 14:19:492018/08/24(金) 越前市の全小中校の教頭先生21人を対象として、ボードゲーム「かたろーぐ」を用いたワークショップを開催させていただきました。その時の模様をレポートさせていただきます。当日は新聞1社TV局2社に取材していただきながらの90分でした。 pic.twitter.com/UDLcEmLO0Y
2018-08-30 13:52:12開始前に
会場の横にはボードゲームの書籍やゲームをいくつか紹介。開始までに少し時間があったのでスティッキーとボブジテンを遊んでもらいました。これらのゲームは説明が簡単ですぐに楽しんでもらえる素晴らしいゲームです。 pic.twitter.com/7PCdz2GQGe
2018-08-30 13:52:44アイスブレイク
まずは全員でドブルのあつあつポテト。クレーブラット畑さんのお勧めアイスブレイクです。最後の一人になった先生にお菓子をプレゼント。会場から「おー」という歓声と拍手。くじで席替えをした後に、テーブル内で「名前とマイブーム」を各自30秒づつ自己紹介して遊びやすい雰囲気づくり。
2018-08-30 13:53:43テーブルごとにかたろーぐ
かたろーぐの概要説明の後に、1つのテーブルでの試遊をみんなにみてもらい、各テーブルで遊んでもらいました。出題者のことはわかりやすく「主役」と表現。「当てるのが目的ではなく、質問と主役の回答の理由をきくのが目的です」と先生方に意識付け。ゲーム中は笑い声がそこらで聞こえていました。 pic.twitter.com/kakCvsUq0Z
2018-09-01 01:15:44遊んだ後に「気づいたこと・感じたこと」を各自書き出してもらい、テーブル内で発表。その後テーブルごとに全体にシェア。「質問を考えるのがむずかしい」「主役ははずかしいけどうれしい」「質問を考えている時間も、相手のことを考えていると感じた」「小さいうちに子供に体験してもらいたい」など。 pic.twitter.com/n4GTWZ7IYe
2018-08-30 13:55:11クレーブラット畑さんの「他の人にこんなに興味をもたれる体験は日常では少ない」という話と、松本太一さんからうかがった「療育面における 1、無限の発展性、2、温かい関係 3、他社理解プロセスの構造化」の話を紹介。先生方は熱心にメモをとられていました。 pic.twitter.com/u1HcfNkmmf
2018-08-30 13:55:45教室全体でかたろーぐ
続いて教室全体での遊びを実践。一人主役をきめ「1か月の自由な時間にやりたいこと」がテーマ。他の先生方に聞きながらホワイトボードに選択肢を5つ書き出し。30秒で質問、30秒で回答を相談して提示するチーム戦。不安だった質問も次々と挙手があがり、正解発表では「おー!」と盛り上がりました。 pic.twitter.com/bQRbugJ7A2
2018-09-01 01:17:03全体で遊んだ後に臨床心理士の方に教えていただいた「グループであそぶことで「話し合い」に必要な ①「質問する」、②「相手の話を聞く」、③「聞いて推測する」という力の訓練になる。」話を紹介。こちらも先生方は熱心にメモ。「裏付け」的は話はかなり興味をもっていただけるようです。
2018-08-30 13:56:56学校での活用アイディアを考える
最後に学校での活用を各自考え、手作りカタログを15分で作成。今まではインプットでしたが急にアウトプットになったので先生方も真剣な表情で悩まれていました。苦労してそうでしたが「この発表があったおかげで実際に学校での活用をイメージすることができた」というコメントもいただけました。 pic.twitter.com/sDaXHzLTC4
2018-09-01 01:19:25各テーブル内で発表したのち、テーブルごとに前でカタログを紹介。「生徒と活用案」「先生同士で活用案」「行事を振り返る案」さらには「PTAで不要な活動を洗い出す案」など現場の先生にしか出せないアイディアがたくさん。最後はホワイトボードがアイディアでいっぱいになってフィナーレ。 pic.twitter.com/sdD71jBKCz
2018-09-01 01:21:20ボードゲームを趣味の1つとして
終了後に「ボードゲームにはたくさん種類がある。大人同士でどっぷりと楽しめるゲームもある。楽しい趣味の一つとしてもどうぞ」と紹介。各学校にかたろーぐをプレゼントしたあと、先生方は展示してあるゲームでずっと遊ばれていました。特にスティッキーの人気と盛り上がりはすごかったです。 pic.twitter.com/3FL1zYoD8k
2018-08-30 14:00:16アンケートの結果は
アンケート① 「他の先生の発想がとても参考になった」 「心がほぐれいつのまにかたくさん話していることに気付いた」 「ぜひ2学期に実践してみたい」 「現在各学校が抱えている様々な課題を解決するためのよいヒントになった」 「困り感のある児童とのコミュニケーションをとるのによい」
2018-08-30 14:16:59アンケート② 「人と人とのつながりのあたたかさをとても感じた」 「参加型の研修は苦手だったが、とても楽しく参加できた」 「ハートをあげて『ありがとう』を伝えるところがよい」 「コミュニケーションを必要とするゲームなので今後需要が増すとおもう。コミュニケーションが苦手な若者が増えている
2018-08-30 14:18:12アンケート③ 「ゴミにしかならないチラシが相手のことを理解できるきっかけになるというのが驚き」 「自分を語るのが苦手な子に使うと、楽しみながら自己開示させられそう」 「言語能力や思考力、相手を思う気持ちなど子どもたちにつけていかなければならない力を遊びながらつけられる」
2018-08-30 14:18:56工夫した点 3つ
よかった①アイディアを先生方に検討してもらうことで学校での利用イメージが具体的に描けた。尊敬している他の先生からのアイディアは、絵空事ではなく信頼感をもって受入れられた。最後に手作りカタログでホワイトボードがいっぱいになった様はセミナーのクライマックスとしてよかった。 pic.twitter.com/PAgJy41wd3
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