- toshi3636_1
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メディアのあり方に劇的な変化が生まれている。若い世代と話していると本当に全く新聞もテレビも見ていなくて、主な情報源はインターネットである。新聞記事もテレビ番組も、それが何らかの理由でバズってネットで顕在化して、始めて間接的に知るという構造になっている。
2018-09-12 07:30:06テレビ受像機を設置している世帯を母集団とする視聴率調査は、統計的にもはや疑わしい。そもそもテレビ受像機を持っていないか、受像機でテレビを見る習慣のない世代が台頭してきているからで、視聴率調査の母集団が、そもそも偏っている可能性が高い。
2018-09-12 07:31:43インターネット上の、バズる偶有性の力学や、さまざまな話題が並ぶロングテールを前提にものごとを考えないと、これからのメディアの本質は見えない。そんな中で、「コンテンツ」のあり方も激変していて、もはや、新聞、テレビでやっているからという「プッシュ」型の理由だけでメジャーにはならない。
2018-09-12 07:33:14第一メディアがネットで、新聞、テレビは接触しないか、ネットを通してしか存在しない世代と話していると、例えば、地上波テレビでレギュラーのMCをやっている人がいても、その人が「メジャー」であるとは全く限らない。むしろ、ネットで話題にならない限り、存在自体知らないことが多い。
2018-09-12 07:34:36最近何度か驚いたのは、新聞やテレビなどのレガシーメディアの中で「メジャー」と見なされている人を、若い世代が全く知らないというケースがあって、本当にビッグな名前でさえ、聞いたことがない。そのような人は、ネットで話題にならないような傾向がある人で、ネット世代にとっては存在しない。
2018-09-12 07:36:00新聞、テレビの上での「メジャー」感が「ポジション」、ないしは「既得権益」だとすると、ネット上では実質や批評性しか効かないから、作品として優れているか、その人物が何らかの批評的存在(アンチも含めて)でない限り、そもそも健在化しない。つまり、メディアで目立つ理由が全く違っている。
2018-09-12 07:37:18ネット上の激烈なミーム市場、その中での淘汰を理解しない限り、新聞記事、テレビ番組の影響力はますます低下していくだろう。新聞に載っているから、あるいはテレビでやっているからというだけの理由で見てくれる人はどんどん減って、何か実質的な理由がないと届かない時代になっているのである。
2018-09-12 07:38:59以上、連続ツイート2134回「新聞に載っているから、テレビでやっているからというだけでは届かない時代」をテーマに、7つのツイートをお届けしました。
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