- yosidagumi2025
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『そうだ、俺は君が欲しい』『なら奪ってみせろ』『……このアダマンティンと今の君のアームヘッド で力比べをしろと?確かに力比べは難しいな。なあ君は虫と力比べをしたことがあるかい。かなり気を使うぞ?』礼三郎は無言でアダマンティンに拳を放った!アダマンティンは受け止める!見えぬ速度!
2018-08-02 21:05:49アダマンティンはそのままエーデルワイスを押し倒して足蹴にした。『蚊よりは耐久性があってなによりだ』『てめえ……』『いつまであの女に執着する?』サダヒコは言った。『秋那さんのことか』『あの女は世界を滅ぼすぞ、いや滅ぼした』『何を言っている?』『いや、君はわかっているはずだ』
2018-08-02 21:09:25アダマンティンがその臓腑を曝け出し、主人の姿を露わにした。『俺は礼三郎・サライ・アームストロング、俺は1周目の世界から来た君だ。あの女は血塗れの翼で俺の世界を滅ぼした』『ふざけた事を言うな!』『いいや、俺よわかっているはずだ。2周目も危なかっただろ?俺はな!俺よ!世界を救う!』
2018-08-02 21:12:55サダヒコは礼三郎に顔を近づける。『俺はおまえじゃない』『ふふふ、良いぞ。素直じゃないところが実に素晴らしい。俺は人間が好きだ、だから救いたい!おまえもそうだろう礼三郎!サダヒコの考えに異論はあるのか?』『秋那さんも人間だろ?』『アレはダメだ。恐ろしい。救世主というヤツは恐ろしい』
2018-08-02 21:16:30『ならお断りだね。おまえは俺よりも崇高で立派かもしれない。だからなんだ。俺は世界を救うことになんか興味無いね。……もう一度』『もう一度、あの女に会うか。……ふん良いだろう。おまえがあの女を諦めぬように俺もおまえを諦めない。タイムスリップ教団にはおまえが必要なのだ』
2018-08-02 21:19:55『俺にはその暴走族は必要無いね』『ふふふ、時の彼方でまた会おう。その時はお互いサダヒコになっていることを期待するよ』アダマンティンとキメヒコのフラガラッハはタイムスリップ消失した。
2018-08-02 21:21:51『先生、入るぜ』礼三郎の声にアイリーンは驚く。もう彼は自分に顔を見せないと思っていたのだ。『どうぞ』入室を促す。入ってきた礼三郎の顔はいつになく真剣だった。『先生、教えてくれ。俺は何をすれば良い?』アイリーンは自分が教師であることを思い出した。
2018-08-02 21:25:04◎人間◎ 超感覚系の調和。自身の感度をものすごく上げる。おそらく3000倍くらい。能力のオンオフは出来ないか困難だと思われる。
2018-08-02 21:30:23