編集部イチオシ

第9回「みんなの老年学研究会」まとめ(2018.9.15)

自主研究会として2017年10月に発足し、隔月で開催している「みんなの老年学研究会」(http://gerontology-study.net/)のディスカッションや研究会顧問の柴田博先生、渡辺修一郎先生のレクチャー・コメントの実況ツイートをまとめました。 第9回のテーマは「死を受容すること。あるいは死を語ったり、考えたりすることの意味」です。
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みんなの老年学研究会 @gerontologystd

9/15(土)10時~12時 みんなの老年学研究会●今回のテーマは「『死の受容』あるいは『死を語ったり、考えたりすることの意味』」です #みんなの老年学研究会

2018-09-15 10:14:35
みんなの老年学研究会 @gerontologystd

B「死がずっとつながっている。与論島がまさにそういう感じ。家族みんなで見守られるなかで亡くなる。いまの暮らしからもっとも遠いけど、欲しているものが残っているんじゃないか」 #みんなの老年学研究会

2018-09-15 10:43:27
みんなの老年学研究会 @gerontologystd

参加者C「むかし、NHKで『お達者くらぶ』 という番組をやっていた。死とどう向き合うのか、興味があった」 #みんなの老年学研究会

2018-09-15 10:46:52
みんなの老年学研究会 @gerontologystd

参加者D「人生のなかで60代がいちばん幸せ。70代もこの調子でいける見積もりでいるけれど、周囲を見ると終活ブーム。『××を整理しました』というやりとりが飛び交っている」 #みんなの老年学研究会

2018-09-15 10:48:07
みんなの老年学研究会 @gerontologystd

D「人は必ず死ぬ。こうありたいと思っても必ずしもかなわない。最終的にはあんまりまわりに迷惑はかけたくない。やれることはやって、あとは子どもに任せるしかないな。お駄賃ぐらいは残したいというのが夫婦のふだんの会話」 #みんなの老年学研究会

2018-09-15 10:49:41
みんなの老年学研究会 @gerontologystd

参加者E「母を看取りました。万が一、じぶんが事故や何かで先立つことになったら……と緊張感があった。親より先立つという親不孝をすることなく、看取ることができて、最低限のことはできたという思いがある」

2018-09-15 10:53:29
みんなの老年学研究会 @gerontologystd

参加者F「終活セミナーを定期的に開催。終活セミナーがあっても、死を語る場がない。死が目前にないと、せっかく学んでも行動に移さず、ゼロになってしまう。そこでデスカフェをスタート」 #みんなの老年学研究会

2018-09-15 10:57:17
みんなの老年学研究会 @gerontologystd

参加者F「歳をとっている人ほど、死をうけいれていない。若い人ほど、哲学的に考えたりする」 #みんなの老年学研究会

2018-09-15 10:57:52
みんなの老年学研究会 @gerontologystd

参加者G「親がガンだとわかったときショックだったけれど、自分がガンだとわかっていたときはほっとするような気持ちになった」 #みんなの老年学研究会

2018-09-15 11:00:59
みんなの老年学研究会 @gerontologystd

参加者H「いろいろなパターンがあると話し合えるようになってきたのはすごくいいことなんじゃないか」 #みんなの老年学研究会

2018-09-15 11:06:37
みんなの老年学研究会 @gerontologystd

参加者I 「子どもの頃、セミが転がっていたら、蟻がどこからともなくやってきて連れて行った。でも、今は管理人さんが片付けるまでそのまま。都会の孤独死を思い浮かべる」 #みんなの老年学研究会

2018-09-15 11:07:39
みんなの老年学研究会 @gerontologystd

参加者I 「ある地方の村、選択肢はない。蟻が集まってくるように、一人暮らしであっても、村人が集まってきて弔う。からだがきかなくなったら、村にひとつある特養に入り、卒業したら村人が集まってきて……いつのまにか片付いている」 #みんなの老年学研究会

2018-09-15 11:09:06
みんなの老年学研究会 @gerontologystd

参加者I 「自分の終まいかたがわかっているので、みんな憂いてない。それほど深い悲しみも見てない。明日どうなるかわからないお年寄りも、憂いているようには見えない。都会では選択肢が多すぎて迷ってしまう」 #みんなの老年学研究会

2018-09-15 11:10:30
みんなの老年学研究会 @gerontologystd

参加者I 「終活ブームで悩みすぎて、うつみたいになっちゃう人もいる。自分自身はそれほど深刻に考えていないが、都会ならではの悩みが若い人にも波及してる……?」 #みんなの老年学研究会

2018-09-15 11:11:55
みんなの老年学研究会 @gerontologystd

渡辺「いろいろな活動、身の回りのところで狭まっている人に対して、ラジオを通じた情報発信、すごく大事なこと。うちの親父も認知症ですが、ラジオはきちんと聞いている」 #みんなの老年学研究会

2018-09-15 11:21:19
みんなの老年学研究会 @gerontologystd

渡辺「SNSで死に言及するのは、柴田先生が論じられている”三人称の死”。生物的な死、社会的な死、文化的な死の側面がある。社会的な死、文化的な死を生につなげていく役割も持っているのではないか」 #みんなの老年学研究会

2018-09-15 11:22:39
みんなの老年学研究会 @gerontologystd

渡辺「生物的な死は自分自身のものだけれど、社会的な死、文化的な死は周囲の人がつくっていく」 #みんなの老年学研究会

2018-09-15 11:23:24
みんなの老年学研究会 @gerontologystd

渡辺「私自身は、死について考えるようになったのは14歳のとき。心臓手術を受けることになり、若い世代のほうが死の恐怖が強いという、そのものだった」 #みんなの老年学研究会

2018-09-15 11:24:18
みんなの老年学研究会 @gerontologystd

渡辺「医者は安心させるつもりで『99%成功する』と言ったのかもしれないが、『1%は死ぬのか……』とショックを受けた。死ぬことへの恐怖。親へのありがたさ。親は毎日神社にお参りに行ってくれていた」 #みんなの老年学研究会

2018-09-15 11:26:19
みんなの老年学研究会 @gerontologystd

渡辺「昔からあるお葬式や法事が、今で言うデスカフェの役目を果たしていたのではないか。”場”が少なくなっている。私個人としてはいつも死について考えるのが、生産的ではないような懸念もある。ある節目のときに考えるほうがいいのではないか。お盆や法事の意義を見直すとか」#みんなの老年学研究会

2018-09-15 11:28:17
みんなの老年学研究会 @gerontologystd

人生の最終章を考える―その人らしく生き抜くための提言 医療科学研究所 amazon.co.jp/dp/4865132112/… @amazonJPさんから

2018-09-15 11:33:21
みんなの老年学研究会 @gerontologystd

柴田「死生学とは非常にナラティブなものである」

2018-09-15 11:33:47
みんなの老年学研究会 @gerontologystd

柴田「死生学と老年学は双子のように生まれた。人生をいかに生きるべきかは老年学。死生学は一種のタブー視されていた。性の問題と同じように隠されて、あまり発展しなかった」 #みんなの老年学研究会

2018-09-15 11:35:58
みんなの老年学研究会 @gerontologystd

柴田「いま、『死の自己決定』という考え方がある。三人称の死、二人称の死、一人称の死。問題になっているのは、一人称の死(自分の死)を自己決定できるという考え方」 #みんなの老年学研究会

2018-09-15 11:37:33