思想戦争は遠い政治の世界ではなく、他ならぬこの日常空間で起きている

リベラリズム絡みの炎上沙汰が本当の戦場であり、ファシズムがらみの政治ドラマは単なる広告塔に過ぎない。
戦争 イデオロギー ポリティカル・コレクトネス
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まったく新しい戦争=リベラリズムがらみでの炎上問題のすべて
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
戦争が、始まっている。 この戦争を、私たちは、「まったく新しい戦争」と呼んでいる。 「まったく新しい戦争」は、どこがどのように「まったく新しい」のか?
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
9・11直後、アメリカのアフガン攻撃の最中に書かれた『文明の内なる衝突』で、大澤真幸は、あのイラク戦争の裏側でアメリカ国内における正義の強化と内面化が起きている事を指摘し、イラク戦争におけるドラマはあくまでも広告塔に過ぎなかったと分析している。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
今繰り広げられている戦争は、大澤真幸の時代とは構図が異なるが、戦争を国の政治抗争に置き換えれば大体当時の構造に当てはめることができる。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
ところが、この戦争に反対する人々が展開する「反戦運動」は、冷戦下のそれと変わらない、旧態依然たる感覚と論理に支配されている。彼らは、かつてベトナム戦争に反対したのと同じ言葉とノリで、今回の戦争に反対している。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
現在真に必要とされているのは、「まったく新しい戦争」に対応する、「まったく新しい反戦運動」ではないのか?
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
そもそも、今回の戦争は、いつ始まったのか? たしかにトランプ政権の実現は、決定的な転換点であった。「まったく新しい戦争」は、あの日に開戦したと言ってもよい。 しかし、少なくとも日本では、あの選挙のはるか以前に、とっくにそれは始まっていたことに気づかされる。
日本はアメリカより4年早く思想戦争が始まった
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
もちろん2012年12月16日の、解散総選挙と政権交代のことを言っているのである。 あの日を境に、日本社会は決定的に変わってしまった。 「日本の民主党政権下野がもたらした最も顕著な変化は、リベラリズムに対する配慮の未曾有の高まりである」と我々は言ってもよい。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
多くの日本人が、決定的なことはもはや何も起こらず、平和ではあるが退屈な「終わりなき日常」が、これから延々と続いていくのだと半ば諦観を含んで思い定めつつあった時期に、突然それは起きた。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
一見平和そのものに見えた我々の社会の内部に、「わけのわからない有害な連中」が、いつのまにか大量発生もしくは浸透していることに、突然我々は気づかされた。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
ファシズムだけではない。オタク文化市民、地下社会、JKビジネス、ロスジェネ、ネオリベ、ネオコン、ネット配信で飯食う人もいれば、バイクを乗り回す二流高校生もいる。よくよく考えればどいつもこいつも怪しい。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
しまいには、アメリカ的PC価値観を受け入れない奴や、子供を動物扱いしない奴まで、不気味な有害分子に思われてくる。何とかしなくてはいけない。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
今必要とされるのは「良識ある市民」の共同体の防衛である。しかし「敵」は、一見フツーの市民のような姿をして、我々の共同体の内側に、何食わぬ顔でまぎれ込んでいる。異常な問題が露見するたびに、周囲の人々は、「驚いた」と口をそろえるではないか。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
我々は警戒心を研ぎすませて、どんな些細な兆候をも見逃すことのないようにしなければならない。兆候は必ずあるはずだ。怪しい奴、不気味な奴、ヘンな奴、アブない奴、要するに我々の「良識」に照らしてよく分からない奴、分かりにくい奴に対して、監視の目を怠ってはならない。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
奴らはきっと「何か」やる。その前に、つまりその「何か」をやらかしてしまう手前の段階で、奴らをすみやかに摘発し、除去しなくてはならない。そのために、これまでなら大目に見られていたような賛否両論レベルの迷惑行為――つまり「兆候」の段階――を、今後は容赦してはならない。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
のみならず、これまでは迷惑ですらなかったさまざまの事象についても、批判の対象とし得るように、新たなルールを制定しなければならない。 こうして、「人権闘争の権限の未曾有の強化と前面化」が始まる。
ファシズム絡みの政治ドラマは広告塔でしかない
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
一体、何が起きているのか? 全世界の政治闘争に対する参戦派と反戦派とが、実は共同して国内外の「まったく新しい戦争」を推進する一大勢力を成しているという事実。両者の論争が、結果的には国内外の真の戦争から目をそらさせる役割を果たしているという構図。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
日本の反戦派が見落としているのは、戦争は遠く政治の世界ではなく、他ならぬこの今生きている生活空間でおこなわれているのだということだ。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
否、それどころか、ヒステリックな保守思想に雷同している当の彼ら自身が、高校生や大学生を自転車や鉄道から遠ざけている張本人であったり、不平等に対して怒りに震えるリベラリストであったり、
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
つまり実はこの「まったく新しい戦争」を積極的に推進する“タカ派”である場合がほとんどなのである。そもそも「デモによる市民生活の損害」を声高に叫びデモの排除を要求しはじめたのも、元をたどればヒステリックなプロ市民たちであったことを思い起こすべきである。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
今、ネットで公敵扱いされている人はこそはまさに、彼らが真に敵とする「怪しい奴、不気味な奴、ヘンな奴、アブない奴、要するに彼らの“良識”に照らしてよく分からない奴、分かりにくい奴」そのものであるからだ。彼らは、他ならぬ公敵扱いの人に対して、戦争を仕掛けてきている。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
この状況で、我々に与えられている選択肢は、二つしかない。降伏か、応戦かである。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
この戦争には中立の立場はあり得ない。なぜなら、彼らがそれを認めないからである。「良識ある市民」であれば当然、わけのわからない不気味な危険分子を徹底的に排除する必要を痛感しているはずで、
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