いままでのあらすじ。

るなち❀ @lunalightp

焦んなくても日常は容赦なく押し寄せてくるんだなぁと思いながらも何も出来ない自分が苦しいなぁ

るなち❀ @lunalightp

変なとこだけ真面目で変な所は不器用だから多分、そこなんだろう。

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働き出すまでは正直社会に出る自分が想像できなかったし、クズのまま生きるんかなって思ってた矢先にアレでしょ？絶句してしまって、何か逃げ道を見つけたかったのかも知れない。なんでか知らんが、マクドナルドと言う、まぁ食べたことはあるがそれほど思い入れもないバイト先を選んだ。

るなち❀ @lunalightp

そうしたら店長の見る目が良かったんだろうな。接客の楽しさを知れて、社会に出るとかそう言うの抜きで没頭できた。最初は体力が本当に無かったから短い時間しかIN出来なかったけど、だんだん頑張って、ほぼ毎日入るからそのかわりに6hと、折り合いをつけて頑張ってきたんだよな。

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そしたら次はMGRにならない？と言うかなるよね？と、半ば強制的にフードセーフティや店舗運営について学んだのも興味深かったし、やっぱり座学で好きな分野の知識を吸収するのは大好きだった。頑張れば契約社員、そして正社員登用だってある。やっと掴める夢だった。

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一瞬。徒花になるのは本当に一瞬。5月末に顔面蒼白で内科に言ったらうちじゃダメだ心療内科だのなんだので。6月はなんとか入れたけど7月にはもう体力も気力も何も無くなって。退職さ。たかが2人のおかげで全て結実せずに咲くことも許されなかった。

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8月、本来ならマネージャーになるステップの講習会があったんだ。そこから、上司のサーティファイドを…恐らく冬くらいには「そろそろいいんじゃねぇか？ｗ」ってお許しを貰えるだろうみたいな、店長の見立て。それも叶わなかった、とても申し訳が無かったし、本当に苦しかった。

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それでも、OCは「それはしょうがないことだから別になんとも思っとらんし今は休め」と。店長も「俺がこの店に居る限りはいつでも即復帰させるからな、気軽に来いよ」って。今までの実績が全て崩れ去った人間に声をかけてくれた。そこから421日…いや、正確には418日だ。

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その時点でもうお金がなかった。働けなかった上に医療費が押し寄せてきたんだ。貯蓄しときゃこんなに苦しんでなかったのにな、と自分を恨んだが、後にADHDや躁のおかげで難しいものだと、コントロールするにはやはり病識が必要だとわかったんだけども。 ―――生活保護しかない。

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実家でも片親で母も病気持ち、援助を受けられるアテも無いし養育費なんて貰ってない。生活保護を受給してた。あのODの時もそうだ。 幸い、その知識があったので、すぐ役場に駆け込んだ。そして、すぐさま「要件は満たしてる、ただ家が必要だ」。新たな問題が浮上した。

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私の住んでる町は住宅扶助の上限額が3万程度。医科大学のある町だ、当然あたりはボンボン向けのお高い家ばかり。こんなクソ田舎に5-6万。そして、保護受給するとなると信用出来なくて受け付けない大家も多いと聞く。走り回った。そして、現在の不動産屋にたどり着く。

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「ここなら過去に保護受給してた方が住んでたし大丈夫だと思いますよ」と、後にこの文章を書いている自宅になる場所を見学。これで3万弱。行ける。あとは…頭金。トータルで16万。弟から支援受けても12万足りなかった。……賭けるしか無い、フォロワーを頼った。心苦しさが更に増した。

るなち❀ @lunalightp

「12万に利子つけて13万弱、毎月1万返済で」その条件。すがるしか無い。借りるしか無かった。そうして、頭金をなんとか払い、来月には完済だ。本当にありがたく思ってる。……そして、弟から一度帰省して休めとの指示もあったので、帰省することにした。

るなち❀ @lunalightp

もう、頭も何も回らないし、人に連れられなきゃどこも行けないような。そんな状態にまで陥ってた。ある程度誰と会うかだけは抑えてたから、そこだけは空元気で押し通した。でも、家に変えれば何も出来ない、たばこ吸って、パソコンを眺めてるだけの人のような何かになってた。

るなち❀ @lunalightp

そしてギリギリまで米子に滞在し、25日、鍵の受け渡し、そしてようやく要件が全て揃った。生活保護が正式に受給できた。必要ないだろうと軽く見てたけど炊飯器と電子レンジ、"家具什器費"と言う、簡単に言えば何もないなら最低限の家具代は支給すると言うモノ。認定されるのは難しいが、認定された。

るなち❀ @lunalightp

とりあえず、カラーボックス2つを買い、その上に電子レンジや炊飯器を設置。その後は友人からトースターも譲り受けたり。少しずつ生活環境が整ってきた。まぁ未だに布団は薄掛け布団だし、寒い時は寝袋だ。ただ、もしかしたら来月には布団が届くかも知れないらしい。自分でもやっとかよ、と思う。

るなち❀ @lunalightp

そこからは少しずつ、2週間毎の通院。だんだん薬が増えていったり変わっていったり。季節は冬、そして春へと…変わっていった。絶望するくらい、体調は悪化していった。そして、生活環境すら維持できなくなり、入院。ここで、双極性障害の診断。ただの鬱との誤診(見分けがつかないの)が多いのだ。

るなち❀ @lunalightp

任意入院と言う名の閉鎖病棟行き。元々自由に立ち回れないのが辛い人間に閉鎖病棟はキツかった。ネット環境も取り上げられ、することもなくなった。耐えきれず、毎日看護師に愚痴を言う日々。担当医はクソみたいな態度で、そこでも耐えきれなかった。それがあったんだろうね。16日間で退院。

るなち❀ @lunalightp

本来なら最大3ヶ月の入院だった所をかなりバッサリ切り上げたのは毎日音を上げてたのもあったんだろう。入院してるより出たほうが楽だ。退院してからは少しずつだけど生活環境も…整えた。そして、もう一度夏を迎える。……この時点で人間関係はボロボロになりつつあった。

るなち❀ @lunalightp

(今になっては元)彼女も同じ様な病気で、私の精神的負担…キャパシティをオーバーしてしまいそうな毎日。……2-3ヶ月ほど、悩んだよ。それでも結論は、ダメだった。こうするしかもう道は無いんだなと。伝えた。私からの「別れ」なんて、今までの人生で初めて出た言葉、結論だった。

るなち❀ @lunalightp

それと同じ様なタイミングで、意見の板挟みになって。同時に2箇所の人間関係を崩壊させると言う愚行。一箇所は修復出来て、何もなかったかのように毎日騒いでる。もう1箇所は、面白い、一気に消えたね。あぁ、私は『おまけ』だったんだなぁ。最初から『私』には興味なかったんだなぁ。

るなち❀ @lunalightp

そんなこたぁどうでもいい。切れた縁、敵意むき出しの人間には興味ない。しかし約一名、わけわからんのが存在した。ブロックしたり解除したり。この際もう言うけど自業自得とは言えども俺の信用を軽々しく下げ、それでいて自分は違うのなんて言う。信用出来るか？―――ニェット。俺は出来ない。

るなち❀ @lunalightp

それが先週の15日。白露Day1のちょうど数分前。もうどうでもいいな、旅が始まるんだ。さっさと切り捨てて。去年俺が崩れる前後のアドバイスに「あの時のるなちの言葉に救われた」と言ってくれた同級生と一年ぶりに再会。そして土砂降りの旅…？が始まった。

るなち❀ @lunalightp

二人してなにもないのにバカみたいに笑って、遊んだの、通算10回もないんじゃない？みたいな仲なのにそんなの知らねぇ、みたいな距離感。とても落ち着いて安心して行動出来る距離感だった。でも、この距離感は崩したくなかったのが…恐らく、お互いの本音と建前のぶつかり合いだったのかも。

るなち❀ @lunalightp

そして、Day3で見送ったあと、鬱入りを回避するため温泉へ突っ走った。待ち時間がかなり多かったし温泉も10分くらいしか浸からなかったけど、なんとか寂しさを紛らわせることに成功。あとは帰って寝るだけ。…そして、旅人を見守りながら。24日を迎えられるかわくわくしてた。