「ではどうやって勝ったというと アーヴィングの脚注を辿り 情報源を突き止めたのです こうして判明したのは何かというと…全ての事例において証拠であるとされたものは歪められており部分的な真実であり日付は書き換えられ順序は並べ替えられ…」 headlines.yahoo.co.jp/ted?a=20170623…
2017-08-28 22:44:49一方、ケント・ギルバート儒教本には、脚注がなかった。百田土下座本にも、脚注はなかった。twitter.com/hayakawa2600/s…
2017-08-28 22:48:31「一般向けの本なら注釈のないのが普通では?」と思われる向きもあるかもしれない。 twitter.com/hayakawa2600/s… しかしこの種の本というのは、「この記述の根拠はなになんだろう?」などと考える読者を絶対に想定しないことでしか成立しないビジネスモデルなのだ。
2017-08-29 11:18:50例えばケント儒教本の43ページには「大和総研が発表したデータによると」として、08年に中国で受け渡しされた賄賂の額がGDPの30%を占めた、とされている。 だが、この数字をチェックしようとしても、脚注どころか大和総研のレポートのタイトルすら書かれていない。
2017-08-29 11:27:45で、あれこれそれっぽいものを探してみると、2012年に大和総研から出ているレポートに「たぶんこれ」という数字が出てくる。 dir.co.jp/souken/researc… これの10ページ。しかし……
2017-08-29 11:28:58《6月4日の産経新聞の看板コラム「美しき勁き国へ」にこんな訂正が載った》 確かに載って今も確認できるんだけど、肝心の元の記事は訂正されてないんだよな 右派論壇の一時の勢いに陰り、慰安婦訴訟で「訂正」相次ぐ diamond.jp/articles/-/180… 元の記事 sankei.com/politics/news/… pic.twitter.com/GbqDjxJjH7
2018-10-02 17:50:36そんな「訴状」は存在しないし、「17歳のときに再び売られた」というのも、金学順氏はそんな証言は一度もしていません。 なのに櫻井は、この虚構を「そこまで言って委員会」やBSフジ「プライムニュース」のテレビ番組を始め、著書、雑誌への寄稿、集会等で繰り返し発信。この罪は限りなく重い。 pic.twitter.com/3jaXBeNmHu
2018-10-02 18:00:22今発売中の『週刊金曜日』、「山場迎えた植村裁判」は西岡・櫻井問題をわかりやすくまとめてあるのでオススメ。特に西岡の、92年以降の雑誌寄稿21本をリストアップした「作為リスト」は使えると思った。あえてアップはしませんが。 pic.twitter.com/fPIxaXtIGO
2018-10-02 18:13:15櫻井の虚偽って、幾つかの嘘の積み重ねからできてて、そこが本当に悪質なんだよなぁ 植村裁判を支える市民の会「櫻井よし子研究」 sasaerukai.blogspot.com/search/label/%… リテラ(2018.04.02) 朝日新聞の慰安婦報道を「捏造」と糾弾していた櫻井よしこの「捏造」が裁判で明らかに! lite-ra.com/2018/04/post-3…
2018-10-02 18:22:12《いずれも「強制連行」を示す記述には触れず、自分の主張に都合のいい箇所だけを摘み食いして、「人身売買」というストーリーを仕立てあげたとも見える展開である》 右派論壇の一時の勢いに陰り、慰安婦訴訟で「訂正」相次ぐdiamond.jp/articles/-/180…
2018-10-02 18:32:03twitter.com/akabishi2/stat… この記事、右翼の尻馬に乗って『朝日新聞』バッシングに加担したメディアの関係者や研究者は正座して声に出して読むべき。
2018-10-02 21:10:57これが単なる「言論での反論」ではなく法廷闘争に訴えて初めて勝ち得た成果だということには2つの意味はある。一つは、裁判官を前にして証言するという状況に追い込まれたからこそ、櫻井・西岡の両名は自分の誤りを認めたということ。そうでなければどれだけ批判しても無視したに違いない。 twitter.com/nogawam/status…
2018-10-02 21:16:04第二に、彼らの主張を「言論」として批判の対象としようとした場合、ふつうはあそこまでデタラメなことを書いているとはちょっと想定しないので、なまじ彼らが言わんとする所を汲み取ってそのロジックを批判しようと考えてしまう、ということ。
2018-10-02 21:18:18かくいう私も、繰り返し思い知らされながらついつい「右翼とは言っても研究者とかジャーナリストと名乗っている人間がまさかありもしない文章を“引用”してみせるなんてことはないだろう」という前提で彼らのテクストを読んでしまうんだよね。
2018-10-02 21:20:16「言論による論争」なんてのは、たとえどれほどイデオロギー的な対立が激しかろうが、「Xという文献にYと書いてある」とあればそれはそうなんだろうと信用してよい、という前提で行うもんなんですよ。そこから信用できないとなれば、これはもう嘘つき相手の戦いにしかならないわけ。
2018-10-02 21:26:27あとはまあ、『新潮45』の件でもちょっと話題になったけど、西岡・櫻井両氏の原稿を担当してきた編集者や校閲者は長年の間いったいなにをやってきたの? って問題もありますわなぁ。読者と違って、世に出るテクストの品質に責任を負う立場なんだから。
2018-10-02 21:31:10右派本はただでさえ、出典や参考文献が明示されてなかったり、注釈が皆無の本などで溢れてるわけだけど、最低限鉤括弧の中は、元の文献や話者の引用なのだと思いきや、それすらも守られていないということが、ハッキリしてしまったわけだもんね。これ、かなり衝撃的な話だよな。
2018-10-03 00:05:30