アニメカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡を巡る旅、F-エフ-21話脚本:サーキットでは一人きり

アニメカイジに感動し、かつ高屋敷英夫さんは子供~大人になるまで、よく見る名前なので気になった…と思ったがこの方の歴史は膨大すぎた。 今回は、F-エフ-21話脚本。 前回はF-エフ-20話脚本。 https://togetter.com/li/1271879 続きを読む
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まきもgpfb @makimogpfb

高屋敷氏脚本F-エフ-21話まとめ2 軍馬が、自分が死んでも皆にとってはレジャーなのか、と皆の前で言ってしまうよう改変したのも、高屋敷氏のこだわりを感じる。 これは益々自分を孤独に追い込む言動であり、孤独な時ほどこうなってしまうのを、リアルに描いている。

2018-10-07 14:41:07
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高屋敷氏脚本F-エフ-21話まとめ3 更に根本の「噂」の一件で、軍馬は、命を預けるマシンやメカニックすら信じられなくなってしまう。 森岡曰く、タモツを「神様より信頼していた」軍馬にとっては、これは非常にきつい状況。 ここも、メンタル問題に長年取り組んできた高屋敷氏と、原作の相性が良い。

2018-10-07 14:42:39
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高屋敷氏脚本F-エフ-21話まとめ4 「オレ、お前のタイプか」という軍馬の問いに対し、根本が「愛してるわよ」と返すよう改変したのも上手い。 「真の愛」は孤独を救うものであるが、どう見ても根本の言葉は真意ではなく、まだ「大嫌いよ」の方がいい。これもまた、どんどん軍馬を孤独に追い込む。

2018-10-07 14:43:25
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高屋敷氏脚本F-エフ-21話まとめ5 終盤では、軍馬は遂に周りが見えなくなってしまう。ここが、カイジ2期脚本において、周りが見えなくなる一条とシンクロするのは、本当に驚き。カイジ2期20話も、過去の出来事によって一条の性格が歪み、人を信じる/愛することが出来ずに孤立していく様子が描かれる。

2018-10-07 14:45:20
まきもgpfb @makimogpfb

高屋敷氏脚本F-エフ-21話まとめ6 こういった孤独が救済されなければ、破滅に進んでしまう事も、高屋敷氏は多く描くが、果たして軍馬はどうなるのか。原作では、軍馬のこういった「危うさ」「影」が度々描かれ、アニメも、それに追随。 それが、OPに浮かぶ文字の一部「はかなさ…」に表れている。

2018-10-07 14:46:47
まきもgpfb @makimogpfb

高屋敷氏脚本F-エフ-21話まとめ7 いかに「孤独」を克服するか/または周囲が救済するかは次回へ持ち越しとなるが、これもまた、成長するための試練の一つ。 高屋敷氏が演出参加したエースをねらえ!でも、メンタル問題を扱っており、メンタル問題に取り組む、同氏の歴史の長さを感じた回だった。

2018-10-07 14:48:07
まきもgpfb @makimogpfb

高屋敷氏脚本F-エフ-21話まとめ8 追加で、EDについて書いておきたい。 原作によれば、冒頭の人形は、過去に総一郎(軍馬の父)が拾い、静江(軍馬の母)にあげたもの。 後に再会した二人が愛し合った結果、軍馬が誕生した。 それを踏まえ、軍馬が現在、そして未来へ駆けるという構成になっている。 pic.twitter.com/A549V56ioY

2018-10-07 14:51:39
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