的川先生とセミョさんとの対談 ~Yuri's Nightの背後で…~

Yuri's Nightと直接関連する訳ではないのですが、興味深い内容でしたので、まとめさせていただきました。 ※Yuri's Nightについては、こちらをご参照ください。 Yuri's Night Japan - 「Yuri's Night 2011 相模原」 http://yurisnight.jp/yn2011/sagamihara/ 続きを読む
19
@Semyorinko

昨日、的川先生と個人的に話しをする時間があったので、3月のイヴェントの反響、特にSNS社に関する件についてお伝えしました。講演の最後にも話されていましたが、あの時詳細はご存知ではなくて「堀江さんがロケットを造ってるらしい」という話のみ聞いていて、その上での印象の話だったとの事。

2011-04-24 09:04:29
@Semyorinko

「SNS社のロケットは成功しないと仰られた件で、インターネットではずいぶんと話題になっていまして……」「あはは、まあ、あれで奮起して頑張ってくれればいいですよ」との事でした。 > SNS社の関係者の皆様

2011-04-24 09:06:29
@Semyorinko

あと最近僕がうるさくツイートしていた、「NASAと比較しないと「はやぶさ」の凄さは伝えられないのか、門戸を広くする為には善意の嘘を織り交ぜても大丈夫なのか」という話題、広くは宇宙開発の広報活動についてもお話を伺いました。次のツイートが的川先生のコメント。

2011-04-24 09:10:54
@Semyorinko

「NASAと比べないと「はやぶさ」の成果が判ってもらえないなんて事は無いと思いますけどね。話し方・伝え方の問題だと思いますよ。例えば技術の話でも、話し方次第で子供は食いついて来ますから」

2011-04-24 09:13:54
@Semyorinko

「大体、何かと比べて上だ下だとか言ってても何も始まらないですよ。科学とか技術ってそういうものじゃないですからね。もっと、人類の何の役に立ったかとか、そういう見地で見ないと」

2011-04-24 09:14:13
@Semyorinko

「僕は、どうあっても、正確な事を伝えるべきだと思いますよ。単純に宇宙好きの人数が増える増えないよりも、広報の結果、宇宙開発が私達の未来をどう拓くのかの方が大事ですから。広報とはそういうものですよ」

2011-04-24 09:14:35
@Semyorinko

単純に宇宙ファン人口を増やす事が広報の目的ではないという事を、いつの間にか、忘れていたような気がします。どのようにしてファンを増やすかは、"広報"じゃないのですね。

2011-04-24 09:38:59
@Semyorinko

話を戻します。実は的川先生は別の件から同じような問題に直面しておられたのですね。テレビや本で描かれる「はやぶさ」は物語であり美談になっているから、それに感動してもらってもねえ、と。それと「NASAと比べて「はやぶさ」の価値を」というのは、実は抱えている問題は共通しているのですね。

2011-04-24 09:50:34
@Semyorinko

そしてもう一つ。ちょっと人生相談もさせていただいたのですけれども、「日本に宇宙開発の歴史家って必要だと思われます? 海外だと多くいらっしゃいますけど」「書きたいんですか?」「ええ、全部を」「日本の?」「ええ、日本もですが海外も含めて、全部」「そう、そうですかぁ……」

2011-04-24 10:02:06
@Semyorinko

「それじゃあね、あなたを信用して話しますよ。これは女房にしか話してなくて、その女房からも聞かせないでって言われて、あなたぐらいしか聞いてくれないんだけど」という前置きでものすごい話を頂きました。的川先生を含め、関係者がこの世からいなくなっている大体50年後に、開封してもいいよと。

2011-04-24 10:05:02
@Semyorinko

――というわけで、まあその、つまりは、「なれ」、と。50年後に開封出来るような人間に。

2011-04-24 10:06:06
@Semyorinko

的川先生が"先生"、つまり教育者で、そして歴戦の勇士を多数送り出してきた方だという事を、あの笑顔が素敵なお顔を前に、すっかり忘れておりました。退路を断った上で熱湯風呂にドン!

2011-04-24 10:20:32
@Semyorinko

というわけで的川先生との話の中で、宇宙広報の話と僕に関する話のみ記録。

2011-04-24 10:33:51
@Semyorinko

(書けない話を他にも山ほど聞きますた)

2011-04-24 10:39:16
@Semyorinko

……すみません、その青年は歴史の重みを纏う前に、メイド服を纏いました。

2011-04-24 10:11:16