深夜アニメ視聴歴10年選手のひろにかさん（女性）が『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』の最終回であふれた気持ちを連休の終わりに怒涛の連続感想ツイート（ネタバレ注意）

ひろにか＠春と言わず年中ねむい @hironika

連休最終日かー。しかしいまだに『体育の日』には10月10日ってイメージが(笑)

ひろにか＠春と言わず年中ねむい @hironika

そろそろ最終回の感想を書こうかなー。書きたいことを思い浮かべてたら9割がキリンの話になりそうな勢いで、「これ駄目でしょ・・・」と思って華恋ちゃんについても頑張って考えてキリン率を8割くらいまで落とせそうになったので。やっと(笑)。#スタァライト #RevueStarlight

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最終回。勝者が敗者から無慈悲に『奪う』構造を再生産した結果、「(私を)奪っていいよ」＋「(あなたを)全部ちょうだい」になって、『奪う』って構造のヤバい部分が消し飛んでしまった。再生産、半端ないな・・・(笑)。#スタァライト #RevueStarlight

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一方的(に奪う)のがマズかったので、再生産で双方向にグレードアップしたら解決した・・・ってことかなと。『奪い合い』を再生産したら、むしろ真逆の『与えあい』とか『分かち合い』と呼べるたぐいのものになるのが面白い。#スタァライト #RevueStarlight

ひろにか＠春と言わず年中ねむい @hironika

しかも『奪う』という攻撃的、いっそ暴力的な単語が残っているから、そのへんの攻撃性も込みで関係が(崩壊せず)成り立つのがすごいなと。#スタァライト #RevueStarlight

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奪うこと自体は否定してないと言うか。それで『奪う』って単語についてちょっと考えてみて、『目を奪う』って言い回しを思い出した。あと、キスのことを『唇を奪う』なんて言ったりもする。うむ、舞台的な意味でも百合的な意味でも、『奪う』は悪ではないな(笑) #スタァライト #RevueStarlight

ひろにか＠春と言わず年中ねむい @hironika

奪い合いの舞台を勝ち抜いた結果真逆の形に至った華恋ちゃんだけど、でも彼女はブレてないというか、一貫してやりたいようにやってるところもあって。「自分を全部あげるから、あなたを全部くれ」もエゴといえばエゴか・・・ややこしいなぁと思ったりした(笑)。#スタァライト #RevueStarlight

ひろにか＠春と言わず年中ねむい @hironika

それで、何故に華恋ちゃんが奪い合いから脱却できたか、ってことを考えだしたら、自分はめくるめくキリンワールドに取り込まれてしまった(笑)。ここから、キリンの話(他の舞台少女についても振れることはあると思うけれど)。長いです。おいでよキリンの国(何)。#スタァライト #RevueStarlight

ひろにか＠春と言わず年中ねむい @hironika

最終回のキリン氏への感情。「舞台少女の永遠の一瞬が、ほとばしるきらめきが見たい！」とヒートアップしていく彼を（こいつ、悪趣味だなぁ・・・）と眺めていたら、「あなたといっしょ♪」と見つめられ（しばくぞ）と思ったところがスタート地点でしたね・・・(笑)。#スタァライト #RevueStarlight

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キリンへの感想。「少女たちにきらめきを奪い合わせるなんて酷い！」→「でも自身のエゴイストぶりに自覚的であるようだし、自分がエゴむき出しなのに舞台少女たちのエゴを認めてないわけでもないから、まあ・・・」→「(地)表出ろ、今夜はキリン鍋だ」と変化した(笑)。#スタァライト #RevueStarlight

ひろにか＠春と言わず年中ねむい @hironika

自分で言っといてアレだけど、美味いイメージ無いな、キリン鍋・・・。むしろ食べたくない気がしてきた(笑)。いやあいつが腹立つ存在であることには変わりないけど、鍋の具材としてはちょっとね・・・(何の話)。#スタァライト #RevueStarlight

ひろにか＠春と言わず年中ねむい @hironika

話を戻して。なぜ華恋ちゃんが勝者が敗者から一方的に奪う構造の舞台から脱却できたかっていうと、やはりこれも再生産。自分だけでなく、舞台をも再生産したから。敗者は全部奪われ、勝者はただ一人。それはキリンの作った『運命の舞台』のルールなんですよ。あくまで。#スタァライト #RevueStarlight

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最終回のレヴュー、星罪のレヴューはキリンの舞台だったのが、アンコールで舞台は華恋のものとして再生産され、星摘みのレヴューは華恋とひかりの舞台・・・なのだと思います。自分の舞台なら、何やったっていいんですよね。一方的に奪うのが嫌ならやらんでいい。#スタァライト #RevueStarlight

ひろにか＠春と言わず年中ねむい @hironika

文やツイートによって、ですますがついたりつかなかったりしてますが、あまり気にしないでください・・・(笑)

ひろにか＠春と言わず年中ねむい @hironika

約束タワーブリッジも含めた舞台装置は、舞台少女のきらめきで勝手に動く(＝キリンの制御下に無い)そうなので、華恋ちゃんは約束タワーブリッジを突っ込ませることで舞台を自分のものにしたのでしょう。飛び入りした少女が、主催者から舞台をかっさらっていった。痛快。#スタァライト #RevueStarlight

ひろにか＠春と言わず年中ねむい @hironika

これも『奪う』ですな。自分の箱庭(舞台)に純粋な舞台少女たちを呼び込んで「奪え奪え」と焚きつけていたキリンが、今度は奪われる側に。エゴを一概に否定しない作品なのでキリンも邪悪なエゴイストとして断罪されはしなかったけど、因果がめぐってきた感じですかね。#スタァライト #RevueStarlight

ひろにか＠春と言わず年中ねむい @hironika

3話で真矢様に敗れた華恋ちゃん、4話で「キリンはオーディションの合格者は一人なんて言ってないから二人で合格しよう」と決意し、そこからずーっとブレずに行って最後にひかりちゃんを取り戻すのですが。キリンはむしろオーディションの合格者を一人にしたい側という。#スタァライト #RevueStarlight

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確かにキリンは言ってないんですけど、レヴューオーディションのシステムを見るに、そうなってるとしか思えないんですよ。そもそもオーディションをやってたった一人を選別しにきてるのキリンですからね(キリンのオーディションが無くても99期生の舞台は成立するので)。#スタァライト #RevueStarlight

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作品全体の構成の話になるけど。勢いでオーディションに飛び入りした主人公の華恋が(一度負けるも)決意を持ってオーディションに臨むようになるのが4話。そこまでが序盤戦として、中盤戦は舞台少女それぞれの背景(個性)を掘り下げ、作品世界を広げるパートだったと思う。#スタァライト #RevueStarlight

ひろにか＠春と言わず年中ねむい @hironika

5話はまひるちゃん視点で語られる話、6話は華恋ちゃんのレビューの話でなくふたかおがメイン、7話はサブタイからして大場ななオンステージ、8話はひかりちゃんの今昔。真ん中の四話は、華恋ちゃんは少し脇に寄っているように思える。もちろん意味があって。#スタァライト #RevueStarlight

ひろにか＠春と言わず年中ねむい @hironika

皆キリンの誘いに乗ってトップスタァを目指し争うも、それぞれの夢は、エゴは見事にバラバラ。『人を笑顔に出来る温かいスタァに』『世界一きらめく香子を隣で見たい』『踊りを世界一極めたい、双葉はんとも一緒がいい』『あの舞台をもう一度』『華恋との約束の舞台』。#スタァライト #RevueStarlight

ひろにか＠春と言わず年中ねむい @hironika

確かにぶつかり合うしかない願いもある。幼馴染と一緒に舞台に立つことを望む華恋・ひかりと、去年の舞台を再びと望むななはどちらかが譲るしかない(「あの子もほしくなっちゃいました」って具体的にどうするつもりだったんだろう・・・去年はひかりちゃん英国でしょ)。#スタァライト #RevueStarlight

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しかしながら、双葉と香子の夢は両立し得る。あくまで自分の在り方の問題であるまひるもそう。キリンのメールにもあった、スタァライトの一節。『お持ちなさい あなたの望んだその星を』。それぞれの舞台少女が望む星は、異なるものである可能性を示唆しているのでは。#スタァライト #RevueStarlight

ひろにか＠春と言わず年中ねむい @hironika

同じ舞台に集い、同じように星をつかもうと手を伸ばしていたから、奪い合う相手と錯覚していたけれど、実はてんでんバラバラに異なる星をつかもうとしていたのではないだろうか。舞台少女たちは。#スタァライト #RevueStarlight

ひろにか＠春と言わず年中ねむい @hironika

同様に『トップスタァ』を目指していた真矢さんとクロディーヌさんも、『トップスタァ』観は違う気がするし・・・。純那さんも違いそう。実は全く同じものを求めていたのは華恋とひかりだけ、なんてこともあるのかも(ひかりは華恋のきらめきを奪うのが嫌で諦めたけど)。#スタァライト #RevueStarlight