北村明子 Cross Transit 『土の脈』 2018年10月横浜・松本公演 Tweetまとめ
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書いてあったが、なるほどイスラエルダンスを思わせる構成力と動きの一挙一動に圧倒される。 それにしても過去の方法論を積むだけでも十分やっていけるのに、新たにフィールドを歩き、感じ、考え、前に進んでいる北村明子先生には本当に尊敬を覚える。
2018-10-21 19:25:39欲を言えばダンサーたちがさらに一度身体言語を解体し、もう一度この作品の景色で再構成されるような痕跡が示されれば最高なのだが。 人生はやはり旅であり、探求であり、発見だ。そう痛感した。
2018-10-21 19:26:08先日よきぃこと横山裕章氏音楽監督CrossTransit「土の脈」観。言語を越え音楽と肉体と肉声が縒り合い鼓動が話し出す。強く逞しい音脈を目の当たりにしながら今回はどこか柔らかな色を思った。激しさは嬉しさのようであった。正しいか分からないけど。鼓動は素直だよ。akikokitamura.com
2018-10-21 23:09:05北村明子さん #crosstransit の残像を頼りにつらつらとーー。駅から市民芸術館の会場へ向かう道すがら視えている山の頂を隠す灰色の雲は「キリマンジャロの雪」を連想させそれが朽ちた白骨のイメージにふくらみ骨といえば木の葉に骨のように浮かんで視えるあれは葉脈と呼ばれているのだったなと意識が
2018-10-22 22:26:35北村明子さん #crosstransit (承前)滑りだし、脈、脈なのか、と、いまから観にゆく土の脈との符合に気づいてしまうとあの舞台での出来事がすべて……ダンサーがまき散らす紙くずはもう朽ちた白骨にしか視えず太鼓が響かせる音は心臓の「鼓動」、ペナ奏者の足踏み、拍動は脈拍の視聴覚イメージに
2018-10-22 22:26:43北村明子さん #crosstransit (承前)重なり山ーー山脈ーーに包まれる松本の会場でこの公演を体験したことの意味を噛みしめずにはいられないーー。
2018-10-22 22:26:48北村明子『土の脈』/レニ・バッソの頃は作品を作ればそれが自然に脈絡になっていったが、Cross Transitシリーズはその脈がよくわからない感じが最初からあった。自作を豊かにするために目新しい要素をアジアから見つくろって導入するだけなら植民地主義なのでは、とすら思われた。
2018-11-02 18:37:20だが回が進むにつれだんだん明らかになってきた。今回などインドのマニプール、カンボジア、インドネシアに日本と多国籍。呼ばれた人たちは現地においても時代や隣接地域との関係で絶えず変化しており、北村とのコラボによっても変化している。現地の完成品を輸入してくるただのショッピングではない。
2018-11-02 18:37:20つまりそれぞれの出演者が、他者との出会いや、伝統の継承と変革、隣接地域との交渉によって絶えず変化している姿を見せるのがCross Transitシリーズの核心なのではないかと思うに至った。それならもうちょっとそれをわかりやすく示してくれてもよさそうなものだとは思う。
2018-11-02 18:37:20そういう意味でも、振付に合わせに行っているダンサーが何人かいたのは残念。振付との出会いにより変化する自身を見せてほしい。阿部好江の歌の方が一瞬でなにもかも理解させる力を持っていた。踊りでは清家悠佳が出色。
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