@lizard_isana そうですね。金星探査機などはそれでいいのだと思います。が、「その先」の木星や土星系、枯渇彗星やトロヤ群小惑星、天王星系などの探査を求めるなら、やはり工学系ががんばれる仕組みが必要か、という気がしています。
2009-12-01 00:52:21@ShinyaMatsuura D論執筆を問題にされているのであれば、取材対象から少し遠ざかった視点をもたれてみてはいかがでしょうか。D論執筆は確かに研究者への登竜門ですが、税金を使う研究、という納税者への説明責任から言えば、本末転倒していると思います。
2009-12-01 00:52:46@5thstar 極端なことを言えば、納税者は常に未知への挑戦を「日本が(お前さん)がやらなくてもいいではないか」と蹴飛ばすことができます。スパコン2位以下でもいいじゃんの論理。
2009-12-01 01:00:54@ShinyaMatsuura 蹴飛ばす人間もいれば、応援する人間もいる。どこまで広範囲に理解されているか、ですね。
2009-12-01 01:03:15早い話、2004年にASTRO-Gが選ばれたとき、最後まで競ったのは工学系の出した電力ソーラーセイルのMUES-Dでした。ところが、次の2008年のセレクションでは、MUSES-Dは出てこないで、選考もなしにASTRO-Hが宇宙開発委員会に提出されました。一体何があったのか?
2009-12-01 01:04:13@ShinyaMatsuura でも先日のX線望遠鏡の話じゃ、「どこにニーズがあるかしっかり見極めてプロジェクトを立てるべし」って言ってませんでした? 小惑星探査だと「工学系の行きたがるところへ行かせてやれ」になるように聞こえますが。
2009-12-01 01:04:15@5thstar M-V廃止の経緯は、分かった限りのところを学研の歴史群像シリーズ「日本の宇宙開発」に書きました。「M-Vロケット廃止から読み解く日本宇宙開発の変動」という記事です。今ここでつぶやいているのはその続きですね。M-Vがなくなった結果、何が宇宙科学で起きたか、です。
2009-12-01 01:07:23@nojiri_h ニーズではないですよ。あの時言ったのは、「どこを研究対象として選べば、世界一線級の結果を出せるかという意識が必要」ということです。精密科学に陥るかも、という危惧を書いたですよね。
2009-12-01 01:09:42@ShinyaMatsuura 同じことじゃないですか。ニーズは必要性であってウォンツ(欲求)とは違う。「ここを突けば世界一線級の成果が出せる。そのために望遠鏡が必要だ」と理学が言ってきたら、それは工学系と対等に秤にかけるべきであって。
2009-12-01 01:20:15