いぬのせなか座・山本による、上妻世海『制作へ』刊行記念トークイベントに向けてのメモ

山本浩貴（いぬのせなか座） @hiroki_yamamoto

宮川については、読売アンデパンダン展から「アンフォルメル以後」、中原佑介との影論争、などの背景を把握した上で「制作へ」を読むとさらに考えることは増えると思う　影論争については、ふつう、高松次郎の作品をめぐる議論とされるわけだけど、その発端となる中原の「影と神秘の画家たち」でも

山本浩貴（いぬのせなか座） @hiroki_yamamoto

それへの宮川の応答においても、そのころシルエットを用いた作品を作っていた荒川が言及されていて、かつ、宮川は荒川を自らの理論の中心のひとつに位置づけながら影論争の延長で『鏡・空間・イマージュ』を書いている。その後も宮川はことあるごとに荒川を論じ、ニューヨークでも交流をもった。

山本浩貴（いぬのせなか座） @hiroki_yamamoto

宮川死後、荒川は追悼文を２本書き、さらに1990年には宮川へのオマージュ展を開催、そこではじめて絵画の手前側に鑑賞者が乗れるボードを置いた作品を発表した。画面の手前側の非人称的空間を具体的身体・生の問題へ。

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そこでの図録に掲載された荒川ギンズ「エピナール・プロジェクト　制作ノート」 pic.twitter.com/lL8NakGvwp

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📕FAIR📕店内では「制作へ」をはじめとした関連書籍と、上妻世海さんによる「制作へのフォーム作り、素振りとしての三十冊」⚾️をテーマに選書いただいた30冊を選書に寄せた書き下ろしのエッセイ（無料配布中）とともにご紹介しています📚 pic.twitter.com/hcIwDnIPr1

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♦️EVENT♦️ 11/3(土)19:00-21:00「制作へ」著者の上妻世海さんとゲストにいぬのせなか座より山本浩貴さん、鈴木一平さんをお迎えしトークイベントを開催いたします！

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NADiffのHP及び店頭にてご参加予約承っております！！ フェアとイベント詳細は👉nadiff.com/?p=11653 #上妻世海

上妻世海 @skkzm

『制作へ』が歴史的文脈に接続されている！！ここから更に可能性の線も引かれていく予感が漂う！！ 素晴らしい！山本くんの流石の力量。当日がどんどん楽しみになってくる。 この一連のツイートを見て気持ちが高まる人たち、是非ナディッフ、来てね！！ nadiff.com/?p=11653