- motoyaKITO
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毛の処理
毛並みの逆からナイフを沿わせると簡単に毛が抜けます。 #タンニンなめしチャレンジ pic.twitter.com/yjx4dYqdd0
2018-11-08 17:10:51美肌ですね。 #タンニンなめしチャレンジ pic.twitter.com/fz7JspHOzm
2018-11-08 17:11:5330分ほどで出来ました。これは毛のあった表側です。ちょっと残ってても後の工程で抜けるので(゚ε゚)キニシナイ 古傷やダニに喰われた痕が散見されます。 #タンニンなめしチャレンジ pic.twitter.com/ks138jLfId
2018-11-08 17:14:26脱灰
フレッシングで取りきれなかった脂肪を簡単に取り除いたあとに水に晒して脱灰します。 #タンニンなめしチャレンジ pic.twitter.com/yzZCPcJpJ5
2018-11-08 17:17:52脱灰は一般的なクロムなめしでは塩酸や有機酸で中和、さらに酸性にまでします。クロムは酸性にしか溶けませんので浸酸という作業が入りますがタンニンなめしには必要がありません。しかし皮が極端にアルカリだと問題があるため5~10%程度の酢酸を加え中和しました #タンニンなめしチャレンジ
2018-11-08 17:21:44酢酸を入れるとあら不思議。ぶよぶよの豚足様だった皮が、たちまち元のしなやかさを取り戻したではありませんか! (見た目に変化ないので写真は割愛) #タンニンなめしチャレンジ
2018-11-08 17:27:49洗剤で脱脂
最後に食器用洗剤をいれて今日の作業は終了。 本番のなめし処理前に界面活性剤による脱脂をしてなめし剤の浸透をしやすくします。 #タンニンなめしチャレンジ
2018-11-08 17:36:131日洗剤に浸けて脱脂しました。流水でしばらく洗い、取りきれていなかった脂肪層をフレッシングしてこんな感じ。多少残りますが最後の工程で取れますので(゚ε゚)キニシナイ #タンニンなめしチャレンジ pic.twitter.com/sVF4UU2kka
2018-11-10 10:05:37表皮側はこんな感じ。同じく多少毛が残っていますが以下略 #タンニンなめしチャレンジ pic.twitter.com/tQ7rTrHix9
2018-11-10 10:06:41なめしチャレンジ
思ったより皮が厚いのでタンニンのみでは固すぎると判断し初回なめし剤にミョウバンを加えることにしました。水10Lに対し100gのミョウバン50gの塩100gのタンニンを加え沸騰。冷ましてからなめし開始です #タンニンなめしチャレンジ pic.twitter.com/EmqniJOlOt
2018-11-10 10:12:55@SHIMAQ404 とりあえず一週間様子を見て、徐々にタンニン濃度を上げていきます。 #タンニンなめしチャレンジ
2018-11-10 10:14:38今回ミョウバンを加えたのは仕上がりに柔らかさを持たせるためです。 タンニンのみだと非常に硬く型崩れしないものが出来上がります。カバンなんかの用途にはぴったりですが、今回そこまでの硬さは求めておらず加工性も考えてある程度の柔らかさを与えることにしました。 #タンニンなめしチャレンジ
2018-11-10 15:19:07番外編
【タンニンなめし番外編】 これは以前なめしたヌートリアの毛皮です。 同じくタンニン+ミョウバンのコンビなめしで処理しました。皮が薄かったので煮出したお茶に1ヶ月浸けてこの風合いです。 #タンニンなめしチャレンジ pic.twitter.com/OR8ATAePfD
2018-11-10 16:42:25@SHIMAQ404 太い毛とダウンのような毛が層になっており防水性、防寒性に優れた非常に優秀な毛皮です。戦時中にこれを目当てに輸入されたのもわかる気がします。 #タンニンなめしチャレンジ pic.twitter.com/n2nFtF9lXu
2018-11-10 16:44:54@SHIMAQ404 ミョウバンを加え、最終工程でのストレッチングを丁寧にしたところここまで柔らかく仕上がりました。 #タンニンなめしチャレンジ pic.twitter.com/u597mpYyQ6
2018-11-10 16:45:58@SHIMAQ404 革なめしをしてると、どうしても毛の美しさに魅了され毛皮にしたくなるのですが、毛皮は作っても使うシーンがなく飾ったりこうやって話のネタにするくらいしか利用することがない悲しさ #タンニンなめしチャレンジ
2018-11-10 16:48:34