一橋大学 石倉洋子名誉教授講演メモ
- TomookaKenji
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2018年、世界の力関係がどんどん変わっている。EUの変化も大きい。メルケル後のドイツはどうなるのか、など。
2018-11-14 11:06:54競争力調査(世界経済フォーラム)の指標も変化。去年まで11位ぐらいだった日本は5位に変わった。サービス業の評価をプラスしたため。
2018-11-14 11:07:57どこの国でも格差が広がっている。国の中での格差が拡大。日本は割と安定している。大国の中で政治が安定しているのが日本。一方ダイナミズムがないのも日本。
2018-11-14 11:09:51経済成長と生活感覚とのギャップ指標で先進国30カ国の中で日本は24位。これも新しい指標。評価軸もどんどん変化。健康寿命の部分では日本は良い。格差も少ない。債務、高齢化がネガティブな評価。
2018-11-14 11:12:25世界秩序の崩壊、誰がリーダーか不透明。はっきりした世界秩序がない。国境の意味そのものが議論にもなる。ビジネスに国境がない。企業が競争する場と国が競争する場、役割も変化。民間企業、政府、国際機関それぞれが何をするのか役割の見直しが必要。その中で個人の役割が大きくなる。
2018-11-14 11:14:54民間企業がこれから頑張ってもらわないと世界の中の問題が解決しない。世界を相手にするのが民間企業。資産を一番持っているのは企業、付加価値を作るのは企業。政府はその付加価値をどのように再配布するかが仕事。
2018-11-14 11:16:09テクノロジーが原動力になって変化が起こっている。第4次産業革命がどんどん進行。これまでとの違いは、スピード、スコープ、システムへの影響。
2018-11-14 11:17:37Disruption Ahead。破壊される業界も、新しく生まれる業界もある。自動車業界といってもくくりが昔から変わっている。スマホがどこの業界か、といってもくくりきれない。
2018-11-14 11:19:16SDGs 最近関心を集める世界の課題。企業をはかる一つの尺度。網羅的でこれを進めると最終的に儲けも増える。
2018-11-14 11:20:52テクノロジーの光と影。テクノロジー万能論が強かった時代から変化。テクノロジーの変化の方向性がはっきりしない中で、事業戦略を定めなければならない。
2018-11-14 11:22:46データはだれのものか、プライバシーの課題。Facebook、Google、Amazon、Apple4社に寡占されている現状。スタートアップもすべて4社に買われてしまう。
2018-11-14 11:25:20日本はSociety5.0を提起。海外では知られているが、国内ではあまり知られていない。経団連も力を入れて推進。イマジネーションで勝負できる社会を作ろう。
2018-11-14 11:27:03事業戦略の一環としてサステナビリティ活動を行うことが重要。長期的には利益に結びつく活動として行う必要がある。企業1社でやることは不可能。企業群や市民団体などと組む必要あり。エコシステムの作り方、誰と組むか。
2018-11-14 11:29:04単身世帯の増加は健康問題につながるが、テクノロジーが役に立つ領域。介護離職が日本では大きな問題。こういった問題をいかに解決するか。
2018-11-14 11:31:412020年までに影響が大きい課題は何か、と企業に聞いたところ、柔軟な働き方、新しい働き方が最重要な課題として浮かび上がってきた。一方、正社員や非正規雇用の問題を放置。自前主義の修正が必要。就職協定の見直しで反対意見が出る日本の異常さ。グローバルな人材採用を考えないと。
2018-11-14 11:35:20仕事って一体なんなのかをしっかり考える必要あり。21世紀は個人の時代。会社の名前なしで生きていける。私もフリーターになった。フリーターになって4年。楽しいし、なんとかなる。いろいろ自分でやらなきゃならないので大変だけど、テクノロジーが解決してくれている。
2018-11-14 11:37:07